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【プロ解説】新型になった日産 ルークスを試乗!その走りを徹底解説します

日産 ルークス BB系(4代目)

2025年9月にフルモデルチェンジを行い、4代目に進化した日産 ルークス。

パワートレインは、マイルドハイブリッドシステム(S-HYBRID)を搭載した660ccNAとターボから、モーターアシストを持たないNAとターボに刷新されたことがポイントです。

兄弟車である三菱 ekスペース/デリカミニよりも上との呼び声も高い新型ルークスの試乗インプレッションをお届けします。

Chapter
モーターアシストを外しても先代と同じ燃費を達成
軽自動車では初!車体下の映像を映し出すインテリジェントアラウンドビューモニターを搭載
街乗りでは上級車にも引けを取らない静粛性を実現している
充実した安全装備と質感の高さは特筆もの

モーターアシストを外しても先代と同じ燃費を達成

日産 ルークス BB系(4代目)

新型ルークスに搭載されるエンジンは、先代と同じBR06型の直列3気筒DOHCとインタークーラーターボです。

スペックは、NAエンジンが最高出力38kW(52PS)/6,400rpmと最大トルク60Nm/3,200rpm。ターボエンジンは最高出力47kW(64PS)/5,600rpm、最大トルク100Nm/2,400rpm-4,000rpmをそれぞれ発生。

組み合わせるトランスミッションは、オイルポンプなどの機械損失を極限まで低減させることにより、従来よりも伝達効率を大幅に高め、低燃費を実現したエクストロニックCVTで、あわせて変速プログラムの改良が行われています。

結果、燃費(WLTCモード)はS-HYBRIDが搭載された従来モデル(最終型)と同等の17.4~21.0km/Lを達成。モーターアシストの助けを借りずに動力性能と環境性能を両立しました。

駆動方式は2WD(FF)と4WDで、4WDは普段は2WDで雨や雪のような滑りやすい路面になると後輪へ駆動力を配分するフルタイム4WDとなります。

軽自動車では初!車体下の映像を映し出すインテリジェントアラウンドビューモニターを搭載

新型ルークスの安全装備は、高速道路や自動車専用道路でのトータルアシストを行う「プロパイロット」に加えて、「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」を搭載しています。

「360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)」は、自転車や交差点サポートにもタイプした「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」をはじめ、「インテリジェントBSI(後速報衝突防止支援システム)」と「BSW(後側方車両検知警報)」、「RCTA(後退時車両検知警報)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、自車からは見えない前方の状況を検知し、ブレーキの踏み遅れによる玉突き事故回避を支援する「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」、「アダプティブLEDヘッドライトシステム/ハイビームアシスト」など。

また「インテリジェントアラウンドビューモニター」には、本来見えない車体下の映像を生成する軽自動車初の「インビジブルフードビュー」、車両周辺状況を3D映像により直感的に確認可能な「3Dビュー」、交差点などで運転席から死角になる前方の左右が見えるようにサポートする「フロントワイドビュー」の新しい3つの表示機能を搭載しました。

さらに滑りやすい路面やコーナリング、障害物を回避する際の横滑りを軽減するVDC(ビークルダイナミクスコントロール[TCS機能含む])など、文字通り全方位でドライバーの運転をサポートして安全性を高めています。

街乗りでは上級車にも引けを取らない静粛性を実現している

試乗したのは、最上位グレードのルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD)です。

撮影車両にはオプション装備として、
・インテリジェントアラウンドビューモニターインフォテインメントシステム+車載通信ユニット+前後ドライブレコーダー+ETC2.0ユニット+プロパイロット緊急停止支援システム+SOSコール+カーアラーム(32万8900円)
・プレミアムインテリア(4万4000円)
・ホワイトパール/フローズンバニラパールプレミアム2トーンボディカラー(12万2100円)
・IRカット&スーパーUVカット断熱グリーンガラス&プライバシーガラス+プラグマクラスター技術搭載オートエアコン+後席USBポート+ロールサンシェード〈リア〉+シートバックポケット+パーソナルテーブル〈リア〉で構成される快適パック(4万9500円)
が追加されています。

乗り込んで最初に感じたのが、広いガラス面がもたらす室内の開放感です。とくに運転席はAピラーの角度を立てたこともあって、死角も少なく非常にクリアな視界が確保されています。

走り出してみると、発進時の加速は鋭くモーターアシストのあるS‐HYBRIDを廃止したことによるパワートレインのネガは感じられません。

エンジン回転数の低い街乗りレベルでは室内の静粛性も高く、上級車からの乗り替えでも満足できると思われました。

さすがに坂道や高速道路の合流などの場面でエンジン回転数が3,000rpmを超えると、エンジンノイズが気になるようになりますが、CVTの変速プログラムが上手く、耳障りな音が長続きすることはありません。

足まわりは、歩道から車道に出る際の段差を乗り越えた際の左右の揺れが小さく抑えられているうえ、すぐに収まるなど、乗り心地の良さは軽スーパーハイトワゴンのなかでもトップレベル

路面からの突き上げも少なく、背の高いスーパーハイトワゴンにもかかわらず、カーブを曲がる際のロール量も抑えられています。

充実した安全装備と質感の高さは特筆もの

日産 ルークス BB系(4代目)

最新モデルらしい安全装備の充実度も購入するターゲットユーザーにとって心強い装備といえますし、全体的な質感の高さも魅力です。

“かどまる四角”のデザインで個性を主張する新型ルークスは、従来モデルより注目度がアップしています。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として本格的に参画し、2006年に独立。現在は、日本でもっとも多くの広報車両を借り出して取材を行うフリーランスの編集者として活動中。中古車の流通、販売店に精通した「中古車相場師」と呼ばれるいっぽうで、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

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