日産・ルークスの中古車の価格相場はいくら?狙い目モデルと選び方を解説

今回は、車選びドットコムに掲載されている日産・ルークスの中古車相場をもとに、価格や年式、走行距離などの観点から掲載台数が多くて狙い目なルークスの中古車を紹介していきます。
日産・ルークスとはどんな車?

日産・ルークスは、2009年に発売された、軽トールワゴンと呼ばれる軽自動車です。三菱・eKスペース、eKクロススペースが兄弟車とされています。
車名のルークス(ROOX)は、空間を表す「Room」と最大「Max」をかけ合わせて造られています。
初代はルークスの名で2009年から2013年まで販売されていましたが、その後2014年に発表された2代目ではデイズシリーズに移行することを踏まえ「デイズルークス」として車名を変更、発表されました。
そして、2020年2月に2度目となるフルモデルチェンジを経て、初代モデルと同じ車名「ルークス」として3代目モデルが販売されています。
また、グレード名として名付けられた「ハイウェイスター」はエルグランドやセレナといった3列シートのミニバン車で展開されているグレードと同じ名称が用いられています。
軽自動車の最上位モデル及びミニバン車の最後に名を連ねるサイズ感と室内空間を誇る車として、特にファミリー世代の様々なニーズに応えてきた1台です。
価格と年式から見た、おすすめのルークス中古車

まずは、「年式と価格相場」から見た狙い目のルークスの中古車を紹介していきます。
2022年7月時点の中古車物件価格分布表から「価格と年式」の条件で、特に分布の多いところをピックアップしていきます。(※上記画像は2022年7月8日時点の情報)
出典:ルークス(日産)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
※ 2代目モデルであるデイズルークスは、ルークスの中古車相場に含みません。デイズルークスの中古車相場をご覧になりたい方はこちら。
高年式車はかなり豊富だが、リコール対応されているか注視
2020年にフルモデルチェンジが行われたルークスは、2020〜2022年の車両が224台と、高年式車の在庫が豊富に揃っています。
軽自動車では、高年式の中古車のタマ数が多い傾向がありますが、ルークスも例にもれていないようです。
ただ、2020年12月〜2021年12月の間に生産された車両に安全上の問題が発生しており、現在リコールが進められているため、その点に注意して車両を選ぶ必要があるでしょう。
狙い目は2020年式モデルのハイウェイスター
やはり、中古車で購入するのであれば、フルモデルチェンジ後の3代目を狙うのがベストでしょう。
その中で、より最新モデルを狙うのも一つの手ですが、高年式車から選択するのであれば2020年式がおすすめです。
2022年式車の在庫を見てみると、グレード”S”や”X”は約110〜150万円、”ハイウェイスター”は約160万円以上と新車価格同等もしくはオプションが付いた車両だとそれ以上の価格帯に設定されています。
2020年式車では、おすすめグレードのハイウェイスターが150万円を切る価格で販売されており、価格幅が約10万円ほど下がるため、大変求めやすくなっています。
2013年式以前の初代モデルも在庫豊富
2代目デイズルークスに代わる前の初代モデルは、中古車市場に出回るタマ数は多く、特に2013年は走行距離3万km未満で約50万円と低価格帯のラインアップが豊富です。
ただ、初代モデルは2023年にはすべての年式が10年以上落ちとなってしまうため、走行距離がかさんだ車両も多く、状態確認が必須となります。
それでも予算の関係上、100万円未満での購入を検討している方は、初代モデルの購入も検討してみてるのもよいでしょう。
年式と走行距離から見た、おすすめのルークス中古車

続いて、「年式と走行距離」から狙い目のルークスの中古車を紹介していきます。
2022年6月時点の中古車物件価格分布表から「年式と走行距離」の条件で、特に分布の多いモデルをピックアップして解説しています。(※上記画像は2022年6月2日時点の情報)
出典:ルークス(日産)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
※ 2代目モデルであるデイズルークスは、ルークスの中古車相場に含みません。デイズルークスの中古車相場をご覧になりたい方はこちら。
高年式・低走行距離車が豊富
2020年のフルモデルチェンジ以降の車両は、走行距離が浅い車両が多く、特に2021〜2022年は100km未満の車両が76台とかなり豊富に揃っています。
ラインアップを見てみると、登録済み未使用車が多いのはもちろんのこと、新車の販売も行われており、中古車と言えどもかなり掘り出し物の車両も多いようです。
もちろん、価格は新車価格並みで設定されていますが、グレードを選ばなければ、約150万円内で購入することも可能です。
狙い目は2020年式・1000〜1万km走行車
3代目モデルであれば、2020年式・走行距離1000km〜1万kmの車両がおすすめです。
タマ数が多いのはもちろんのこと、約140〜160万円台のハイウェイスターのラインアップが豊富に揃っているので、自分にあるグレードの車両を選ぶことができるでしょう。
また、一番低価格なものだと100万円内の車両も販売されているので、3代目モデルが求めやすい価格となっている今、購入することをおすすめします。
3代目モデルは2万kmまで、初代モデルは5万kmまでを目安に
最新の3代目モデルは、走行距離が浅い車両が大半を占めるとは言え、中には3万km程度走っている車もあります。
できるだけ低走行距離車から選びたいところですが、2万km未満で探してみるのも一つの手です。
初代モデルに関しては、すでに10万kmを超えている車両が多く、低走行距離車を見つけるのは難しいでしょう。
その中でも5万kmまでであれば、購入を検討する余地があると考えられます。ただ、状態確認は必要で、年式にも注意が必要です。
車名の違いに注意!先代のデイズルークスも狙い目

ルークスの車名は初代と3代目モデルで使用されていますが、2代目のときに一度”デイズルークス”へと変更されています。
しかし、デザインや装備は異なる点があるものの、ルークスとしての体系は崩れておらず、2020年のフルモデルチェンジ前の2代目も十分に狙い目だと言えるでしょう。
また、3代目モデルは2020年12月〜2021年12月までに発売された一部の車両に安全上の問題が発生していたため、現在リコールが行われています。
そのため、中古車で該当する年式の車両を購入したい場合は、必ず事前に修理対応されているか確認するようにしましょう。