中古車を購入するときに注意すべきポイント10選|アフターケアにも注意点が!
欲しい車が低価格で購入できる中古車は、非常に魅力的です。
しかし中古車には、購入時に注意すべきポイントがあります。
注意すべきポイントを知らないと、トラブルが発生してしまいます。
そこで今回は、中古車購入で注意すべきポイントを車両選び、購入時、購入後のアフターケアの3つに分けてご紹介していきます。
この記事を読めば、中古車購入の際にトラブルを起こさずに済むはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
- Chapter
- 中古車を選ぶ際にに注意すべきポイント4つ
- 中古車を購入する際に注意すべきポイント10つ
- 中古車のアフターケアで注意すべきポイント2つ
- 中古車を購入するときは気にするポイントをチェックしよう
中古車を選ぶ際にに注意すべきポイント4つ
中古車を選ぶ際に注意すべきポイントは、以下の4つです。
1: 年式と走行距離
2: 車検の有無
3: 保証の有無
4: 小回りができるか
1: 年式と走行距離
車の年式と走行距離を確認しましょう。
一般的に国産車を買い替えるタイミングは、20年以内20万キロ以内と言われています。
中古車は、年式が古いものや走行距離が増えると金額が安くなりやすいです。
しかし価格が安くても、過剰な高年式車や走行距離が多い車は選ばないことをおすすめします。
車に使われている部品類は、年式や走行距離に応じて交換が必要な場合があります。
そのため、安いからといって高年式、走行距離が多い車を選ぶと、かえって維持費が高くなることがあります。
2: 車検の有無
中古車には、車検が付いている車と付いていない車があります。
車検有りの車は、車体料金と初期整備費用のみで購入できます。
しかし車検無しの車は、車体費用の他に車検費用を支払わなければいけません。
一般的に、車検にかかる費用は10万円程度です。
そのため、車検無しの車は車体費用が安く設定されていますが、総支払額が高くなる場合があるので注意しましょう。
3: 保証の有無
中古車は車検と同様、保証に関しても、保証が付いている車と付いていない車があります。
車の保証は一般的に、期限内の故障や不具合を無償で修理してくれます。
前のオーナーが車のメンテナンスをしていなければ、中古車を購入してすぐに故障してしまう場合もあります。
中古車を購入する際は、保証が付いている車がおすすめです。
4: 小回りができるか
車を購入する時は、検討している車の特徴を知ることが大切です。
特に車の運転に自信のない方は、試乗をしてから購入を決めることをおすすめします。
中古車の場合は、前のオーナーがカスタムしている場合もあります。
そのため、1度試乗して車の小回りができるか、取り回しが簡単な車かを確かめる必要があります。
中古車を購入する際に注意すべきポイント10つ
中古車を購入する時は車体をよく見てから購入しないと、故障やトラブルが起きるリスクがあります。
中古車を購入する際に注意すべきポイントは、以下の10つです。
1: 事故車の場合
2: 水没車の場合
3: 塩害車・雪害車の場合
4: 質疑応答の対応
5: 諸費用の適正価格
6: おとり在庫
7: 納車期間
8: ドアの閉開やエンジン作動
9: 機器の動作確認
10: 車の状態
1: 事故車の場合
購入を検討している中古車が事故車の場合は、車体が事故によって受けたダメージについて知ることが大切です。
一概に事故車といっても、かすり傷程度のものから廃車寸前のダメージを受けたものまでさまざまです。
大きな事故を起こした車体だと、車の骨格部分まで損傷している場合があり、購入後に故障するなどのトラブルが起きる可能性があります。
必ず損傷の程度を確認しましょう。
2: 水没車の場合
水没した中古車の購入を検討している場合も注意が必要です。
自動車の外装部分は水に強く作られていますが、エンジンや電気系統は水に弱く、水没した車は何らかのダメージを受けている場合があります。
また、エンジンや電気系統以外にも、車の骨格部分が錆びていたりする場合もあるります。
水没車は電気系統やエンジンに異常がないか、ボディに錆がないかを確認するようにしましょう。
3: 塩害車・雪害車の場合
塩害車・雪害車は、錆によるダメージがないかがポイントになります。
金属でできている部品は、1度錆びてしまうと元に戻ることはありません。
