【2021年5月版】ライフ中古車の最新相場と狙い目モデル9選!選び方も紹介

ライフはホンダが生産していた軽自動車です。国内ではNシリーズに役割を与えたため生産中止となりましたが、中古車市場においては流通量も多く人気車の1つとなっています。
飽きのこないスタイリッシュでコンパクトな外観や使い勝手のよさが多くのユーザーから指示を得ています。
- Chapter
- ライフはどんな車?
- ライフ中古車の狙い目モデル9選
- 相場価格x年式からみた狙い目モデル3選
- 年式x走行距離からみた狙い目モデル3選
- ライフ中古車の選び方と注意点4個
- 手頃な相場価格で自分好みのライフ中古車を見つけよう
ライフはどんな車?
ライフはホンダが生産・販売していた軽乗用車です。
初代モデルが発売されてから一旦生産を終了しますが、20年以上のブランクをあけて再び生産されるなど、ホンダ製の軽自動車の中心として長く人気を誇っていました。
初代ライフ

初代ライフは、「ホンダ製の車の基礎」ともいえるモデルです。
軽自動車の規格ながら快適性と居住性を追求し後に発売されたシビックのベースとなった位置づけの車です。
ライフはいくつかの車種をラインナップに追加していきましたが、シビックの生産に本腰を入れるため約4年で初代の生産が打ち切られました。
2代目ライフ

2代目ライフは、初代が生産を打ち切られてから約20年ぶりに復活しました。ボディスタイルはトールワゴンスタイル1種類のみの5ドアハッチバックです。
2代目ライフは、当時の規格に準じたサイズでホンダのヒット車だったトゥデイよりも高さのある設計でした。
居住性も燃費もよく使い勝手のいい車ですが、軽自動車の規格変更が行われたことで短い販売期間となりました。
3代目ライフ

ライフ3代目は軽自動車の規格変更に伴い誕生しました。
3代目は衝突安全対策の向上が図られ、助手席エアバッグも標準装備となっています。AT車にはコラムシフトが採用され、前席の広さや移動のしやすさが格段に向上しました。
デザイン的にはすっきりした作りになっており、ライフのイメージとして定着しているスタイルといえるでしょう。
4代目ライフ

4代目ライフは3代目の後に約5年にわたって生産されました。 4代目からはMTが廃止され、ATのみの製品展開になりました。
スタイリングは大幅に変更され衝突安全のための数々の変更が加えられた他、室内空間は先代よりも広くなるなど消費者のニーズを的確につかんだヒット商品となりました。
5代目ライフ

ライフシリーズの最後を担った5代目ライフは、先代よりもトールタイプになり、車体も軽量化され燃費効率も改善されています。
運転のしやすさや装備面は、4代目よりもさらにスケールアップしています。
軽自動車初となったバックモニターの装着は特筆すべき特徴です。ライフシリーズの最後のモデルとして、多くのユーザーに愛された車です。
新型ライフが誕生
現在は生産を終了しているライフですが、近年になって新型車を発売しました。ホンダの中国での合弁会社、東風ホンダから発売されました。
販売ルートは中国市場で、車種構成はスポーツ仕様とSUV仕様の2種類です。
エンジン排気量としては軽自動車の規格には入りませんが、ライフ愛好家にとっては新型ライフの誕生は気になるニュースでしょう。
ライフ中古車の狙い目モデル9選
車選びドットコムに掲載されているホンダ・ライフの中古車相場をもとに、ライフの中古車の狙い目モデルを見ていきしょう。
中古車市場においてライフは流通量が多く、現役時代に売れていた証といえます。初めて車を選ぶ方にとって価格も手頃で、安心して乗れる人気車ライフの狙い目をモデル別に探っていきましょう。
相場価格x年式からみた狙い目モデル3選

相場価格と年式から見たライフの狙い目モデルを3つ紹介していきます。
年式は中古車選びで欠かせないチェックポイントです。相場価格とあわせて、手頃で状態の良いライフを選ぶ際の参考にしてください。(※上記画像は2021年6月9日時点の情報)
1:2007年式以前20万円台以下
2007年式以前のモデルだと、2021年現在からみれば約15年落ちになります。しかし、価格が20万円台以下であるため、年式にこだわらない場合はとても手頃な価格帯といえるでしょう。
中古車は、新車で購入するよりも装備面が充実しています。
ライフは走行性能や安全性が高く作られているため、中古車でもしっかりと現役の走行を見せてくれるでしょう。
2:2008~2010年式20万円~30万円台
2008年~2010年式で20万円~30万円台のライフは、ライフの中古車相場の中核を形成するモデルプラン帯といえます。
約10年落ちで30万円台といえば、買いやすい価格帯でしょう。
市場での流通量も比較的多く、ライバル店と比較しながら探すことも可能です。外せない狙い目モデルプランです。
3:2011~2014年式30万円~60万円台
2011年~2014年式で30万円台~60万円台のライフ中古車は、ライフの価格帯でも上位グループを形成しています。
年式もそれほど経過していないため、車自体の状態も良好なものが多いです。装備面もフル装備に近く、年式から感じられる古くささも感じません。
60万円台までの予算を組めば、ライフの上級クラスが狙える相場帯といえるでしょう。
年式x走行距離からみた狙い目モデル3選

