30代におすすめの車16選!ファミリーカー・セカンドカー選びのポイントとは?
結婚や出産、子育てなどといったライフイベントが多いのが30代。そういったタイミングを機に、車の購入や買い替えを検討する方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな30代におすすめの車ボディスタイル別に16台ピックアップしました。
子育て世代におすすめのファミリーカー・セカンドカーのほか、独身世帯に人気の車、また用途や予算・家庭に合わせた車選びのポイントなどについても解説していきます。
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- 30代の車選びのポイントは?
- 30代におすすめの車【ミニバン】
- 30代におすすめの車【SUV】
- 30代におすすめの車【スポーツカー&輸入車】
- 30代におすすめの車【軽自動車】
- 希望の条件にこだわって、ピッタリの一台を見つけよう!
30代の車選びのポイントは?
30代は独身を謳歌する人がいるいっぽうで、結婚するカップルも増えてきます。
さらに出産・子育てなど、30代カップルはライフスタイルの変化に合わせやすい車選びがカギとなります。
特に「家族が増えても快適に乗れるか」といった点は重要で、出産や子育てをきっかけにファミリー向けの車を購入する・買い替える方が多くなっています。
またセカンドカーの購入を検討するのもこのころ。おもに女性が運転する車ということで、運転のしやすさはもちろん、使い勝手の良さや利便性も重視した車選びをすることが大切になります。
購入前に、30代が上手に車選びをするためのポイントを押さえていきましょう。
ファミリーカー選びは「ミニバン一択」!?
30代になると結婚も増え、家族で乗るためのファミリーカー購入を検討する方も多いのではないでしょうか。
「ファミリーカーと言えばミニバン」というイメージが強いですが、ミニバンにもたくさんの種類がありますし、乗車人数やお住まいの地域の特色、デザインなどによってはミニバン以外の車を選びたいという場合もあります。
特に地域の特色は気をつけたいポイントで、たとえば都市部の場合は狭い道路が多かったり、駐車場も立体式で高さ制限があるなど、大きな車を選んでしまうと不便に感じることがありますし、降雪地域であれば4輪駆動は安全のためにも必須の装備です。
また購入した車を「いつまで乗り続けるか」というのも考えておきたいポイント。
子どもがまだ小さい家庭で、長く乗り続けたいと考えているなら家族の人数が増えても快適に乗れるミニバンはおすすめですし、数年で買い替えるのであればコンパクトカーやSUVといった流行りに乗るのもアリだと思います。
そのほかにも、家族全員で乗る頻度とコストパフォーマンスのバランスを見て検討するのもおすすめ。
4〜5人家族で快適なミニバンですが、毎日通勤に使って、家族が乗るのは週末だけといった場合には日々のガソリン代や維持費が気になってくるかもしれません。
それでも家族で乗るときの快適さを重視したいのであれば問題とはなりませんが、考え方は人ぞれぞれですので「自分にとってコスパが良いと感じる車」を選ぶと良いでしょう。
セカンドカーを選ぶなら軽自動車がおすすめ
メインの車を通勤にも使う家庭の場合、平日の子どもの送り迎えや買い物などに使えるセカンドカーの購入を考えるかもしれません。
おもに子育て中の女性が運転することが多く、2台目のため購入予算や維持費をできるだけ抑えたいということを考慮すると、軽自動車またはコンパクトカーから選ぶのが無難な選択です。
なかでもおすすめなのは、軽自動車ながら広々とした空間や荷室を確保し、使い勝手も良い軽スーパーハイトワゴン。
大開口かつ低床で乗り降りしやすいスライドドアを搭載するモデルや、シートアレンジが豊富なモデル、安全機能が充実したモデルなど、車種ごとに特色がありますので、気になる機能で絞り込んで選ぶことができます。
また、軽自動車は女性に人気のカラーやデザインも豊富なので、見た目の好みで選ぶのも◎。ファッションのようにおしゃれを楽しめる一台を探してみるのも良いですね。
独身なら趣味や憧れの車にも手が届く
いっぽう独身であれば、30代は収入も増えて金銭的に余裕が出てくるタイミング。
20代に比べて購入できる車種はぐっと増え、中古車も選択肢に加えることでより幅広い中から選ぶことが可能。憧れの海外ブランドも夢ではありません。
そのため車にかけられる予算も増え、ちょっとハイグレードな憧れの車やスポーツカーも購入候補になるでしょう。
見た目のかっこよさ、高級感、性能、長年の憧れ、あらゆる車選びが可能です。憧れのモデルを手に入れて、ワンランク上の日常を楽しみましょう。
予算はどれぐらいが妥当?
