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【2025年版】新生活におすすめ!200万円台で狙えるおすすめモデル10選

マツダ MAZDA3

春は、新しい生活の始まる季節。新生活にあわせて愛車を購入する人も少なくありません。

多くの人はローンを組んで車を購入するワケですが、最近は普通車を狙うなら300万円以上の予算が必要です。

そこでここでは、ギリ200万円台で購入できる新車と中古車を取り混ぜて、おすすめの10台をピックアップしてみました。

新生活の相棒選びの参考にしてください。

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新生活だけに愛車も新しさにこだわりたい!そんな人におすすめの5台
いま200万円台で狙うべきおすすめ中古車5選
200万円の予算があれば新車から中古車まで選択肢はおおきく広がる
マツダ CX-5

物価や物流コストが上場して、いまや軽自動車を除くと200万円台で購入できる車は数えるほどになってきました。

とはいえ、いろいろと物入りな新生活を始めるにあたり、愛車のみに予算を割くことはなかなか難しい話です。

ざっくりした計算になりますが、60回ローンで購入する際、金利を約3パーセントで計算すると、300万円の車では1回の支払い額が約5万4000円、230万円のときは約4万1000円と1万円以上違ってきます。

車は、手に入れれば終わりではなく、使えば使ったぶんだけ消費する燃料代にくわえて、日々のメンテナンス代や車検、税金、自動車保険など、いろいろと維持費が掛かります。なので、月々1万円以上の差額は、購入前に考える以上におおきなものとなります。

そこでここでは、できるだけ安く、新しめの車を狙っているという方々のために、新旧のおすすめモデルを10台集めてみました

新生活だけに愛車も新しさにこだわりたい!そんな人におすすめの5台

スズキ フロンクス

スズキ フロンクス

スズキ フロンクスは、2024年に発売されたばかりのコンパクトSUVです。

日本での販売が終了したエスクードの後継モデルとして投入されたフロンクスは、FFモデルが254万1000円、4WDモデルでも273万9000円という戦略的な価格になっています。

パワートレインは、マイルドハイブリッドの1.5L直列4気筒エンジンと6速ATの組み合わせ。4WDモデルには、「スノーモード」「グリップコントロール」「ヒルディセントコントロール」という3つのモードを用意して悪路走破性を高めています。

ボディサイズは、全長3,955mm×全幅1,795mm×全高1,550mmで、都市部に多い立体駐車場も使えますし、フェリー旅では航路にもよりますが、4m未満の安いランクで乗船できるなど、コンパクトサイズによるメリットは少なくありません。

とはいえ1.8m近い全幅が、広い室内とひとクラス上のSUVとならべても遜色ない存在感を獲得しています。

トヨタ ヤリスクロスやホンダ WR-Vのエントリーモデルに比べると、やや高額にも感じますが、フロンクスはスマートフォン連携メモリーナビ、ワイヤレス充電器、前席シートヒーター、16インチアルミホイール、LEDヘッドランプ&デイタイムランニングライトのほか、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールやヘッドアップディスプレイが標準で装備されているので、差額を補ってあまりある充実度となっています。

ホンダ フリード

ホンダ フリード AIR EX 2024

ホンダ フリード(GT系)は、ガソリンの「AIR(エアー)」「AIR EX」の2WDと4WD車、「CROSSTAR(クロスター)」とハイブリッドの「e:HEV AIR」の2WD車が300万円以下で狙えます。

室内は、3列シートの6人乗りが基本で、AIR EXに7人乗り、CROSSTARには2列シートの5人乗りを用意。

ガソリン車はエンジンの唸り音などがノイジーに感じられますが、e:HEVと比較すると30万円以上安く、そのぶん欲しかったディーラーオプションや社外ホイールを購入できるなど、自分好みのカスタマイズを楽しむことも出来ます。

また燃費は、ガソリンモデルのAIRが16.5km/Lなのに対し、e:HEV AIRは25.6km/Lとリッターあたり10km近い差があり、年間1万5000キロ以上を走る使い方だと約5年で新車価格の差が埋まってしまいます。

