旅行やアウトドアにも最適!荷物をたくさん積める車
車を選ぶ際の条件でよく耳にするのが「荷物がたくさん積めるかどうか」というものです。
意外と荷室が広いスポーツカーや、1ナンバー・4ナンバーの商用車など、荷物をたくさん積みたいという方におススメの中古車をご紹介します。
※2014年12月11日時点
「何をどれくらい積むか」目的が明確なら判断は容易
闇雲に「大きな箱のクルマ」にすればいいというものではありません
クルマ選びにおいて「荷物がたくさん積める車」をという条件はよく聞きます。ただ、そうは言ってもなかなか簡単ではないのがこの条件かもしれません。
荷物を載せたときに、人が何人乗れる必要があるのか。荷物を縦にしても大丈夫なのか。ファッション、クリーニング関係の方ですと、ハンガーレールを設けて服をつるす場合も有る、その高さは足りるのか。
同じ大きさのダンボールでもDVDデッキと果物の箱では重さも違うから、トランクのオープンレベルまでの高さにも、余裕が必要。釣りの道具など「におい」がするものだと独立トランクが良いでしょう。トランクの形状に対しても、具合の良い悪いがあるか・・・など。
このようにチェック項目は千差万別、かなり多岐にわたります。 逆にいうと、目的が明確であれば、そのサンプルを持参してチェックすることが可能な場合も有るでしょう。
大量生産されている自動車ですから、完璧を求めすぎると選ぶのは困難を極めます。しかしながら、クルマ選びにおいての「とっかかり」としては、「トランクにどんなものを積むか」ということを想像しておくことは、大切なことかもしれません。
商用車を選ぶのも一つの方法
どうしても荷物をたくさん積みたい場合、商用車(1ナンバー、4ナンバーのクルマ)を選んでみるというのも方法です。
たとえばトヨタハイエースや日産キャラバンには、商用車登録ながら、乗用車並みの後部座席があり、パワースライドドアの設定ができるグレードが存在します。こうしたクルマは車検が毎年必要になりますが、それでも維持費が安いこともあり、アウトドアを中心に自家用車としても人気を集めています。
これも快適性とのバランスはあるかもしれませんが、自家用車として選択するのも一つの方法ではないでしょうか。
スポーツカーは案外「荷室が広い」?
スポーツカーに憧れを持つ人は多いですが、いざ購入となると躊躇する人も多いのではないでしょうか。
その理由のひとつに、スポーツカーは荷室が狭いという問題があるからかもしれません。しかしながら、実はクーペやスポーツカーにとって、その後席は実質的には荷室であるという場合が少なくありません。そう考えると、ちょっとしたワゴン並みに荷物が積めるクルマも少なくないのです。
クルマ選びにおいて、そのクルマをどのように使うべきかということをよくイメージすることが大事です。
カタログ数値だけ見て、「荷物も詰めないし、人も乗せられない」という判断をしない方がいいと思います。見かけは使いづらそうなクルマでも、乗ってみると案外個人的には使えるクルマだったということも多いです。
逆に大きな荷室があればそれでいいのかというと、そうでもありません。大きなトランクがある場合は、そのスペースを使う、あなたのセンスやアイディア、想像力が求められる。そう思ってもいいかもしれません。
その点スポーツカーは、もともと個人的な使用を想定して造られたクルマです。ふたのできるトランクは小さくとも、個人で使用するレベルでは、案外一番使い勝手のいい空間を持っていることもあったりもするので、もし気になるクルマがある場合、諦めずにチェックしてみることをオススメします。
国産スポーツカーでは、ホンダNSXもしっかりゴルフバックが収まる設計になっておりますし、上の例で言えばポルシェ911が良いクルマだといえるでしょう。
最新のスポーツカートヨタ86/スバルBRZもトランクに注目していただきたいです。深くしっかりとスペースの確保された容量に加え、開閉した際のトランクリッド(トランクの蓋)の収まりが秀逸であるので、オススメしたいです。
雨の中で開閉しても、開口部に雨だれが流れ込むことなく、両サイドの雨どいをつたって流れ落ちます。普段から実用的なスポーツカーとしてオススメしたいです。