国税庁が行った「民間給与実態統計調査(令和2年分)」によると、30代の平均年収は400万円、男女別で見ると男性の平均年収が518万円、女性の平均年収が311万円となっています。
ローンを組んで車を購入する場合は、年収の1/3〜1/2程度を予算の目安とするのが一般的言われますから、30代男性の車購入にかける予算としては200〜250万円が無理のない範囲と言えます。
また共働きの夫婦であれば、お互いの収入からファミリーカー購入のためにもう少し予算を上乗せすることも可能。300〜350万円の新車も手が届かない価格ではありません。
なおセカンドカーの場合は、価格が安い軽自動車を選択する方が多数となるため、一括払いで購入するケースも多くなります。そのため、各家庭ごとの蓄えや家計に見合った予算を設定するのがおすすめです。
車は購入した後も税金や自動車保険料、車検代などの維持費が継続してかかるため、決して無理は禁物。もし気に入った車の価格が予算内に収まらない場合は、中古車からも探してみると良いでしょう。
「30代の車選び」の3つのポイント |
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・ファミリーカー選びは実用性(運転のしやすさ・乗車人数)、何年乗るか、用途とコストパフォーマンスのバランスがポイント ・セカンドカーは購入費用と維持費が抑えられる軽自動車がおすすめ ・趣味の車なら、見た目の好みや高級感などステータスを重視した車選びも楽しめる |
30代におすすめの車【ミニバン】
まずは大人数でも快適に乗れるミニバンにおいて、30代ファミリー層に人気の車種を紹介していきます。
30代の場合、金銭的に余裕が出ることやハイグレードなものを求める傾向が強くなることから、ミニバンでも高級感のある車種に人気が集まっています。
エクステリアデザインやインテリアの質感は、同じ車種でもグレードによって異なる装備が用意されている場合も多いため、ニーズや予算に合わせて選択しましょう。
トヨタ アルファード
トヨタ アルファード/ヴェルファイアは国産ミニバンのなかでも、飛び抜けた人気を誇ります。2023年6月に新型が投入され、注目を集めたことは記憶に新しいところです。
人気の理由は、なんと言っても上質感と性能をバランスよく兼ね備えているところ。
ファミリーカーの枠を超えた押し出しの強いデザインで、見た目にもこだわりたいパパを中心に人気を集めています。
室内は、大人数でも広々。乗り心地も抜群で快適に移動できるほか、予防安全機能の「Toyota Safety Sense」をはじめとした安全装備が全グレードで充実していることも、お子さんのいるファミリーには嬉しいポイントです。
ガソリンかハイブリッドか、7人乗りか8人乗りか、装備のグレードアップなどユーザーのニーズに合わせたモデルを多数用意しているため、予算や希望の装備に応じてグレード選びができます。
新型はグレードを絞った結果、アルファードのZ(2WD・8人乗り)グレードで540万円がエントリー。300万円前後の予算で選べるのは、先代モデルになります。
ホンダ ステップワゴン
ホンダ ステップワゴンも子育て世帯に人気のミニバンです。2022年に新型がデビューしていますが、ここではあえて先代(5代目)ステップワゴンを解説します。
先代ステップワゴンは使い勝手の良い機能が充実しているのがポイントで、なかでも特徴的なのが縦にも横にも開くことができるテールゲート「わくわくゲート」です。
多くのミニバンは縦開きのテールゲートが一般的ですが、車高が高いぶんゲートも大きく、開く際には後方に広いスペースが必要となります。
その点、わくわくゲートは横開きも可能とし、後方に50cmほどのスペースしかなくても荷物の出し入れを可能としています。狭い駐車場や都市部での駐車時には特に便利です。
また、3列目シートを床に押し込んで収納することでフラットなラゲッジスペースが生まれる「マジックシート」も人気の機能。
子どもが小さい3〜4人家族であれば3列目を収納してベビーカーの積載に使い、子供が増えたり大きくなったら3列目を出して使用するなど臨機応変に使うことができ、ファミリーで長く乗れる一台と言えます。
先進安全技術「Honda SENSING」が全車で標準装備となっていることも、家族みんなで乗る車を選ぶ上では嬉しいポイントです。
新型が発売されたこともあって、今後先代モデルが中古車市場に増えることが予想されます。
こなれた価格の個体も多く見つかるため、ミニバン購入を検討する際にはぜひチェックしてみましょう。