反対に年間5000キロくらいの使い方であれば、装備などが劣ることはありませんので、ガソリン車を積極的に選んでも良いでしょう。

トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタ 3代目 10系

トヨタ シエンタは、現行型(10系)のハイブリッド「Z」を除くほとんどのグレードが狙えます。

先代よりもファニーな印象となった現行シエンタは、5ナンバーサイズの使いやすい大きささに、室内はガ5人乗りと7人乗りが選択できます。

デビュー当時、価格が上がったと言われていましたが、他の新車価格が軒並み上昇していることもあり、1.5Lガソリン車が199万5200円〜、ハイブリッド車でも239万円〜とかなり安価に感じられます。

グレードは下から「X」「G」「Z」という構成で、価格優先なら「X」で良いのですが、内装色はブラックでパワースライドドアは助手席側のみ、パノラミックビューモニター未装着、くわえてボディカラーがソリッドの4色のみなど、購入にはある程度の割り切りが必要です。

いっぽうで最上級グレードの「Z」は、充実した装備に3色の内装色を用意して、内外装のコーディネイトを楽しめます。限られた予算で、より良いものを、という方はこれを中古車で探すという手もアリだと思います。

マツダ MAZDA3

マツダ MAZDA3

マツダ MAZDA3は、ファストバック(ハッチバック)とセダンという2つのスタイルを用意するCセグメントモデルです。

パワートレインは、ファストバックに、1.5Lガソリン(SKYACTIV G)、2.0Lのe-SKYACTIV Gハイブリッドと、e-SKYACTIV Xハイブリッド、1.8Lディーゼルターボ(SKYACTIV Dの4タイプ。

セダンは、e-SKYACTIV Gハイブリッドと、1.8Lディーゼルターボの2タイプが用意されています。

300万円で狙えるのは、ファストバック、セダンとも、1.5Lガソリンとe-SKYACTIV Gハイブリッド、1.8Lディーゼルターボ(SKYACTIV D)の一部グレードです。

ファストバックのe-SKYACTIV Gハイブリッドには、最近では少なくなったMT(マニュアルトランスミッション)もラインナップされています。

日産 セレナ

日産 セレナ

大人気のミニバン、現行型(C28)日産 セレナは、ガソリンモデルの「X」および「XVグレードの2WD車と、「X」グレードの4WD車が新車でも300万円を切っています。

室内は、いずれもスマートマルチセンターシートを備えた8人乗りで、2列目の左右シートは超ロングスライド+横スライド+リクライニングが可能。シートアレンジなどは基本的に一緒ですので、気にすることは無いでしょう。

シート生地も共通で、スタンダードな織物/トリコットのブラックとグレージュが用意されす。

また「プロパイロット」は全車標準装備ですので、「プロパイロット」を買うイメージであれば「X」でも良いかもしれません。

「X」と「XV」の違いはおもに室内の装備で、ハンズフリーオートスライドドアと2、3列目のパーソナルテーブルはは「XV」のみ。

またカップホルダーの数は「X」がフロント3個と3列目に4個の計7個に対し、「XV」はフロント3個、2列目4個、3列目6個の計13個。

USB電源ソケットも「X」はフロントにTypeAとTypeCをそれぞれ1個、「XV」は2、3列目にもそれぞれ2個づつTypeCが追加されるなど、多人数乗車での利便性では「XV」がうわ回っています。

「X」の装備はかなり端折られていますので、室内どこでも快適に過ごしたいという方は、もう少しお金を払って「XV」以上のグレードを選択したほうが良いかもしれません。

いま200万円台で狙うべきおすすめ中古車5選

トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロス HV 2020

大人気のトヨタ ヤリスクロスは、「燃費がいい、SUVが欲しい」というユーザーの希望に応える1台です。

パワートレインは、1.5Lガソリンエンジンと1.5Lハイブリッドの2つで、燃費(WLTCモード)はガソリン車でも19.8km/L〜と上々ですが、ハイブリッド仕様はさらに優秀で、2WDが30.8km/L、4WDのE-Fourでも28.7km/Lという、軽自動車以上の低燃費を実現しています。※いずれも「X」グレード

