100万円で買える輸入車10選(ドイツ車編)
メルセデス・ベンツをはじめ、BMWやポルシェ、アウディ、VW(フォルクスワーゲン)など、日本の輸入車市場において絶大な存在感を誇るドイツ車勢。
日本自動車輸入組合(JAIA)のデータを見ても、日本で登録される外国メーカー車の約6割強(約3分の2)をドイツ勢が占めており、その人気の高さと信頼性は揺るぎないものとなっています。
今回はそんな魅力あふれるドイツ車の中から、100万円台の予算で十分に狙えるおすすめの中古車10台を厳選して紹介します。
- Chapter
- メルセデス・ベンツ CLSクラス
- メルセデス・ベンツ C200コンプレッサー
- BMW 530i
- フォルクスワーゲン アルテオン
- アウディ A3
- フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント
- アウディ TTクーペ
- BMW ミニ
- ポルシェ「ボクスター」
- アウディ A5 スポーツバック
- 故障が心配な人は、こんな保障がおすすめ
メルセデス・ベンツ CLSクラス
4ドアクーペという新たな価値を確立した初代の流れを汲み、さらなる洗練を重ねて2011年に登場した2代目メルセデス・ベンツ CLSクラス(C218型)。
定評あるW212型Eクラスのシャシーをベースに、よりスタイリッシュでエレガントなフォルムへと昇華させたモデルです。
パワートレインは多岐にわたり、2.2L直4ディーゼルターボを積む「220d」、3.5L V6ガソリンツインターボの「CLS400」、そして4.7L V8ツインターボを誇る「CLS550」などをラインアップ。
インテリアはSクラスにも通じる上質な本革シートや艶消しウッドパネルが贅沢にあしらわれ、メルセデスらしい質感と仕立ての良さが漂います。室内を彩るアンビエントライトも設定され、上質な空間演出に一役買っています。
なお、スポーティな世界観を好むならホールド性に優れたシートを備える「AMGライン(AMGパッケージ)」、ラグジュアリーで穏やかな仕上がりを求めるなら標準モデルを選ぶのが良いでしょう。
前期型と後期型でエクステリアの表情が大きく異なる点も見逃せません。前期型が横基調の端正なグリルとシャープなヘッドライトで硬派な印象を与えるのに対し、後期型はシングルルーバーのダイヤモンドグリルや流麗なヘッドライトデザイン、大型開口部を持つフロントバンパーへと刷新され、一気にモダンな装いとなりました。
予算はやや上がりますが、より現代的で洗練された佇まいを求めるなら後期モデルがおすすめです。
メルセデス・ベンツ C200コンプレッサー
メルセデス・ベンツ屋台骨を支える人気車種が、ミドルクラスセダンのCクラスです。
コンパクトでありながら、Sクラスのような上質なエクステリアと乗り心地を誇る車で、メルセデス・ベンツのなかでも人気の高い車種となっています。
2021年にモデルチェンジを受けて4代目(W206)となった)は、もっとも廉価のC180でも新車価格は約600万円という高級車です。そんなCクラスが100万円で乗れたら良いと思いませんか?
ここでピックアップしたのは、3代目(W204)CクラスのC200コンプレッサーです。
C200コンプレッサーの魅力は、なんといってもそのフロントフェイスです。
「エレガンス」と「アバンギャルド」という2種類のコンセプトでデザインされたフロントグリルを持っています。
「エレガンス」はメルセデス・ベンツのセダンに用いられてきたデザインを、「アバンギャルド」はクーペで用いられてきたデザインを踏襲しています。
とくに「アバンギャルド」のフロントグリルは、中央にメルセデス・ベンツのマークであるスリーポインテッドスターをあしらったスポーティーかつ大胆なデザインとなっています。
走りはメルセデス・ベンツのそれで、C200コンプレッサーは”アジリティ」(俊敏性)”をテーマに開発されています。
安定した走りを支えているのは、新しくなったシャーシで、これにより2代目のCクラスよりもボディ剛性が13%も向上し、走行時の振動を素早く収めます。
また、車両重量配分も52:48とバランスが良くこともポイント。とても軽快な走りを実現するスポーツセダンとなっています。
BMW 530i
次に紹介するのはBMWの5シリーズです。
5シリーズと言えば、メルセデスのEのクラスと並ぶアッパーミドルセダンの代表格です。
このクラスになると、コンパクトな3シリーズやCクラスでは味わうことのできない、高性能を堪能することができます。そんな5シリーズに100万円で乗れたら嬉しいですよね。
ピックアップしたのは、シリーズ5代目に当たるE60型です。
なかでも、3.0L 直列6気筒を積んだ530iがおすすめです。
エクステリアは、イタリア人デザイナーであるダビデ・アルカンジェリが手掛け、それまでのBMWとは異なる新しいデザインを提案しました。
特にヘッドライトは切れ長であり、スポーティかつアグレッシブな印象になっています。
