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中古で2代目(170系)シエンタを買うならこのモデルがオススメ!

トヨタ シエンタ 2代目

3列シート7人乗りのコンパクトミニバンとして2003年に登場したトヨタ シエンタ

2代目では2列シート仕様も追加した5ナンバーサイズモデルで、狭い場所での取り回しや駐車のしやすさを確保しながら、多人数乗車も可能な広いキャビン、ラゲッジスペースを備えています。

家族での日常使いから趣味の相棒としても最適な1台です。

Chapter
5ナンバーサイズの7人乗りコンパクトミニバンとして誕生
いざというときに重宝する「サードシート仕様」が主力
先進安全装備が採用された「2代目」を最低条件にしたい

5ナンバーサイズの7人乗りコンパクトミニバンとして誕生

トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタは、2003年9月に5ナンバー枠に収まる3列シート7人乗りのコンパクトミニバンとして市場へ送り出されました。

シエンタ登場以前にも、1997年登場のカローラスパシオ、1999年のマツダ プレマシー、2000年の初代ホンダ ストリーム、2001年のホンダ モビリオなどがありました。

まさにコンパクトミニバン花盛りの時代に投入され、その後は日産 キューブキュービック(2003年)などが続いています。

現在は、シエンタとモビリオの後継であるホンダ フリードの一騎打ちになっています。

トヨタ シエンタ 2代目 マイナーチェンジ

初代シエンタは、比較的オーソドックスな箱型を基調とした2ボックススタイルでしたが、2代目は歌舞伎顔ともいわれるデザインを擁し、登場時から大ヒットモデルに。

ライバルのフリードは、ハイブリッドにも4WDを設定しているほか、シンプルなエクステリアデザインで、クセの少ない仕立てになっています。

いざというときに重宝する「サードシート仕様」が主力

トヨタ シエンタ 7人乗り インテリア

2代目(170系)となったシエンタの主力は3列シート仕様で、普段は4人(最大5人)まで乗車する機会が多く、祖父母や友人の子どもを乗せるなど、いざという時に6人/7人まで乗車できるミニバンとしてのニーズを満たしてくれます。

さらに、3列目を格納すれば、多くの荷物が積載可能。2列目もタンブル(折りたたむ)させれば、MTBなどの自転車も飲み込みます。

トヨタ シエンタ 5人乗り インテリア

いっぽう2列シート仕様の「FUNBASE」は、2人で車中泊をともなうアウトドアレジャーを満喫できます。

最大でも5人までしか乗車しないのであれば、積載性を考慮して2列仕様を選ぶほうが合理的です。

先進安全装備が採用された「2代目」を最低条件にしたい

トヨタ シエンタ 2代目 安全装備

中古で2代目(170系)シエンタを選ぶ際は、オプション設定されていた衝突被害軽減ブレーキの「Toyota Safety Sense C」搭載車が必須条件としたいところです。

2018年9月のマイナーチェンジで、昼間の歩行者検知が加わった「Toyota Safety Sense」にアップデートされたほか、ペダル踏み間違い事故を抑制する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」が設定されていますので、両安全装備を備えた物件がベストチョイスといえます。

燃費 ガソリン 給油

パワートレーンは、1.5LのNA(純ガソリンエンジン車)ハイブリッドが設定されています。

燃費で選ぶならWLTCモード燃費23.0km/Lの後者がオススメ(ガソリンの2WDは17.0km/L)。

ただし、新車時の価格差はグレードにより異なるものの、おおむね40万円前後ありましたから中古車でもよく検討したいところ。傾向としては当然ながら中古車市場でもハイブリッドのほうが高くなっています

なお、2WDの3列シートは7人乗りですが、ガソリン車にのみ設定されている4WDの3列シート仕様は6人乗りですので、7人乗車がマスト(シエンタのクラスでは、あまりいないかもしれませんが)の場合は要注意です。

トヨタ シエンタ 2代目

先述した先進安全装備の「Toyota Safety Sense」は、「X」系グレードの場合オプション設定になっているため、選ぶ際のチェックポイント。

また「インテリジェントクリアランスソナー」は、「G Cuero」系に標準で、ほかはオプション設定です。

シエンタ級のコンパクトミニバンは、常時3列目まで大人が座ると、適切な運転姿勢が必要な運転席をのぞき、足元がかなり狭くなります。

3列シート仕様が必須の場合は、トヨタであれば、ヴォクシー/ノア/エスクァイア3兄弟も視野に入れたいところです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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