ライフ(ホンダ) モデルチェンジ情報

ホンダ・ライフは1970年代に発売開始されたホンダの軽自動車です。初代はセダンタイプとワゴンタイプの2種類でした。エンジンにタイミングベルトが最初に採用された車でもあります。
当時販売されていたホンダシビックが世界的にヒットしたため、シビックに生産能力を集中させるために初代ライフは発売後4年で生産終了となりましたが、1990年代に軽のトールワゴンとして復活しました。
その後、ホンダの軽自動車の看板車種となっていましたが、2014年にN-BOXがホンダの軽トールワゴンの中心車種となり、ホンダライフは生産・販売終了となりました。
競合車との比較
スズキ・ワゴンR

軽トールワゴンのホンダ・ライフのライバル車としてよく名前があがるのが、スズキのワゴンRです。
そこで両車種の比較をします。なお、ホンダライフは2014年4月で販売終了となりましたので、当時のもので仕様を比較します。
価格帯はホンダライフのほうが低く始まり、幅も広いです。
ボディサイズは全長、全幅は両社同じですが、全高はスズキワゴンRが30mm高いです。しかし、室内高は逆にホンダライフのほうが50mm高くなっています。
一方、室内長はスズキワゴンRのほうが160mm長くなっています。
走行性能は両車種ともほぼ同じですが、燃費性能はスズキワゴンRが圧倒しています。
装備やデザインを考慮して総合的に選択することになりますが、長期で乗ることを考えると、燃費性能の高いワゴンRのほうがお得感のある車と言えるでしょう。
ホンダ・ライフ | スズキ・ワゴンR | |
---|---|---|
希望小売価格 | 98.0~160.9万円 | 108.2~150.0万円 |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1610mm | 3395×1475×1640mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2005×1295×1315mm | 2165×1295×1265mm |
最高出力 | 38Kw | 38Kw |
最大トルク | 60Nm | 63Nm |
燃費性能 | 19.4Km/L | 26.0Km/L |
今後のフルモデルチェンジ予定
生産・販売終了となったので今後のフルモデルチェンジの予定はありません。
まとめ
初代以来、フルモデルチェンジのたびに、安全装備を中心に当時の最新テクノロジーが搭載され、ホンダの軽自動車の代表的な車種でしたが、N-WGN登場以来、その座はN-BOXシリーズに譲っています。
N-BOXシリーズは競争が激しい軽自動車市場でも常に上位の人気を誇る車種となっていますが、それはホンダライフが培ってきた技術と評価に由来するものと言えるでしょう。
中古車市場でのライフの人気も未だ健在です。