日産 セレナ(C28型)
日産 セレナは、1991年の初代登場から30年以上にわたり多くのユーザーに支持されてきた代表的なミニバンです。現行型の6代目(C28型)は、2022年に発売されました。
セレナの特徴と言えば、室内空間のゆとり。全高1.8m以上の7/8人乗りミニバンでクラスNo.1を誇る室内は、室内長3,145mm、室内幅1,545mm、室内高1,400mmというスペックで、大人数での乗車はもちろん、さまざまなシートアレンジと組み合わせると普段使いからレジャーまであらゆる場面に対応することができます。
また荷室の広さや載せおろしのしやすさにも定評があり、リアゲートのガラスハッチ部分だけの開閉ができるデュアルバックドアを備えるなど、後方が狭い駐車場でも使いやすく、荷物が多い子育て世帯にピッタリな設計となています。
パワートレーンは、2.0Lガソリンエンジンと、1.5Lエンジンを発電に使うシリーズハイブリッドシステムのe-POWERの2つ。駆動方式は、ガソリン車がFFと4WD、e-POWER車はFFのみです。
e-POWER車の低燃費性能は、ガソリン代が値上がりし続けている昨今では嬉しいポイントです。
ミニバンは車重が重く乗車人数も多いため、燃費があまり良くないことが多いのですが、セレナのe-POWER搭載グレードのWLTCモード燃費は最大18.4〜20.6km/Lという驚きの低燃費性能を備えています。
車両本体価格は、エントリーモデルの「X(2WD)」で276万8700円。e-POWER車は「e-POWER X 」が319万8800円となっています。
またセレナには通常のカタログモデルのほか、エアロパーツを装着した「ハイウェイスター」や「AUTECH」といったモデルも用意されており、こちらも人気です。
トヨタ ノア(90系)
日産 セレナと並んでミニバンナンバーワンの人気を競っているのが、トヨタ ノアです。セレナ同様、2022年にモデルチェンジを受けて4代目へと進化しました。
3代目から4代目へと進化するにあたり、プラットフォームを刷新。あわせてボデイサイズは、全車3ナンバーサイズに拡大されました。
パワートレーンは、2.0Lガソリンエンジンと、1.8Lエンジンとモーターを組み合わせるハイブリッドの2種類で、ハイブリッドは23.0〜23.2km/Lという低燃費も魅力です。
ファミリカーとして需要な安全性能にはトヨタの予防安全パッケージであるToyota Safety Senseを標準装備。パーキングサポートが使えるトヨタチームメイトはXを除くグレードでオプション装着が可能です。
トヨタ ヴォクシー(90系)
前述のトヨタ ノアを基本骨格を共用する兄弟車が、ヴォクシーです。ノア同様、2022年にフルモデルチェンジを行い90系へと進化しました。
ノアとの違いは、エクステリアのデザインで、とくにフロントはメッキパーツとシャープなイメージのウインカーランプ、グリルと一体化したヘッドランプが個性を放っています。
30代におすすめの車【SUV】
デザインの好みや駐車場・道路の事情などから、ミニバン以外のファミリーカーを選びたいという方もいるでしょう。
そんな方に一度検討していただきたいのが、近年人気が高まり続けているSUVです。
SUVといえば、高い車高でオフロードやアウトドア向けという印象があるかもしれませんが、最近人気となっているのは街乗りをメインとしたクロスオーバータイプ。
舗装路面での性能の高さが持ち味で、ドライブでの快適な走りが楽しめるほか、乗り心地も良いので車酔いしやすいお子さんでも安心して乗れるというメリットがあります。
また車高が高いことにより、チャイルドシートを使用する赤ちゃんや小さな子ども連れのファミリーには、大人が無理に屈むことなくお子さんを乗降させることができます。
そんな理由から、小さな子ども連れの3〜4人家族であれば実はSUVもファミリーカーとしてピッタリ。今回は、デザイン性はもちろん、使い勝手の良さも備えた子育て中の30代におすすめのSUVをピックアップして紹介します。
マツダ CX-5
マツダ CX-5は、マツダのデザインコンセプト「魂動デザイン」を採用した美しいボディが特徴のミドルサイズSUVです。
カタログモデルにも使用されているボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」の印象も強く、街中でも目を引く、おしゃれな車として人気を集めています。