グレードは、ガソリン/ハイブリッド車ともに、下から「X」「G」「Z」の順で、100万円台でも見つけやすい「X」グレードは、スマートエントリーキーやプッシュスタートなどの装備がなく、ホイールは16インチスチール、ステアリングはウレタン3本スポークなど、必要最低限の装備といったイメージ。

日常的な利便性や快適性を考えると、スマートエントリーキーやプッシュスタートにくわえて、空気清浄機能付きエアコン(ナノイー)、LEDヘッドランプ、7インチのTFT液晶メーター、アルミホイールなどが標準装備となる、「G」グレード以上がおすすめ。

250万円以上出すことが可能なら、「Z」グレードのハイブリッド車を狙うことがきます。

軽自動車からのステップアップを考えている方にも適したヤリスクロスの中古平均価格は約240万円です。

価格は年式や走行距離、グレード、装備内容、車両状態によって異なるため、購入時には複数の車両を比較し、最適な1台を選ぶことが重要です。

マツダ CX-5

マツダ CX-5 2代目 2021改良

ヤリスクロスよりも大きくて、室内にも余裕があるSUVが欲しいという贅沢なのぞみを叶えてくれるのが、マツダの大ヒット商品CX-5です。

洗練されたデザインと高級感のある仕上がりが特徴のCX-5は、2017年に登場した現行型(2代目)が狙えます。

新車でも、20S iセレクションが281万500円と、ギリギリこの200万円代で手に入れることができますが、中古車なら雪や悪路に強い4WDモデルや、燃費の良いディーゼル仕様も視野にはいってきます。

ボディサイズは、全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690mmと、ミドルクラスのSUVとしてバランスの取れた大きさ。比較的取り回しがしやすく、駐車もしやすいモデルです。

エンジンは、最高出力115kW(156PS)を発生する2.0Lガソリンをボトムに、2.5Lガソリン、2.5Lガソリンターボ、2.2Lディーゼルターボという構成です。

購入費用にくわえて年間の維持費まで考えるなら、燃費の良い2.2L ディーゼルターボがおすすめですが、年間の走行距離が少ない場合は、2.0Lガソリンエンジンを選んでも良いでしょう。

いっぽうパワフルで軽快な走りを求めるなら、2018年から2022年まで販売された2.5Lガソリンターボがおすすめ。

軽快にエンジンを回してワインディングなどを走ると、気持ちの良いスポーティ感を味わうことができます。

日産 ノートオーラ

日産 ノートオーラ

日産 ノートの上位モデルとして2021年に発売されたノートオーラ。実用性とコストパフォーマンスを重視したノートに対して、ノート オーラは高級感や上質なデザインを追求した「プレミアムコンパクト」として開発されました。

プラットフォームを共有する兄弟車のノートとノートオーラですが、あらゆる面が異なります。

まずボディサイズは、5ナンバーサイズのノートより40mm広い全長4,045mm×全幅1,735mm×全高1,505mmの3ナンバーサイズです。

搭載するe-POWERは、最高出力100kW(136PS)、最大トルク300Nmをそれぞれ発生。ノート(85kW/280Nm)よりもパワフルな仕様となっています。

ちなみにe-POWERは、エンジンを搭載しているもののその仕事はバッテリーに電力を供給するだけで、駆動はバッテリーの電力を使ったモーターのみで行います。

つまり、ガソリンを燃料にしながらも、モーターによるスムーズな加速やワンペダルドライブを気軽に楽しめるのがe-POWERの特徴であり利点です。ただし、PHEVのように外部充電はできません。

インテリアや装備では、ノートはファブリックシートに、7インチ液晶メーターとアナログメーターの組み合わせなのに対し、ノート オーラは、合成皮革のシートに、12.3インチのフルデジタルメーターが標準。さらに上級グレードでは、本革シートやウッド調パネル、アンビエントライトも採用されます。

またオーディオは、BOSEプレミアムサウンドシステムを選択できるなど、エルグランドなどのラージサイズミニバンからのダウンサイジングを検討している方でも満足できる仕様になっています。

