子育て世代の車は汚れる?汚れる原因や事前にできる対処法を5つ紹介

毎日の送り迎えや家族でのレジャーなど、子育てで車を使用する場面は非常に多いです。
しかし、そのような使用頻度の高い子育て世代の車は、常に汚れの危機にさらされています。
お子さんを乗せることで、泥汚れや食べかすなどにより、車内は思わぬ汚れが生じることも少なくありません。
そこで今回は、子育て世代の車が汚れる原因と、事前にできる対処法を5つご紹介します。
この記事を読めば、子どもが車内を汚してしまうストレスを減らして、快適なカーライフを送れるようになります!
ぜひ参考にしてみてください。
- Chapter
- 子育て世代の車は汚れる?
- 子どもを乗せることで車内が汚れる原因5つ
- 子どもを乗せることで車内が汚れる問題の対処法5つ
- 車を掃除するために用意しておきたいアイテム6選
- 子供を乗せることで車内が汚れる問題を事前に対策しよう
子育て世代の車は汚れる?

小さな子どものいる子育て世代にとって、車での移動は、荷物を運ぶのが楽です。
また、子どもがぐずってしまっても周囲の目が気にせず対応できるなど、メリットがたくさんあります。
しかし、子どもを車に乗せると大人だけで乗ったとき以上に気になるのが車内の汚れです。
小さな子どもが車内をきれいに使おうと意識するのは難しいですし、チャイルドシートをはじめ、車の内装は複雑な構造をしており掃除がしにくいです。
そのため、車内が汚れた際の対処法を知っておくことが大切になります。
子どもを乗せることで車内が汚れる原因5つ

子どもを乗せることで車内が汚れる主な原因は、以下の5つが挙げられます。
1: 泥が付いた靴で乗る
2: ジュースをこぼす
3: お菓子などの食べかすやごみが散らかる
4: 吐いてしまう
5: お漏らしをする
原因① 泥が付いた靴で乗る

子どもは、スポーツ後や公園の砂場で遊んで、車に乗るときに泥を落とさずにそのまま乗ってしまうことがあります。
これにより、車内に泥や砂を運んでしまうため、汚れる原因となります。
大人であれば泥を落としてから車に乗るといった配慮ができたり、雨の日は水たまりや泥を避けて歩けたりすることができます。
しかし、子どもは水たまりや泥で遊ぶことが好きな子も多く、自ら靴を汚してしまうことがよくあるでしょう。
原因② ジュースをこぼす

車内での水分補給や、子どもが飲むジュースも汚れの原因になります。
車内が揺れているときや、急な坂などでバランスがとりづらいときにジュースを飲んでこぼしてしまい、チャイルドシートや後部座席が濡れてしまうことがあります。
ジュースをこぼしてしまうとシートがべたべたになり、シミの原因にもなるでしょう。
原因③ お菓子などの食べかすやごみが散らかる

長距離の移動を伴うレジャーや、子どもが車内でぐずってしまうときにお菓子をあげる家庭も多いでしょう。
しかし、小さな子どもの場合は、ごみや食べかすを出さずにきれいに食べることが難しいため、車内が散らかりやすくなります。
特にスナック菓子やクッキー、せんべいなど、食べかすが出やすい形状のものはボロボロとこぼれやすく汚れの原因となるでしょう。
原因④ 吐いてしまう

子どもは大人と違い、車酔いをしても調子が悪いことをうまく言いだせず、突然吐いてしまうことがあります。
特に、車内にいる時間が長い高速道路を使った長距離移動や、でこぼこした山道は車酔いしやすいため注意が必要です。
子どもが吐いてしまうと、吐いたもので車内が汚れたり着替えが必要になったりすることがあります。
また、換気をしてもなかなか臭いが取れないため、他の人の気分が悪くなるなど汚れ以外の問題も発生してしまうでしょう。
原因⑤ お漏らしをする

トイレトレーニングを始めたばかりの小さな子どもだけでなく、おむつが外れている子でも車内でお漏らしをしてしまうことがあります。
特に長時間の移動や渋滞でトイレ休憩が取れない場合は、お漏らしに注意が必要です。
また、子どもは大人と違い、尿意や便意がわからなかったり、遊びや他のことに夢中になってトイレに行くタイミングを逃してしまったりすることがあります。
子どもを乗せることで車内が汚れる問題の対処法5つ

子どもを乗せることで車内が汚れる問題への具体的な対策は、以下の5つです。
1: 靴の泥を落としてから乗る
2: 車内での飲食を避ける
3: 防水や汚れ防止機能のあるアイテムを使う
4: シートやフロアマットを洗える素材にする
5: 汚れると割り切って中古車を選ぶ
対策① 靴の泥を落としてから乗る

車内に子どもを乗せる前に、靴の泥や砂を落としてから乗ってもらうことで,
車が汚れてしまうのを防ぐことができます。
「靴をきれいにしてから乗ろうね」というように普段から子どもに声をかけて習慣化していきましょう。
小さな子どもの場合は、靴底の泥や靴の中に入った砂を親が払った後に靴を脱いで乗ってもらうのがおすすめです。
対策② 車内での飲食を避ける