その洗練されたデザインもさることながら、ガソリンモデルの他にクリーンディーゼルモデルを選択できることも人気の理由のひとつ。
レギュラーガソリンよりも安い軽油を燃料とするので、日々のランニングコストを抑えることができるお財布に優しいモデルとなっています。
高級感のあるSUVながら新車でも400万円までの価格帯で購入でき、ディーゼル車であれば維持費も節約可能なので、まさに30代で購入するにはピッタリです。
マツダ CX-8
人気のSUVのなかでも「大人数でも移動できる車を選びたい!」という場合は、マツダのCX-8がおすすめ。
北米で販売される3列シートのCX-9と国内で人気のCX-5の中間のサイズで完成されたCX-8は、CX-5の上質感や乗り心地の良さはそのままに、6人乗りまたは7人乗りが可能な3列シートモデルとなっていることが特徴。
セカンドシートは乗車人数・用途に合わせて3タイプが用意され、キャプテンシートを備える6人乗りモデルであれば、2列目と3列目のウォークスルーも可能。さらに乗り降りしやすく使い勝手も良いため子育て中の家族にもピッタリです。
2017年末の発売で、中古車市場にも程度の良い物件が多く見つけることができるCX-8は、多人数乗車が可能でありながらスタイリッシュさやおしゃれさも欲しいとう欲張りなユーザーに人気です。
日産 エクストレイル
日産 エクストレイルは、2代目が2001〜2010年まで10年連続で日本国内のSUV新車販売台数第1位を獲得するなど、日本におけるSUV人気を高めた人気車種です。
現行モデルは2022年デビューの4代目で、それまでのアウトドア路線から高級路線へとシフトしました。
その新しいエクストレイルも良いのですが、子育て中の家庭におすすめは防水シートが標準装備された先代の3代目(T32型)エクストレイルです。
ワイルドながら洗練された印象のボディデザインとインテリア。大容量のラゲッジスペースや7人乗りも選べる室内、防水ラゲッジ、絶大な信頼を誇る4WDシステムなど、街乗りからアウトドアまで万能に使える車となっています。
中古車の在庫も豊富で、安くて状態の良い車両も探しやすい狙い目の1台です。
スバル フォレスター
スバル フォレスターは、SUVらしい存在感や力強さ、機能性を備えた1台です。
現行型の5代目フォレスターでは、スタンダードモデルのTouring、アウトドアでもタフに使えるX-BREAK、先進性やデザインの質感を高めたAdvance、ターボエンジンを搭載したスポーティモデルSPORTの4グレードをラインアップ。
用途やデザインの好みに合わせて、タイプやグレードが選択可能となっています。
全車AWD(常時全輪駆動)を採用しており、どんな道でも安定した走りを見せてくれるのも魅力のひとつ。
220mmの最低地上高を確保するなどロードクリアランスも十分なので、アウトドアレジャーが好きな家族にはとくにおすすめです。
5代目フォレスターのパワートレーンは、2018年から2020年までが、2.5L 水平対向4気筒エンジンと2.0L 水平対向4気筒エンジンに電動技術を組み合わせたe-BOXERの2種類。2020年以降は2.0L e-BOXERと1.8L 水平対向4気筒ターボというラインナップ。
なかでも2.0L水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」は、スムーズな走りと軽快な加速が楽しめるほか、AWDでありながら14.0km/L(WLTCモード)という低燃費も魅力です。
また安全性に関しても、定評のあるEyesight(アイサイト)標準装備するほか、2018年度のJNCAP(自動車アセンスメント)において”衝突安全性能評価”で最高の5つ星を獲得するなど、ファミリーカーとして信頼できる性能を備えています。
レクサス NX
レクサス NXは、レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして2014年に登場した車です。
2021年10月にフルモデルチェンジを受けて、現在は2代目が販売されていますが、狙いたいのは中古車市場に多く、価格もこなれてきた初代モデル。
NX300(旧:NX200t)とNX300hの2種類がラインアップされており、同サイズのコンパクトSUVと比較すると、走りの質感がよくラグジュアリーな乗り心地が楽しめます。
ガソリン車には「ダイナミックコントロールAWD」も搭載され、走行状態に応じて前後輪の駆動トルク配分を調整してくれるため、快適なドライブが可能です。
30代におすすめの車【スポーツカー&輸入車】
