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初登場から5年、コスパのいい中古車増えて〼。マツダ CX-30おすすめグレード解説

マツダ CX-30

2019年にマツダ新世代商品の第2弾として市場に投入されたCX-30

誰が運転してもちょうどよい大きさと、どこへでも行きたくなるフットワーク、十分な室内空間と所有する歓びを具現化したデザイン、それらすべてを満たすコンパクトSUVです。

発売から5年が経過し、中古車の物件もふえつつあるCX-30のおすすめを徹底解説します。

Chapter
新世代商品第2弾として2019年に登場!
機械式立体駐車場にも入るちょうどいいサイズ感が魅力
後席や荷室の広さは?
パワートレインはガソリンとクリーンディーゼルの2つ
現行のパワートレインは2種類のみ
街乗り中心ならガソリン、ドライブの機会が多いならディーゼルがおすすめ

新世代商品第2弾として2019年に登場!

マツダ CX-30

MAZDA3に続く新世代商品の第2弾として登場したマツダ CX-30は、狭い道路や駐車場事情でも比較的取り回ししやすく、小さな子どもが2人いるファミリーユースにも応えてくれるCセグメントのクロスオーバーSUVです。

2019年9月に予約受注が開始されたモデルで、比較的新しく、中古車市場には程度の良い個体が多く出回りつつあります。

機械式立体駐車場にも入るちょうどいいサイズ感が魅力

マツダ CX-30

MAZDA3と共通のプラットフォームを使うCX-30のボディサイズは、全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mmで、1,550mm以下の機械式立体駐車場に入庫可能です。

全幅はややワイドではあるものの、幅制限1.8m以下にもぎりぎり収まり、都市部などでの使い勝手も配慮されています。

最小回転半径は5.3mで、CX-5よりひと回り小さく、CX-3では後席や荷室が狭い…というニーズにも合致します。

後席や荷室の広さは?

キャビンとラゲッジの広さと取り回しの良さのバランスに優れるCX-30の後席は、ライバルのホンダ ヴェゼルやWR-Vほどは広さを感じさせませんが、身長171cmの筆者が運転席に収まった状態でも、後席は実用になる足元空間を確保しています。

床から座面までの高さもあり、前席座面下への足入れ性も良好で、深めに腰かけられますが、背もたれはやや立ち気味です。

平均身長くらいの成人男性が4人乗っても窮屈ではありません。後席頭上まわりも広大ではありませんが、圧迫感を覚えるほど狭くはありません。

荷室容量430Lは、CセグメントSUVのなかでもトップクラスの広さ。WR-Vの458Lという驚異的な容量にはおよばないものの、ひとクラス上のトヨタ ハリアーの409Lを超えています。

後席前倒し時には段差がやや残り、シート背面が斜めになるものの、ワイドな開口幅により長尺物や大きな荷物もそこそこ載せやすい印象。

ただし、開口高はそれなりなので、大きな荷物の出し入れ時には少し気を使うシーンもあるかもしれません。

パワートレインはガソリンとクリーンディーゼルの2つ

マツダ CX-30

搭載されるパワートレインは、現在は2.0Lガソリンマイルドハイブリッドの「e-SKYACTIV G 2.01.8Lディーゼルターボの「SKYACTIV-D 1.8に、トランスミッションは6ATの組み合わせで駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意。

WLTCモード燃費はガソリン車が16.2km/L(2WD/FF)ディーゼル車が19.5km/L(2WD/FF)となっています。

以前は、2.0Lガソリンの「SKYACTIV G 2.0」や圧縮着火の「SKYACTIV-X」、トランスミッションには6MTも設定されていましたが、現在はラインナップがありません。

現行のパワートレインは2種類のみ

マツダ CX-30

コンパクトクラスながら、ディーゼルエンジンを選択できるのもCX-30の魅力です。

1.8Lディーゼルターボは、最高出力95kW(130PS)/最大トルク270Nmというアウトプットで、軽油ですむ経済性の高さはもちろん、街中、高速道路を使ったロングドライブでもトルク感のある走りにより余力のある動力性能を実感できます。

マイルドハイブリッドと組み合わせる2.0Lガソリン車は、115kW(156PS)/199Nmというスペックで、最高出力はディーゼルを上回り、4人乗車時でもストレスを抱かせない走りが可能です。

車両重量はガソリン車が1,420kg(2WD/FF)、ディーゼル車が1,460kg(2WD/FF)とあまり差はありません。

なお、「SKYACTIV-X」搭載車はほとんど出回っていませんので、使い方に応じてガソリン車かディーゼル車にするかという選択になります。

街乗り中心ならガソリン、ドライブの機会が多いならディーゼルがおすすめ

マツダ CX-30

高速道路はあまり使わず、街乗り中心であればガソリン車を、ロングドライブの機会が多いのならディーゼル車というのがCX-30の選び方の目安です。

降雪地域や頻繁にスノードライブに出かける方は、ディーゼル、ガソリンともに4WDもチョイスできます。

基本グレードは、S Package(Sパッケージ)Touring(ツーリング)の2つで、上位グレードにあたるTouringは、シグネチャーLEDランプ付きの前後ランプユニットやアダプティブヘッドライト、360°モニター、リバース連動機能付きサイドミラーなどの安全性能。

スマホのワイヤレス充電や大型のセンターディスプレイ、運転席パワーシートといった便利機能がそれぞれ充実しています。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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