【2021年】日産・キューブ中古車の価格相場はいくら?狙い目モデルと選び方を解説

日産を代表するコンパクトカーの一つとして、長らく人気を集めた一台が日産・キューブです。
現在は新車販売が終了しているので、選択肢は中古車のみ。今回は、車選びドットコムに掲載されている日産・キューブの中古車相場をもとに、価格や年式、走行距離などの観点から掲載台数が多くて狙い目なキューブの中古車を紹介していきます。
- Chapter
- 日産・キューブとはどんな車?
- 価格と年式から見た、おすすめのキューブ中古車
- 年式と走行距離から見た、おすすめのキューブ中古車
- カラーリングで選ぶ、キューブの狙い目中古車
- キューブなら、トールワゴンがお値打ちに購入できる
日産・キューブとはどんな車?

初代キューブは1998年に発売。キューブといえば左右非対称のリアデザインが特徴ですが、これが採用されたのは2002年に登場した2代目モデルからでした。
最終モデルとなった3代目も左右非対称のリアデザインは健在で、横開きリアドアと広々とした荷室を備えることで使い勝手は抜群。後席のゆとりや居住性も向上したことで、乗り心地も良い一台となっています。
また、その個性的なデザインやカラー、選べるインテリアなども若者人気を支えた要因でした。
一つデメリットを挙げるならば、衝突被害軽減ブレーキなどといった先進安全装備がモデルライフを通して搭載されなかった点。もちろん安全装備の過信は禁物ですが、可能であれば後付けの急発進等抑制装置などを追加し、安全性を向上させて乗るのがおすすめです。
価格と年式から見た、おすすめのキューブ中古車

まずは、「年式と価格相場」から見た狙い目のキューブの中古車を紹介していきます。
2021年12月時点の中古車物件価格分布表から「価格と年式」の条件で、特に分布の多いところをピックアップしていきます。(※上記画像は2021年12月16日時点の情報)
出典:キューブ(日産)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
数は少ないが、高年式のものを選ぶなら2018年式
車選びドットコムに掲載されているキューブ中古車の在庫を見ると、高年式の車両はかなり数が少なくなっています。
できるだけ新しいものを選びたいのであれば2019年式が選択肢となりますが、掲載台数は10台未満のため、希望の条件に沿って探しやすいのは2018年式の車両となります。
価格帯は、安いものは100万円未満でも見つかりますが、車両数が多いのは110〜120万円台。中には「ライダー」グレードも掲載されており、様々なグレードから選ぶことができる年式です。
価格・車両状態のバランスが取れた2016年式
できるだけ新しい年式の車両を探しつつ、もう少し予算を抑えたいのであれば2016年式がおすすめです。キューブの中では新しめのモデルでありながら、この年式なら65〜100万円ほどで掲載されている車両が増えるので、価格が抑えられるのがメリットとなります。
特に在庫が多めなのは、75〜80万円、85〜90万円、95〜100万円の価格帯。価格差の要因は主に走行距離なので、自身の希望に応じて探してみると良いでしょう。
年式にこだわりがなければ、2012年式は在庫豊富でおすすめ
3代目キューブのマイナーチェンジは2012年に行われており、このタイミングで手放す方も多かったことから中古車在庫が豊富となっています。
年式や最新モデルに特にこだわりがないのであれば、お値打ちな価格で豊富な選択肢の中から選べる2012年式もおすすめです。
価格は70万円以下で掲載されているものがほとんど。50万円以下の車両も多数見つかりますが、同年式の中で比較的装備が充実・状態も良い車両を選ぶのであれば65〜70万円の車両が無難です。
年式と走行距離から見た、おすすめのキューブ中古車