30代は仕事でも中堅となり、日々忙しく過ごすことが多いでしょう。そのため、プライベートではゆったりと充実した時間を過ごしたいと感じる方は多いのではないでしょうか。
そんなとき、マイカーは快適な休暇を過ごすためのお供として重要な役割を果たしてくれます。
特に独身の方や子どものいない夫婦であれば、乗車人数や室内の広さなどを気にせず自由な車選びが可能。収入も増えて憧れの車に手が届くようになった30代は、好みの車に乗るにはピッタリのタイミングとも言えます。
ここでは、プライベートでのドライブを存分に楽しめる30代におすすめの車を紹介します。
マツダ ロードスター
マツダ ロードスターは、日本国内のみならず海外でも人気を集めているオープンタイプのスポーツカーです。
「世界でもっとも多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックの認定を受けていることからも、ロードスターの世界的な人気がうかがえます。
現行型の4代目ロードスターは、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」を採用した美しいプロポーションが魅力。座ったままでも自在に開け閉めできるソフトトップを装備しており、オープンカーならではの開放感あるドライブが楽しめます。
また、ドライバーと車との「人馬一体」を追求したエンジン・ボディー・サスペンションにより、文字どおり意のままの走りを楽しめます。
ロードスターはモデルチェンジごとにデザインも刷新されており、好みのデザインに合わせて選びたい方は中古車も検討してみると良いでしょう。
BMW 3シリーズ(セダン/ツーリング)
ドイツの自動車メーカーであるBMWは、1〜8のシリーズモデルやX、Z、Mなど、さまざまな車を販売しています。
なかでも3シリーズはBMWの屋台骨を支える重要なモデル。中古であれば30代でも購入しやすく、スポーティなデザインや走行性能を備えていることからドライブ好きなオーナーに人気となっています。
現行型ではセダンとツーリングの2タイプから選択でき、ツーリングはセダンの形状をベースに、ルーフが長く、ラゲッジルームの開口部も広くなっているのが特徴です。
3シリーズの価格帯は500〜600万円台が主となりますが、中には「M340i xDrive」のように900万円を超える価格のものもあり、新車で購入できる方は限られるでしょう。
中古車であれば価格はかなりこなれくるので、予算に合わせて車両を探してみるのがおすすめです。
30代におすすめの車【軽自動車】
最後に、家族のセカンドカーにもおすすめな軽自動車を5車種ピックアップしました。
セカンドカー選びのポイントは、女性ドライバーや子育て中のママにとって使いやすいかどうか。運転のしやすさや快適さはもちろん、子どもが乗り降りしやすいか、荷物がたくさん入る・楽に積めるか、安全装備が充実しているか…などを重視して車を選ぶことで、後悔の少ない買い物ができるはずです。
また冒頭でも紹介したとおり、2台目ということで購入費用や維持費をできるだけ抑えられる車を選びたい方も多いでしょう。
そんな条件を満たしてくれるのが軽自動車、とりわけ軽スーパーハイトワゴンと呼ばれるジャンルのクルマとなります。それぞれの特徴やおすすめのポイントなどを紹介していきます。
ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOXは、軽自動車の中でも圧倒的な支持を集めている人気車種。
軽自動車の新車販売台数ランキングにおいては、発売年の2011年度と2014年度を除くすべての年で第1位を獲得してきたN-BOXですが、2023年末にモデルチェンジを行い3代目へと進化しました。
高い人気の理由は、"人"を中心に考え抜かれた広さと使いやすさが備わっていること。
2代目に進化する際に、室内空間を最大化させるためにプラットフォームを新開発し、大人4人で乗ってもゆったりくつろげるほどの広さを確保したほか、生活スタイルに合わせて選べる3つのシートタイプを用意することで利便性の高いシートアレンジを提供しています。
特に子育て世帯にぴったりなのが、2代目に設定されていた助手席を大きく前後に移動させることができる「スーパースライドシート仕様」。
助手席を後ろに下げれば座ったまま後席の子どものお世話ができたり、前に詰めれば後席から運転席に移動することも可能で、ワンオペで子どもと過ごす時間が長いママにとって使い勝手が良い機能が多く備わっています。
