アトレーワゴン(ダイハツ) モデルチェンジ情報

ダイハツ アトレーワゴンは、軽のワンボックス商用バン「アトレー」の乗用車登録車(5ナンバー)版です。
登場時にはリアシートにスライド機能を追加し、180mmのスライド量を生かした広さはライバルを圧倒しました。
その後のモデルチェンジでもデザインは踏襲しつつ、ラゲージスペースはより広く、ダイハツの誇る先進的安全装備「スマートアシストⅢ」が搭載されるなど、進化を重ねてきましたが、2021年のフルモデルチェンジを期に4ナンバー登録の「アトレー」になりました。
ライバル車との比較
ダイハツ・アトレーワゴンのライバル車としてよく名前があがるのが、同じくキャブオーバータイプのスズキ エブリイワゴンです。
そこで両車種のスペックを比較してみます。
スズキ エブリイワゴン

ボディサイズは、全高についてはアトレーワゴンのほうが若干高いですが、室内空間は室内長、室内幅でエブリイワゴンのほうが広くなっています。
エンジン性能はトルクの大きさ、燃費性能でエブリイワゴンが勝ります。
両車種にそれほど大きな差異があるとは言えませんが、価格重視ならアトレーワゴン、室内空間やエンジン性能、燃費性能を重視するならエブリイワゴンを選ぶということになるでしょう。
ダイハツ アトレーワゴン | スズキ エブリイワゴン | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1815mm | 3395×1475×1875mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2240×1355×1315mm | 1970×1310×1350mm |
最高出力 | 47kW | 47kW |
最大トルク | 95Nm | 91Nm |
燃費性能 | 16.2km/L | 14.8km/L |
フルモデルチェンジ予定
2021年12月に約17年ぶりとなるフルモデルチェンジが行なわれました。
ハイゼットカーゴとプラットフォームを共有する新型アトレーは、4ナンバーの商用車登録となったことがトピックです。
まとめ
一見するとトールワゴンのようですが、商用車の派生車種として誕生したアトレーワゴンは、エンジンを運転席下に配置したセミキャブデザインを採用しているため、車内空間をフラットにできることが大きな特徴となっています。
軽自動車としては燃費性能に物足りなさはありますが、車中泊をする人が多い人、キャンプ車として利用する人に根強い人気があります。