ライフの中古車相場について、今度は年式と走行距離から見ていきます。
中古車探しで重要なのは年式もありますが、実際にどれだけ走行しているかです。 10万㎞という数値が判断基準の分かれ目になるでしょう。
それらの数値から、ライフの中古車相場を見ていきましょう。(※上記画像は2021年6月9日時点の情報)
1:2007年式以前走行距離7〜10万km超
生産年式が2007年以降だと約15年落ちになるため、エンジンの状態が劣化してくることは避けられません。しかし、日本車のエンジンは優秀です。10万㎞を超えていてもしっかり走行することができる性能を持っています。
相場的にかなり求めやすい価格帯になるのもこの相場帯です。現物の車をじっくり見て判断しましょう。
2:2008~2010年式走行距離3~10万km
約12年落ちで10万㎞以内の中古車は、市場の流通量がかなり多いです。相場的には10万円台から40万円台となり、買いやすく選びやすい相場帯といえるでしょう。
車の状態をよくチェックし、試乗してみて総合判断しましょう。
3:2012~2014年式走行距離2万~10万km
2012年~2014年式で走行距離が2万~10万㎞以内のモデルとなると、狙い目の車を探すのが難しくなってきます。
10年落ち以内で走行距離が10万㎞以内の車は、多くのユーザーにとって買いたくなる相場帯になるからです。
しかし、中古車では5万㎞前後になるとバッテリーやタイミングベルトなどの交換時期に重なってきます。掘り出し物と思って飛びつかず、落ち着いてその車の状態をチェックしましょう。
カラー別の狙い目モデル3選
中古ライフのカラー別狙い目モデルを探りましょう。
ボディカラーは車のおしゃれさや存在感を際立たせます。また車種によって合う色、合わない色があるでしょう。
その中から、狙い目になるライフのカラーを3つ紹介していきます。
1:透明感のあるライトブルー

透明感のあるライトブルーはライフのイメージカラーとしてユーザーに浸透しています。
おしゃれでコンパクトなライフはどんな色でも似合いますが、このライトブルーはライフのポテンシャルを一層引き出してくれそうな印象を受けます。
ただ、現在市場に出回っている数はそれほど多くないため、じっくり探すことが求められます。
2:上品なホワイト

ライフの狙い目のカラーの2つ目は上品なホワイトです。
白はどんな車にも似合うカラーです。ライフの白は特に上品さを感じさせるホワイトという印象です。
白はライトブルーよりも多く流通しているため、比較的求めやすいカラーとなるでしょう。
3:スタイリッシュなブラック

ライフの狙い目のカラーの3つ目はブラックです。
黒は無難ですが流行かつメジャーな色であり、市場では黒の車がたくさん出回っています。
スタイリッシュなブラックでライフを乗りこなせば、ドライバーの気分も上がることでしょう。
ライフ中古車の選び方と注意点4個

ライフ中古車の選び方と注意点を4つご紹介します。
中古車は新車として登録されてから年数経過しているため、当然ながらエンジンを含む主要機関に劣化が発生していきます。ただ、メンテナンス次第で長く使用することは可能です。
ライフの選び方をじっくりと見ていきましょう。
1:走行距離が極端に長い・短い車は要注意
ライフ中古車選びで気を付けたい注意点の1つ目は、走行距離です。走行距離が年式と比べて極端に長すぎたり短い車は要注意です。
走行距離は1年に1万㎞を目途にして選びましょう。 極端に長すぎていたら、長距離を酷使して使った可能性があります。
また、極端に短すぎる場合はエンジンの吹き上がりがよくならないことも考えられます。走行距離は十分チェックしておきましょう。
2:バッテリー交換の必要性を確認
ライフ中古車の購入の際には、バッテリー交換の必要があるかどうかも確認しておきましょう。
バッテリーは車の使用状況にもよりますが、2万㎞を超えてきたら要チェックです。店頭で車の状態をチェックするときは、外観ばかりに気を取られず内部にも気を配りましょう。
3:内装状態もしっかりチェック
ライフの中古車を選ぶにあたっては、内装もしっかりチェックしておきましょう。
中古車が新車や新古車と違う点は、一度誰かに使われているためどこかが傷んでいたり劣化しているところです。
特に内装は、前ドライバーの使い方によって傷み方に差が出ます。シートのタバコ焼け跡や天井部の変色などは事前に確かめておきましょう。
4:下取り価格も上手に交渉
ライフを中古車で購入する際は、下取り・値引き交渉も上手に行いましょう。
購入にあたっては、下取り車があれば価格の交渉がセットで行われます。そのため、下取り車の対象になる車を持っている場合は積極的に交渉していきましょう。
手頃な相場価格で自分好みのライフ中古車を見つけよう

ライフはモデルの種類がとても多いため、自分好みのモデルがきっと見つかるでしょう。
好みのモデルがあり購入を検討しているのであれば、日頃から中古車市場のライフの動向をチェックしておくことが大事です。
自分に合った相場価格のライフをじっくりと探しましょう。