ステアリングには、「アクティブステアリング」という可変ギアレシオ・パワーステアリングが搭載されており、低速から高速域まで安定したハンドリングを実現。
走行中にハンドルの挙動の異常を察知すると、舵角を自動で修正もしてくれます。
エンジンはBMWのお家芸とも言える直列6気筒DOHC(シルキーシックス)で、3,500回転で30.6kgmの最大トルクを発生し、BMWのスローガンである「駆け抜ける喜び」を体感することができます。
カーブを鋭く曲がり駆け抜けたときの爽快感はBMWでしか味わえないもの。これが100万円で体感できるのはバーゲンプライスといっても過言ではないでしょう。
フォルクスワーゲン アルテオン
フォルクスワーゲンのフラッグシップセダンとして、2017年に登場したプレミアムグランドツアラー「アルテオン」。残念ながら1世代限りでその歴史の幕を閉じたプレミアムモデルです。
パサートの上位に位置するモデルだけに、VWが持ちうる上質な意匠と最先端技術が惜しみなく投入されたアルテオンは、セダンとしての高い快適性はもちろん、地を這うようなワイド&ローのプロポーション、存在感を放つ大柄なフロントグリル、そしてクーペのように美しく流れるサイドラインが見事な調和を見せています。
ボディタイプはファストバック(セダン)と、後に加わったシューティングブレークの2系統で展開されましたが、現在100万円台の手ごろな予算感で狙えるのは前期型のファストバックモデル。
インテリアには質の高い本革シートをはじめ、アンビエントライトやデジタルメータークラスター(液晶メーター)が標準装備され、現行車と比較しても遜色のないラグジュアリーな室内空間を堪能できます。
心臓部には2.0Lターボエンジンを搭載し、最高出力280PS/最大トルク350Nmを発生。ダイレクトな変速を見せる7速DSGとフルタイム4WD「4MOTION」との組み合わせにより、力強く安定感あふれる走りを提供します。
これほどのパフォーマンスを秘めた大人のプレミアムGTが100万円台からとなれば、ぜひ検討したい注目の選択肢です。
アウディ A3
アウディのエントリークラスとして人気の高いA3は、”小さな高級車”のコンセプトで、1996年にデビューしました。
欧州ではCセグメントに属する車で、フォルクスワーゲン ゴルフとプラットフォームを共用しています。
100万円以下でピックアップするのは、2003年から2012年にかけて販売された2代目モデル。とくにリアに大きな荷室を備えたコンパクトワゴンスタイルの5ドアスポーツバックがおすすめです。
A3は、フロントにエンジンを横置きに配置するFF車です。こうすることで車内をより広く使うことができます。
そのエンジンは、TFSIと呼ばれる直噴式の1.4Lターボで、最高出力125PSと最大トルクは20.4kgmを発生します。
普段使いにも良し、走りも楽しめるコンパクトカーに仕上がっています。
よりハイパフォーマンスを望む方には、2.0LのTFSIエンジンにフルタイム4WDのクワトロシステムを組み合わせた”クワトロ”も販売されていたので、そちらを探してみるのも手です。
フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント
質実剛健なドイツ車の魅力を味わいたい。中古車としての年式と価格のバランスを考慮すると、真っ先に候補へ挙がるのがフォルクスワーゲン ゴルフです。
なかでもステーションワゴンモデルのゴルフ ヴァリアント(7代目)は、実用性に優れた1台。ラゲッジ容量はハッチバックの380Lに対し、605Lを確保。さらにリアシートを倒せば1,620Lもの広大なスペースが出現します。
DIY用の長尺材を積み込むような場面でも頼もしく、「ミニバンの背の高さには抵抗がある」という方にも最適の選択肢となるでしょう。
ラインナップは、1.2Lターボを積む「トレンドライン」と、1.4Lターボの「ハイライン」が中心。スポーティな走りを極めた最高出力310PSの2.0L 4WDモデル「R」も存在しますが、こちらは100万円台で狙える手軽なモデルではありません。
ドイツ車らしい張りとしなやかさを併せ持つサスペンションは、欧州車のエントリーとしても申しぶんない仕上がり。気になるボディサイズは全長4,575mm×全幅1,800mm×全高1,485mmと、取り回しのしやすさも魅力です。
アウディ TTクーペ
アウディのプレミアムコンパクトクーペ「TT」。2023年に3代目モデルが生産終了となり、現在は絶版車として中古車市場で根強い人気を博しています。
100万円前後の予算感で現実的なターゲットとなるのは、2代目モデル(8J型)。
円をモチーフにしたアイコン的デザインの初代から一転、2代目はより洗練された洗練のフォルムへと進化。大人がフォーマルなシーンに乗りつけても絵になる、上質なスポーツクーペへと仕上がっています。