車内に食べかすやジュースで汚れることを防ぐには、飲食を避けるのが有効です。
車で移動する際に子どもの機嫌はとても重要ですし、子どもがぐずるとお菓子やジュースで機嫌を取りたくなってしまいます。
しかし、車を汚したくなければ、普段から車内では飲食しないというルールを共有しましょう。
その代わりに子どもがぐずってしまったときは、お気に入りの曲をかけたり、動画を見せたりするなど汚れが出ない方法を試してみましょう。
対策③ 防水や汚れ防止機能のあるアイテムを使う

後部座席やフロアに敷いて使える防水シートは、子育て世代の車内にあると便利なアイテムの1つです。
普段から防水シートを敷いて車を使っていれば、ジュースをこぼすことでシートが汚れることはあっても、さっとふき取れますし後部座席が直接汚れるのを防いでくれます。
防水機能のあるシートは小さな子どもがいる子育て世代だけでなく、ペットを飼っている人やマリンスポーツをする人にもおすすめです。
対策④ シートやフロアマットを洗える素材にする

子どもが乗って車内が汚れることを見越して、チャイルドシートや車内のフロアマットを取り外して洗濯可能な素材にしておくのも1つの方法です。
子どもを乗せるチャイルドシートも、パーツを分解して家庭で洗えるものがあります。
子育て中は、お手入れのしやすさで使うアイテムや車種を選ぶのがおすすめです。
対策⑤ 汚れると割り切って中古車を選ぶ

子育て中は車内が汚れるものだと割り切って、新車ではなく中古車を選んで購入するのもおすすめです。
中古車と言っても、走行距離が短く新品同様のものもありますし、何より新車よりも中古車の方が価格を抑えられます。
子どもが小さいうちは中古車で使い勝手がよい車種を選び、子育てが一段落したら自分好みの車種や内装のものに乗り換えるのもおすすめです。
車を掃除するために用意しておきたいアイテム6選

車内の布部分の汚れは、早めに対応すると臭いや汚れが落ちやすいです。
車にお掃除グッズを置いておくと、子どもが汚してしまったときも冷静に対応できますし、普段のお手入れも気軽にできるでしょう。
今回紹介する車内に用意しておくと便利なアイテムは、以下の6つです。
1: ペーパータオル
2: 清潔なタオル
3: 雑巾
4: ウェットティッシュ
5: 除菌スプレー・シート
6: 消臭剤・スプレー
1: ペーパータオル

ペーパータオルは、ジュースをこぼしたときや、吐いてしまったものを片付けるときに役立ちます。
ティッシュより吸水力があり、拭いた後はすぐに捨てられて処理も簡単です。
後部座席にペーパータオルホルダーを取り付けると、気軽に出し入れができてより便利です。
特に洗車専用のペーパータオルだと、通常のものよりも破れにくくお手入れがしやすいのでおすすめです。
2: 清潔なタオル

清潔なタオルは、お漏らしなどで濡れてしまった座席の上に敷いて使えます。
また、子どもの身体についた汚れを拭き取ったり、突然の雨で濡れた頭や体を拭いたりすることもできます。
バスタオルであれば、小さな子どもや赤ちゃんのタオルケットにもなるため、非常に使い勝手が良いです。
3: 雑巾

雑巾は、泥や砂汚れ、漏らしや吐いてしまったものの処理をするときに便利です。
特に、使い捨てしてもいいような古い布きれを何枚か車内に用意しておくと、雑巾ごと捨てられるため、後片付けが楽になります。
また雑巾は、車のボディのちょっとした汚れやミラーの曇りを拭き取りたいときにも使えます。
4: ウェットティッシュ

ウェットティッシュは、車内の汚れを拭き取れるだけでなく、子どもの身体についた汚れもさっと拭けます。
また、レジャー先で手が洗えないときのお手拭き替わりにもなるため、非常に便利です。
5: 除菌スプレー・シート

除菌スプレーやシートは、ドアや座席についた汚れをその場でさっとふき取れるのでおすすめです。
1つで車内全体に使える、便利な車専用の除菌シートもあるため、活用してみましょう。
6: 消臭剤・スプレー

消臭剤やスプレーは、車内のお漏らしや、嘔吐したときの臭い消しに役立ちます。
車内は臭いがこもりやすく、換気をしてもなかなか臭いが取れないことがあります。
排泄物や吐いたものの臭いが車内に残っていると、その臭いでさらに体調を崩してしまうこともあります。
快適にドライブするためにも、車に置いておくのがおすすめです。
子供を乗せることで車内が汚れる問題を事前に対策しよう

今回は、子どもを乗せることで車内が汚れる問題について、原因や対策を紹介しました。
子育て世代にとって便利な車を快適に使うために、各家庭で車に乗るときのルールを話し合ってみましょう。
また、これから家族で使う車の購入を考えている人は、車が汚れるストレスを軽減させるためにも新車だけでなく中古車も視野に入れておくことが大切です。