また先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備。子どもを乗せる車だけあって安全性にはこだわる方も多く、これは特に嬉しいポイントです。
ホンダ N-BOX カスタム
2023年にフルモデルチェンジを敢行したホンダ N-BOX。スタイリッシュなエクステリア・インテリアデザインとした「N-BOX Custum(カスタム)」も同時に進化しました。
基本的な性能はN-BOXと変わらず、男性にも乗りやすいデザインであることからファーストカーとして選択する方も少なくありません。
ダイハツ タント
ダイハツ タントは、軽スーパーハイトワゴンの元祖と言われている車。「軽自動車の車高を高めることで室内空間を広げた」というのが当時としては画期的で、瞬く間に人気車種へと上り詰めました。
タントの特徴といえば、助手席側ドアとスライドドアにピラーを内蔵した「ミラクルオープンドア」。
両方のドアを開けると1,490mmもの大開口が可能で、子どもと一緒に乗り降りしたり、ベビーカーなどの大きな荷物の積み込みもスムーズに行えます。
また、「ミラクルウォークスルー」パッケージも子育て世帯にピッタリの機能。前席や後席をスライドすることで、車を降りなくても楽に前後席間の移動が可能となります。
予防安全機能「スマートアシスト」を標準装備(スマートアシスト非装着車を除く)。安心安全な運転をサポートしてくれます。
ダイハツ タント カスタム
タントにも、エアロパーツを装着してデザインを変更したタント カスタムが用意されています。
こちらはスポーティな外観に仕上げたほか、内装も黒を基調として全体の質感を高めています。
タントカスタムはタントに比べると高めの価格帯ですが、中古車であれば安く手に入れられる車両もあるので根気よく探してみるのがおすすめです。
スズキ スペーシア
スズキ スペーシアは、ホンダ N-BOXの後を追うように2023年11月にモデルチェンジを受けました。
新型スペーシアは「わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア」をコンセプトに、セカンドカーとしてはもちろん、ファミリーカーにも使える車に仕上がっています。
エクステリアデザインは「スーツケース」をモチーフとしていた先代スペーシアに対し、新型ではストレスフリーに大量の荷物を詰め込むことができる丈夫な「コンテナ」がモチーフ。大きくて頑丈なイメージになっています。
いっぽう派生モデルの「スペーシア カスタム」は、縦に大きなフロントグリルに内部をブラックアウトした薄型のフルLEDヘッドライトを採用するほか、エアロバンパーを装備して押し出しの強い外観となっています。
エンジンは、マイルドハイブリッドシステムを備えた自然吸気がメインで、ターボモデルはカスタム専用となっています。
インテリアは機能を充実。高い天井と低いフロアによって広い室内空間を確保しているほか、全シートに独立型のシートスライドを採用。
上位グレードのリアシートにはサーキュレータを用意するほか、シートにマルチユースフラップとセンターアームレストを用意して、居住性を大幅に高めています。
また自転車も積み込めるほどの大開口リアドアや大きな荷室も用意しており、大きな荷物がたくさん積み込めますし、車内には至るところに小物の収納スペースも備わっています。
さらに、燃費性能が良いこともポイント。FF車のWLTCモード燃費は自然吸気が23.9km/L、ターボ車でも21.9km/Lという低燃費ぶりです。
スペーシアに限らず、軽自動車においては高年式の中古車が多く市場に出回りやすいという傾向があり、少しでも安く購入したい方には中古車も選択肢に入れておきましょう。
希望の条件にこだわって、ピッタリの一台を見つけよう!
たくさんの車の中からピッタリの一台を見つけるためには、まず自身のライフスタイルに合った機能を備えているか?を条件に絞り込み、候補を2〜3車種ほどまで固めてみましょう。
また、予算的にも選べる車の幅が広がる30代。デザインや上質感・高級感など、機能性以外でもこだわりたいと思うポイントには妥協せず、希望の条件にあった一台をじっくりと探してみてください。
約20万台の全国の中古車を掲載する「車選びドットコム」では、好みのメーカーや車種・予算・地域・年式などの条件を絞りこんで、あなたにピッタリの1台を探すことができます。
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