錆びた部品は劣化が早く、故障につながる場合があります。
塩害車や雪害車は錆がないか確認し、錆がある場合はお店の人と相談して部品の交換を持ちかけましょう。
4: 質疑応答の対応
中古車を購入する場合は、お店の方に気になるポイントを積極的に質問することをおすすめします。
車に対しての質問に親切に答えてくれるお店は信頼があり、購入後のメンテナンスにも快く応じてくれるでしょう。
車を購入することは人生の中でとても大きな買い物になります。
トラブルがなく気持ちよい取り引きをするためにも、お店の方とのコミュニケーションを大切にしましょう。
5: 諸費用の適正価格
中古車には、車体のみの金額と諸費用を付け加えた総費用額があります。
車体金額と総費用額との差が諸費用になります。
諸費用は車やお店によって変わるので、諸費用が適正価格なのか注意しましょう。
諸費用があまりにも高く設定されている場合は、諸費用の内容を確認することが大切です。
6: おとり在庫
おとり在庫とは、高品質な人気車種を明らかに低価格で掲載し、来客を促す違法な行為です。
実際にはその車両を販売することはなく、他の車両を勧めてきます。
おとり在庫を使っている販売店は真っ当な販売店ではありません。
おとり在庫がある販売店では中古車を購入しないようにしましょう。
7: 納車期間
中古車は販売時の車両の状況によって、納車までの期間が変わる場合があります。
車両に異常がなく、綺麗な状態を保っている場合は納車期間が短くなることが多いです。
反対に、修理が必要な車両は納車期間が長くなることがあります。
検討している車がある場合は、販売店に納車期間を確認して、納車するまでに何をするのか確認するようにしましょう。
8: ドアの閉開やエンジン作動
車両のドアの閉開やエンジン作動が、スムーズにできるか確認しましょう。
ドアの閉開は引っかかりや異音が無いかを確認し、エンジン作動はエンジンがかかるまでの時間やアイドリング時の異音を確認しましょう。
特に事故車の場合は、車の骨格部分が歪んでいるとスムーズにドアの閉開ができないことや、エンジン作動時に異音が鳴る場合があるので注意が必要です。
9: 機器の動作確認
機器の動作に問題がないかを確認しましょう。
全ての機器の動作確認をして、万が一、異常がある場合は購入するまでに修理できるのか販売店に相談してみましょう。
10: 車の状態
中古車は少なからず内装、外装に損傷があります。
購入を検討している車両がある場合は、実際に目で見て損傷の確認をしましょう。
ネット販売等で実際に車両の確認ができない場合は、販売店の方に連絡して車両の状態を細かく教えてもらうことが大切です。
中古車のアフターケアで注意すべきポイント2つ
中古車は安く購入できる代わりに、ディーラー等の保証期間が過ぎている場合があります。
そのため、販売店でアフターケアが付いているのか確認しましょう。
中古車のアフターケアで注意すべきポイントは、以下の2つです。
1: アフターケアの期間を確認する
2: 定期メンテナンスはあるか
1: アフターケアの期間を確認する
まず気にするポイントは、アフターケアの期間を確認しましょう。
高年式や過走行の車両になるとアフターケアの期間が短いものがあります。
期間を過ぎてしまうと保障を受けられなくなりますので、有償でアフターケアの延長ができるかも確認しましょう。
また、アフターケアで受けられる保障内容を把握することも大切です。
車両によって内容が変わる場合もあるので、検討している車にどのようなアフターケアが付いているか確認しましょう。
2: 定期メンテナンスはあるか
購入後の定期メンテナンスが付いているかも確認すべきポイントです。
定期メンテナンスとは、購入後の車両の外装、内装、機械類のメンテナンスを定期的に行なってくれるサービスです。
いつまでもより良い状態で車を維持するために、定期メンテナンスを実施している車両を選ぶようにしましょう。
中古車を購入するときは気にするポイントをチェックしよう
中古車は価格が安いだけでなく、生産が終了した車両やカスタムが施された車両が購入されているなど、中古車ならではの魅力があります。
しかし、故障やトラブルが起こる可能性が高いことも事実です。
中古車を購入する際は販売店との連携が大切で、購入後のアフターケアや保障が付いているかが気にするポイントとして挙げられます。
車両の状態をよく確認して、後悔のないよう中古車を選び、購入しましょう。