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200万円台が増えてきた!中古で3代目トヨタ アルファード(30系)を買うならオススメはこれ!

トヨタ アルファード

ヴェルファイアとともに国産ラージサイズミニバン市場を独走するトヨタ アルファード。2023年のモデルチェンジ以降も、変わらず好調な売り上げを記録しています。

そこで注目なのが、2015年1月登場の3代目(30系)。新型(4代目)の納車待ちが解消されつつあることで、3代目の中古車が増えてきました。

広々としたキャビンと豪華な室内、押し出し感の強い堂々たる佇まいなど魅力たっぷりの3代目アルファードのおすすめモデルを解説します。

Chapter
3代目トヨタ アルファード(30系)とは?
3代目アルファードは割安な個体を探すよりも、先進安全装備や快適装備を基準に探すと吉
ベストな選択は、第2世代の「トヨタセーフティセンス」が採用されたMC後モデル

3代目トヨタ アルファード(30系)とは?

トヨタ アルファード

筆者はRV専門誌やミニバン専門誌の編集者をしていましたので、日産が1997年に初代エルグランドを投入し、売れまくったのを鮮明に覚えています。

いまでこそトヨタ アルファードミニバンの王者として君臨していますが、前任のグランビア/グランドハイエースでは苦戦を強いられ、2002年に初代(10系)アルファードが出ても、容易にはエルグランドの牙城は揺るぎませんでした。

しかし2008年5月12日に発表された2代目(20系)アルファードから販売面で巻き返し、エルグランドが低床、低全高による走りの安定感を訴求したのに対し、アルファードは箱型ミニバンとして広さやボクシーなフォルムを訴求。支持を拡大しました。

さらに代を重ねるごとに顔つきが迫力を増すという手法は、エルグランドのみならず、ホンダ エリシオン、マツダ ビアンテといったライバルを駆逐するほどの人気をアルファード/ヴェルファイアが集めてきました

さらに2011年のマイナーチェンジで内外装がより上質になり、支持されてきたエグゼクティブシートを拡大。さらにハイブリッドモデルが復活するなど、3代目にも通じる強みを磨いています。

2015年登場の3代目(30系)では、高級ミニバンを具現化し、豪華なキャビンや上質な走りはもちろん、他を圧倒するような、メッキを使った大型フロントグリルによる存在感、2.5Lガソリン、2.5Lハイブリッド、3.5L V6ガソリンというパワートレインに、ガソリンのFF/4WD、ハイブリッドのE-Fourを設定する隙のないラインナップも魅力を高めていました。

さらにファーストクラス並の豪華シート仕様の「Executive Lounge」を設定するなど、VIP向けの高級ミニバンという顔も持っています。

3代目アルファードは割安な個体を探すよりも、先進安全装備や快適装備を基準に探すと吉

トヨタ アルファード

3代目アルファードは人気モデルだけにタマ数は多いものの、大人気ミニバンのため走行距離を重ねた物件でも比較的高値になっています。

そのため割安な個体を探すよりも、新車購入時と同じように、先進安全装備や快適装備の充実を基準に物件を探すと良いでしょう。

おすすめは、トヨタの先進安全装備パッケージである第2世代の「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が採用された、2017年12月マイナーチェンジ以降のモデルです。

第2世代の「Toyota Safety Sense」は、それまで対応していなかった自転車や夜間の歩行者も検知可能な衝突被害軽減ブレーキが用意されています。

パワートレーンでは、17インチアルミホイールを備える3.5L V6の「GF」グレードが走りの良さと、シートアレンジなどの使い勝手がよくオススメです。同エンジンは、発進時から豪快な加速を堪能できます。ただし、実燃費はそれなりではあります。

いっぽう価格重視であれば2.5Lを選ぶ手もありますし、ハイブリッドは静かで比較的燃費が良く街中中心であればメリットを享受できそう。

室内の豪華さで選ぶならExecutive系がおすすめ

トヨタ アルファード 内装

室内は、飛行機のビジネスクラス並のシートも設定し、贅を尽くした仕様も用意。

豪華シートのExecutive系には、2017年12月のマイナーチェンジで「リヤクロストラフィックアラート」や「ブラインドスポットモニター」が新たに設定されていますので、やや高額ですが同グレードを選ぶ手もあるでしょう。

7人乗りと8人乗りを設定している3代目アルファードですが、7人乗りのほうがグレード数も多く、アルファードらしい快適な座り心地が得られます

乗降性を左右するワンタッチ式デュアルパワースライドドアは、2.5Lエンジン車はオプション設定になっています。

ベストな選択は、第2世代の「トヨタセーフティセンス」が採用されたMC後モデル

トヨタ アルファード

3代目アルファードは、日産 エルグランドやメルセデス・ベンツVクラスなどライバルもありますが、実際には同門のヴェルファイアと比較することが多いでしょう。

中古選びでは、ヴェルファイアも同時に検討することで選択肢が広がります。

いずにしても3代目であれば第2世代の「Toyota Safety Sense」が採用されたマイナーチェンジ後モデルがベストチョイス

ただし、3代目は登場時から衝突被害軽減ブレーキ(一部グレード)を標準設定していますので、リーズナブルな価格で3代目アルファードをと考える場合は、マイナーチェンジ前の衝突被害軽減ブレーキ装着車を探すのも手です。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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