100万円で買える輸入車5選(ドイツ車編)
メルセデス・ベンツをはじめ、BMW、ポルシェ、アウディ、VWなど、輸入車のなかでも、とくに日本での人気が高いドイツ車。
2023年に日本で販売された輸入車の約2/3をドイツメーカーが占めるなどその人気は絶大です。
今回はそんなドイツ車のなかから100万円で買える中古車を5台ピックアップしました。
メルセデス・ベンツ C200コンプレッサー
メルセデス・ベンツ屋台骨を支える人気車種が、ミドルクラスセダンのCクラスです。
コンパクトでありながら、Sクラスのような上質なエクステリアと乗り心地を誇る車で、メルセデス・ベンツのなかでも人気の高い車種となっています。
2021年にモデルチェンジを受けて4代目(W206)となった)は、もっとも廉価のC180でも新車価格は約600万円という高級車です。そんなCクラスが100万円で乗れたら良いと思いませんか?
ここでピックアップしたのは、3代目(W204)CクラスのC200コンプレッサーです。
C200コンプレッサーの魅力は、なんといってもそのフロントフェイスです。
「エレガンス」と「アバンギャルド」という2種類のコンセプトでデザインされたフロントグリルを持っています。
「エレガンス」はメルセデス・ベンツのセダンに用いられてきたデザインを、「アバンギャルド」はクーペで用いられてきたデザインを踏襲しています。
とくに「アバンギャルド」のフロントグリルは、中央にメルセデス・ベンツのマークであるスリーポインテッドスターをあしらったスポーティーかつ大胆なデザインとなっています。
走りはメルセデス・ベンツのそれで、C200コンプレッサーは”アジリティ」(俊敏性)”をテーマに開発されています。
安定した走りを支えているのは、新しくなったシャーシで、これにより2代目のCクラスよりもボディ剛性が13%も向上し、走行時の振動を素早く収めます。
また、車両重量配分も52:48とバランスが良くこともポイント。とても軽快な走りを実現するスポーツセダンとなっています。
BMW 530i
次に紹介するのはBMWの5シリーズです。
5シリーズと言えば、メルセデスのEのクラスと並ぶアッパーミドルセダンの代表格です。
このクラスになると、コンパクトな3シリーズやCクラスでは味わうことのできない、高性能を堪能することができます。そんな5シリーズに100万円で乗れたら嬉しいですよね。
ピックアップしたのは、シリーズ5代目に当たるE60型です。
なかでも、3.0L 直列6気筒を積んだ530iがおすすめです。
エクステリアは、イタリア人デザイナーであるダビデ・アルカンジェリが手掛け、それまでのBMWとは異なる新しいデザインを提案しました。
特にヘッドライトは切れ長であり、スポーティかつアグレッシブな印象になっています。
ステアリングには、「アクティブステアリング」という可変ギアレシオ・パワーステアリングが搭載されており、低速から高速域まで安定したハンドリングを実現。
走行中にハンドルの挙動の異常を察知すると、舵角を自動で修正もしてくれます。
エンジンはBMWのお家芸とも言える直列6気筒DOHC(シルキーシックス)で、3,500回転で30.6kgmの最大トルクを発生し、BMWのスローガンである「駆け抜ける喜び」を体感することができます。
カーブを鋭く曲がり駆け抜けたときの爽快感はBMWでしか味わえないもの。これが100万円で体感できるのはバーゲンプライスといっても過言ではないでしょう。
アウディ A3
アウディのエントリークラスとして人気の高いA3は、”小さな高級車”のコンセプトで、1996年にデビューしました。
欧州ではCセグメントに属する車で、フォルクスワーゲン ゴルフとプラットフォームを共用しています。
100万円以下でピックアップするのは、2003年から2012年にかけて販売された2代目モデル。とくにリアに大きな荷室を備えたコンパクトワゴンスタイルの5ドアスポーツバックがおすすめです。
A3は、フロントにエンジンを横置きに配置するFF車です。こうすることで車内をより広く使うことができます。
そのエンジンは、TFSIと呼ばれる直噴式の1.4Lターボで、最高出力125PSと最大トルクは20.4kgmを発生します。
普段使いにも良し、走りも楽しめるコンパクトカーに仕上がっています。
よりハイパフォーマンスを望む方には、2.0LのTFSIエンジンにフルタイム4WDのクワトロシステムを組み合わせた”クワトロ”も販売されていたので、そちらを探してみるのも手です。
BMW ミニ
ミニはイギリスのBMCが1959年に発売した車です。1994年にBMWが、ミニの権利を手に入れ、2001年に新型モデルを発表しました。
そのエクステリアはBMC時代のミニをモチーフとして作られており、伝統を感じられる上品なデザインに仕上がっています。
また、BMWが開発したことで、走りも向上。座面が低いことで味わえるスピード感や、切れ味の鋭いステアリングは「ゴーカート・フィーリング」と形容されるほどです。
そんなBMW ミニで、100万以下で買えるのは、2代目のR55と呼ばれるモデル。3ドアが中心ですが、使いやすい5ドアやワゴンのカントリーマンも見つかります。
その走りを支えているのは、フロントにストラット式、リアにマルチリンク式という組み合わせのサスペンションです。
とくにリアのマルチリンク式サスペンションは、構造が複雑でかつ部品点数も多くコストも高くなるため、コンパクトカーではあまり使われることがありません。
それを使うことで、ミニ独特の優れたハンドリングを生み出しているのです。
また、ボディ剛性が高く、サスペンションも固く設計されているので、高速道路を走行中でも車体がふらつかず、安定します。このような高い走行性能がミニの魅力です。
ポルシェ「ボクスター」
最後に紹介するのは、ポルシェ「ボクスター」水平対向エンジン(Boxer)が装備されたオープンカー(Speedster )であることから、ボクスターと名付けられました。
初登場は1993年のデトロイトオートショー。1996年に市販車として販売開始されました。
2015年12月に新型の718ボクスターが発売されるなど、ポルシェの人気車種のひとつ。
100万円で狙えるのは、初期の2.5Lモデルになりますが、ポルシェらしいハンドリングと強力なブレーキ、さらに水平対向6気筒のスムーズかつパワフルな乗り味は健在。入門編ポルシェとしておすすめです。
ここまで100万円で買えるドイツ車を紹介いたしましたが、いかがでしょうか?
100万円という金額でいろいろなメーカーの車が購入できることがお分かりいただけましたでしょうか?
しかし、中古の輸入車は修理にお金がかかってしまうのではないのかと考える人もいらっしゃると思います。
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