続いて、「年式と走行距離」から狙い目のキューブの中古車を紹介していきます。
2021年12月時点の中古車物件価格分布表から「年式と走行距離」の条件で、特に分布の多いモデルをピックアップして解説しています。(※上記画像は2021年12月16日時点の情報)
出典:キューブ(日産)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
1万km未満はほとんどなく、浅いものでも1〜2万kmが選択肢
車選びドットコムのキューブ中古車の傾向としては、走行距離が浅い車両が少ないというのも特徴。1万km未満の車両はほとんど見つからず、最低でも1〜2万kmの車両帯から探すのが現実的です。
この走行距離で探す場合、年式は2016〜2019年が見つかりやすくおすすめの選択肢。それでも車両数は20台前後に限られます。
価格は70万円前後から140万円台まで幅広いですが、比較的新しい2018・2019年式は100万円以上、それ以前の車両は100万円以下で探せることが多いようです。
2016年式なら2〜4万kmの車両も豊富
キューブの中でも新しめのモデルのうち、車両数も豊富になる2016年式の中古車は、走行距離の条件を2〜4万kmまで広げることでより多くの選択肢から選ぶことができます。
価格も60万円前後から120万円ほどとやや安くなり、内訳を見てもほとんどが100万円以下の車両に。
普通車のトールワゴンがこの価格で購入できるとあれば、かなりお得だといえるのではないでしょうか。
予算の都合があっても、できれば5万km以内に収めたい
中古車は走行距離の条件を長くすればするほど、価格も値下がりしていきます。そのため、限られた予算で車を購入したい場合は、走行距離をだんだん伸ばして希望に合う一台を探すのが一般的です。
キューブの中古車においてもそれは同じなのですが、購入してからしばらくの間乗ることを考えると、できれば5万km以内の車両から選びたいところ。この走行距離帯で探す場合は、2016・2017年式か、少し古めのモデルであれば2012年式も選択肢になります。
前者は110万円台までで掲載されている車両が多く、後者は価格がグッと下がって80万円以内で見つかるものが多くなっています。
カラーリングで選ぶ、キューブの狙い目中古車
最後に、本体色の系統ごとにキューブのおすすめ中古車を紹介していきます。
キューブといえば、かわいい個性的なデザインとともに、豊富な中から選べるボディカラーでも人気を集めた車。過去には、優れた自動車デザイン・カラーデザインに対して贈られる様々な賞も獲得するなど、その評判は高いものでした。
車選びドットコムでは本体色から中古車を検索できるので、お気に入りの色のキューブを探してみましょう。
先代から人気のブラウンカラー

キューブならではの人気色の一つだったのが、シックな色合いのビターショコラ。
これは2代目の特別仕様車として登場した「コンラン」シリーズにて初めて採用され、その人気からカタログモデルにも採用された一色です。
3代目においては無償で選択できるほか、ブリリアントホワイトパールのルーフと合わせた2トーンカラーも用意。中古車市場にも多くの車両が出回っており、2021年12月現在、車選びドットコムでは190台ほどの車両から探すことができます。
キューブでもやはり定番のホワイトカラー

車のボディカラーの定番と言われるのが、白・黒・シルバーの3色。中でもホワイト系は性別や年齢を問わず人気が高く、キューブの中古車においても比較的代数が多いカラーとなっています。
2021年12月現在、車選びドットコムでは135台の車両が掲載されています。
3代目モデルにおいては、ブリリアントホワイトパールをラインアップ。こちらは全グレードに用意されており、+3万8500円の有償色の設定でした。
個性的なブルーも人気

女性人気も高かったキューブのカラーラインアップには、ブルー系も多く用意されていました。
中でも、オートカラーアウォード2014において準グランプリを獲得した「キューブ ロルブーセレクション」のボディカラーに採用されていたスオミブルーは、北欧のカフェを思わせる暖かなインテリアに合わせたコンセプトで、キューブならではの独特のカラーに仕上がっています。
また、女性ならではの可愛らしさも表現したライトブルーカラー・アクアミントも人気色の一つ。
最終モデルではどちらも通常モデルの特別色(有償色)として用意され、ブリリアントホワイトパールのルーフと合わせた2トーンカラーが選択可能でした。
キューブなら、トールワゴンがお値打ちに購入できる

軽自動車のスーパーハイトワゴン人気が高まるなど、コンパクトな車体ながら広々とした空間を持つ車は未だ多くのユーザーの支持を集めています。
中でも日産・キューブは中古車でかなり安く購入することができ、予算を抑えたい方にもピッタリ。安く買える分、売却時の価格はあまり期待できませんが、乗り潰すつもりで使うならコスパが良い一台と言えます。
年式や走行距離が浅い車両は数が限られるため、できるだけ好条件のものを探すなら根気よく探すのが良いでしょう。