高速道路や坂道でも余裕のあるパワフルなセッティングのe-POWERに、上質な印象の内外装デザインなど、すべてにおいて高級な仕上がりになっているのが、ノートオーラというわけです。

BMW ミニ

BMW ミニ 5ドア(3代目) 

BMW ミニの3代目(F系)は2014年に登場しました。先代(R56系)と比べて、プラットフォームをはじめエンジン、装備が大きく進化しています。

ボディは、3ドアハッチバック(F56)を基本に、5ドア、観音開きのリアドアを持つクラブマン(2015年発売)、オープンモデルのコンバーチブル(2016年発売)、SUVスタイルのクロスオーバー(2017年発売)など、多彩なバリエーションで、すべてのスタイルが200万円台で狙うことがきます。

デザイン面では、丸型ヘッドライトや六角形グリルなど従来のミニらしさを継承しつつ、LEDテールランプがユニオンジャックデザインに変更されるなど、より個性的なスタイルとなったことが特徴です。

パワートレインは、BMW製のBシリーズを採用し、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド(PHEV)の3種類。

ガソリンエンジンは、ONEやCOOPERに搭載される1.5L直列3気筒ターボと、COOPER Sやジョンクーパーワークス(JCW)に採用される2.0L直列4気筒ターボを用意。

PHEVは、フルタイム4WDを組み合わせた「COOPER SE クロスオーバー ALL4」専用になります。

安全装備も充実しており、アクティブクルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキ、歩行者検知機能などが搭載され、より安心して運転できるようになっています。

インフォテインメントシステムも進化して、デジタルメーターの導入により視認性が向上しています。

初代・2代目と比べて信頼性が向上した3代目(F系)は、ボディサイズの拡大による実用性向上と、エンジンラインナップの多様化が特徴で、安全装備やインフォテインメントの充実により快適性も高まっています。

また、ミニらしいゴーカートフィールは健在で、走る楽しさを求めるユーザーにも魅力的なモデルとなっています。

トヨタ ヴォクシー

トヨタ ヴォクシー(3代目)

トヨタ ヴォクシーは、先代モデルである80系が200万円台で購入可能です。

エアロ仕様の「ZS」「ZS 煌(きらめき)」シリーズが人気で、他のグレードよりも若干高めのプライスになっていますので、安価にヴォクシーを狙う場合は「X」または「V」グレードを狙うと良いでしょう。

安全装備は2019年1月の一部改良で、衝突回避支援パッケージが「Toyota Safety Sense C」から「Toyota Safety Sense」にバージョンアップされました。

「Toyota Safety Sense C」のレーザー+単眼カメラ方式から、「Toyota Safety Sense」ではミリ波レーダー+単眼カメラ方式に変更されたことで、昼間の歩行者も検知できるようになりました。

また、前者は車線逸脱警報(LDA)も警告音のみで、ステアリングの補助機能はありません。

パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類で、燃費性能(WLTCモード)は、ガソリン車(2WD)が14.8km/L、ハイブリッド車(2WD)は23.8km/Lをマークします。

長く乗ることを考えると、2019年以降のToyota Safety Sense搭載のハイブリッド車がベストですが、購入価格や維持費とのバランスを考えて選択することが重要です。

走行距離が多めの個体は、販売店の保証制度を確認し、お得な1台を見つけると良いでしょう。

200万円の予算があれば新車から中古車まで選択肢はおおきく広がる

新生活をはじめるにあたり、出費はできるだけ抑えたいものですが、予算をケチったばかりに購入後すぐにメンテナンスや修理が必要になったり、思ったていたよりも使い勝手が悪かったりしては本末転倒です。

1人もしくは最低限の少人数で、近場の移動や通勤だけなら、軽自動車やコンパクトカーでも十分に活躍できますが、たまには泊まりのドライブに出かけたり、家族を乗せて食事に行ったりする場合には、普通車のハッチバック以上が理想です。

新車にこだわるなら選べる車種は限りがあるものの、中古車も視野に入れれば、ここでピックアップした車種以外でも、魅力的なモデルはまだまだ存在しますから気になる人は予算から中古車を探してみるのもおすすめ。

車選びドットコムなら、探し求めていた1台に出会えるかもしれません。

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