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【プロ解説】兄弟車、三菱 デリカミニと日産 ルークスを比較。良い点と悪い点を解説します。

三菱 デリカミニ × 日産 ルークス

軽自動車の新車販売台数ランキングで、つねに上位を占めているのが、広い室内にスライドドアを装備したスーパーハイトワゴンです。

王者ホンダ N-BOXを筆頭に、スズキ スペーシア、ダイハツ タント、三菱 デリカミニなどが、熾烈な販売競争を繰り広げています。

そんな群雄割拠するカテゴリーに、日産が新型ルークスで参戦。直接的なライバルとなる三菱 デリカミニと徹底比較します。

Chapter
NMKVで開発された3兄弟「ルークス」「eKスペース」「デリカミニ」
先代の雰囲気を残しながら進化したエクステリア
5つのモードを用意するデリカミニのドライブモード
専用装備の追加によって高くなったデリカミニの車両価格
街乗りメインなら日産 ルークス、アウトドアレジャー向けなら三菱 デリカミニ

NMKVで開発された3兄弟「ルークス」「eKスペース」「デリカミニ」

日産 ルークス BB系(4代目)

初代三菱 デリカミニは、2023年5月に実施されたeKクロススペースのマイナーチェンジにあわせて初登場しました。

クロスオーバー風の外観と、公式キャラクターである「デリ丸。」を採用したプロモーションによって、一気に人気モデルへと駆け上がったことは記憶に新しいところです。

いっぽう日産 ルークスは、2009年に初登場。このときは、スズキからの供給を受けたOEMでした。

ルークスが現在のような三菱自動車との合弁会社NMKVで開発されるようになったのは、2013年に発売された2代目のデイズルークスからです。

三菱 デリカミニ 2代目

2025年10月27日に販売が開始された日産 ルークス(BB系)は、歴代4代目。三菱ではekスペースとデリカミニが兄弟車です

それぞれの新車価格帯は、ルークスの「S」「X」がekスペースの「M」「G」、ルークス ハイウェイスターはデリカミニと重なります。

ここでは、日産と三菱の売れ線となっているエアロパーツの付いたルークス ハイウェイスターと、デリカミニを比較してみましょう。

先代の雰囲気を残しながら進化したエクステリア

2代目の現行型デリカミニは、ドライバーを冒険に誘う「進化したアクティブで頼れる相棒」をコンセプトに、内外装のデザイン、走行性能、安全性能など全方位でアップデートされています。

フロントデザインは、半円形のLEDポジションランプを、従来型より大型化。三菱のデザインアイコンであるダイナミックシールドは、フロントバンパーと一体化してボディ同色とすることで、親しみやすくかつ洗練された力強さを表現しています。

またワイドなデザインの前後スキッドプレートを採用するとともに、前後フェンダーおよびボディ下部をブラックとすることで、アウトドアでの走行性能の高さを演出。

4WD車には、トレッキングシューズの靴底をモチーフにした5本スポークの15インチアルミホイールが装備されます。

5つのモードを用意するデリカミニのドライブモード

ドライブモードは、ルークス/ekスペースが「SPORT(スポーツ)」「STANDARD(スタンダード)」「ECO(エコ)」の3つで構成されるのに対し、デリカミニにはエンジンレスポンスやASCなどの制御も行う「GRAVEL(グラベル)」「SNOW(スノー)」をくわえた5モードを用意します。

インフォテインメントシステムには、ルークスと同じGoogleを搭載した12.3インチディスプレイを採用。

運転支援システムは「三菱 e-Assist」に後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)と後退交差車両検知警報システムを新たに追加するなど、軽自動車トップクラスの質の高い機能を採用。これら機能もルークスと同様です。

専用装備の追加によって高くなったデリカミニの車両価格

三菱 デリカミニ 2代目

日産 ルークスハイウェイスターと三菱 デリカミニの新車価格は、もっともベーシックなグレードでも約10万円の差があります。

これはおもにデリカミニが専用のスタイリングを採用していることに由来していますが、ヒルディセントコントロールなどデリカミニだけの装備も目立ちます。

また4WD車は、デリカミニはショックアブソーバーにカヤバ製のプロスムースを採用。さらにフロントに高剛性スタビライザーとベアリング、リアはブッシュの配置変更などサスペンションに手を加えて、安定感が高く気持ちの良い走りを実現しています。

街乗りメインなら日産 ルークス、アウトドアレジャー向けなら三菱 デリカミニ

三菱 デリカミニ × 日産 ルークス

サスペンションに専用チューニングを施したり、ドライブモードセレクターまで採用したりと従来モデル以上にデリカミニはルークスとの差別化を図っています。

いっぽうルークスは、デリカミニよりもリーズナブルな予算で上位グレードに乗れることがポイント。

ですので、どちらを選ぶかはユーザーの好み次第と言えますが、街乗りや近距離のドライブ程度の使い方なら2WDのルークス、悪路や雪道でも使いたいなら4WDのデリカミニおすすめとなります。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として本格的に参画し、2006年に独立。現在は、日本でもっとも多くの広報車両を借り出して取材を行うフリーランスの編集者として活動中。中古車の流通、販売店に精通した「中古車相場師」と呼ばれるいっぽうで、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

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