技術的なハイライトは、ASF(アウディスペースフレーム)の採用です。フロントまわりに軽量なアルミ、リア側にスチールを配置する巧みなハイブリッド構造により、50:50の理想的な前後重量配分を実現。軽快かつ気持ちのいいスポーツドライビングを味わえます。
パワートレインには1.8Lターボおよび2.0Lターボを用意。ダイレクトな変速感が魅力のデュアルクラッチトランスミッション「Sトロニック」は6速仕様となり、最新モデルと比較すると世代を感じさせる面もありますが、これが100万円台の手ごろな価格帯で手に入るとなれば見逃す手はありません。
中古車市場ではFFモデルが主流ですが、アウディ伝統のフルタイム4WD「クアトロ」搭載車に出会えることも。圧倒的な走行安定性を誇るクアトロの走りはアウディならではの醍醐味であり、根気強く探す価値は十二分にあります。
クーペで気になる荷室性能ですが、大人2人の2〜3泊分の旅行バッグを余裕で飲み込むラゲッジスペースを確保。実用性も含めて、今なお非常に満足度の高いプレミアムクーペと言えます。
BMW ミニ
ミニはイギリスのBMCが1959年に発売した車です。1994年にBMWが、ミニの権利を手に入れ、2001年に新型モデルを発表しました。
そのエクステリアはBMC時代のミニをモチーフとして作られており、伝統を感じられる上品なデザインに仕上がっています。
また、BMWが開発したことで、走りも向上。座面が低いことで味わえるスピード感や、切れ味の鋭いステアリングは「ゴーカート・フィーリング」と形容されるほどです。
そんなBMW ミニで、100万以下で買えるのは、2代目のR55と呼ばれるモデル。3ドアが中心ですが、使いやすい5ドアやワゴンのカントリーマンも見つかります。
その走りを支えているのは、フロントにストラット式、リアにマルチリンク式という組み合わせのサスペンションです。
とくにリアのマルチリンク式サスペンションは、構造が複雑でかつ部品点数も多くコストも高くなるため、コンパクトカーではあまり使われることがありません。
それを使うことで、ミニ独特の優れたハンドリングを生み出しているのです。
また、ボディ剛性が高く、サスペンションも固く設計されているので、高速道路を走行中でも車体がふらつかず、安定します。このような高い走行性能がミニの魅力です。
ポルシェ「ボクスター」
最後に紹介するのは、ポルシェ「ボクスター」水平対向エンジン(Boxer)が装備されたオープンカー(Speedster )であることから、ボクスターと名付けられました。
初登場は1993年のデトロイトオートショー。1996年に市販車として販売開始されました。
2015年12月に新型の718ボクスターが発売されるなど、ポルシェの人気車種のひとつ。
100万円で狙えるのは、初期の2.5Lモデルになりますが、ポルシェらしいハンドリングと強力なブレーキ、さらに水平対向6気筒のスムーズかつパワフルな乗り味は健在。入門編ポルシェとしておすすめです。
アウディ A5 スポーツバック
クーペの美しきエレガンスに、セダンの快適性とアヴァント(ステーションワゴン)の優れた利便性を融合させる―。そんな革新的なコンセプトのもと誕生したのが、アウディ A5スポーツバックです。
流麗なルーフラインと躍動的なキャラクターラインが織りなすフォルムは、誕生から時を経たいまなお色褪せることなく、プレミアムな存在感を放ち続けています。
2010年に登場した日本デビュー仕様は、最高出力211PS/最大トルク350Nmを発揮する2.0Lターボエンジンに、7速Sトロニックと伝統の4WDシステム「クアトロ」をセットアップ。
凍結路面などの過酷な状況はもちろん、高速クルージングやワインディングでも不変の絶対的な安心感と、胸のすく走りを提供してくれます。
その走りの要となるのが、VWグループの縦置きパワートレイン用プラットフォーム、MLP(モジュラーロンギチューディナルプラットフォーム)。
エンジンの搭載位置を下げることで前後重量配分を最適化し、正確無比なハンドリングとフラットな高速安定性を両立。クラスを超えた上質な乗り心地を実現しています。
美しいファストバックスタイルでありながら、トランク容量は530Lと広大。日常使いやロングドライブの利便性を損なうことなく、スタイリッシュな車生活を高いコストパフォーマンスで手に入れられる魅力的な選択肢です。
故障が心配な人は、こんな保障がおすすめ
100万円という金額でも、ネットをくまなく探せばコンパクトハッチからメーカーのフラッグシップセダンまで、いろいろなモデルが出てきます。
ただし、年式が古い中古の輸入車は修理に掛かるお金が心配という人も少なからずいるでしょう。そんな方にオススメなのが、「車選び.com保証 EGSプラス」
こちらは、中古車の輸入車でも初度登録から15年7万キロ又は、10年10万キロまでなら加入できる保険です。
欲しい車を見つけたけど、故障しないか心配だという方は、このような保険もご利用してみてはいかがでしょうか?





























