200万円あればオプション付きの福祉車両が買える

200万円の予算で福祉車両を購入する。という場合は、大半の場合、業務用だと思います。一度に乗せる人数は何人か、介護度が重度の方が中心かといった利用実態に合わせて、それにあったオプションをつけるという選択肢になるのではないでしょうか。
※2014年12月11日時点
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200万円の福祉車両は業務向け

大型車両が中心
高齢化社会を反映して、福祉車両の販売台数も年々増加しております。通常のミニバンやワゴンで代用している場合も多いですが、車椅子を使っている人を運ぶことが多い病院や社会福祉施設などからの需要が多いです。
福祉車両はワゴンやミニバン、軽自動車といったクルマの後部にスロープをつけて車いすを運び込むことを簡単にしたり、電動リフトをつけて改造したような車両です。
100万円台の予算ですと、福祉車両はもっぱら個人向けで、軽自動車や小型車の福祉車両が中心になりますが、200万円の予算であれば、業務用でも利用可能なワゴンやミニバンといった大型車両が中心になります。車椅子を2台搭載できるような車両も多いです。
車種としては、トヨタのハイエース、ノアやアルファード、日産自動車のセレナの改造車が良く売られています。
福祉車両の価格を左右するものとは
福祉車両の中古車は、その仕様用途から、走行距離や年式といったものよりもオプションが価格を左右する傾向があります。走行距離が10万キロ程度ですが、電動リフトがついている車両と、走行距離が5万キロ未満で手動のスロープ付きの車両が同じような評価を受けています。
200万円台の予算で福祉車両を購入するという場合は、個人の方よりも業務用途で購入する場合がほとんどでしょう。選択肢も豊富ですので、収容人数や車いすを何台載せられるか、スロープは電動かそうでないかといったことについて、利用実態を勘案し、車両を選択する。といった購入の仕方になるでしょう。