神のサウンド!B18Cをサーキットで全開【 DC2 インテグラタイプR 】土屋圭市が試乗!工藤貴宏 相沢菜々子が解説今回はモビリティリゾートもてぎにて開催されたHonda All Type R Wor

今回はモビリティリゾートもてぎにて開催された「Honda All Type R World Meeting 2023」にお邪魔しました!
参加者様のDC2インテグラタイプRをお貸出しいただき、サーキット試乗!
皆の手に届くナンバー付レーシングカーとして世に放たれたDC2は、サーキットやジムカーナ、ダートトライアル、ストリート等あらゆる走りのシーンを席巻。
今でも現役で走っている車両の多い名機です。
今回はそんなDC2をモビリティリゾートもてぎにて試乗!
B18Cの快音に酔いしれます。
- Chapter
- 1995年登場!ナンバー付レーシングカーのDC2
- タイプRらしいストイックでシンプルな外観
- B18Cは名機!
- RECARO、チタンシフトノブ、MOMOステを備えたインテリア
- 広大なトランクルームにも補強バーが!
- B18C VTECをカチ回す!快音すぎるサーキット全開試乗
- 試乗を終えて…初期のタイプRのストイックさが魅力
- DC2 インテグラタイプRの解説を動画で観る
1995年登場!ナンバー付レーシングカーのDC2








今回ご紹介する車は、DC2 インテグラタイプRです。
「ナンバー付レーシングカー」と言ってもいいほど、サーキット走行に特化して作りこまれた車両です。
ホンダで最初の「R」は1992年に登場したスーパースポーツである「NSX-R」。
このスピリットを誰でも買える大衆車であるFFライトウェイトスポーツに展開し登場したのが、1995年のインテグラ タイプRです。
ボディタイプはセダンとクーペが用意され、ファミリーの方でも買える身近なタイプRです。
タイプRらしいストイックでシンプルな外観





今回お借りした車両は初期のモデル。
タイプRはベースとなったモデルとはいくつか外観上の違いがあり、フロントにリップ、テールにはリアスポイラーがついている点が特徴です。
見た目の差は少ないですが、それは外観にお金をかけず、ホンダが走りを大事にしてシンプルさを追求していることの表れです。
ボディカラーは、タイプR専用色の「チャンピオンシップホワイト」という、ホンダのF1が日本の車として初めて優勝した時のカラーを再現した色になっています。
B18Cは名機!




DC2には、B18C spec.Rというエンジンが積まれ、赤ヘッドの結晶塗装になっています。
また、ポート研磨などは職人さんの手によって直接磨かれており、手組みのエンジンが魅了的です。
魂が入ったエンジンとも言えます。
RECARO、チタンシフトノブ、MOMOステを備えたインテリア






車内は、赤が映えるスポーティかつ可愛らしいデザインとなっています。
タイプRの三種の神器インテリアである、RECAROのシート、チタンの削り出しシフトノブ、MOMO製のステアリング(※本車両は別ステアリングに変更されています)が魅力的です。
オーナーの方曰く、オプション装備でエアコンを搭載したそうですが…軽量化のため遮音材が省かれている関係で、夏場は足元から熱が直接伝わってくるそうです。
やはり走りに特化した車のようですね。
広大なトランクルームにも補強バーが!



コンパクトなボディでありながら意外にもトランクルームは実用的。
90Lのスーツケースも楽々入ります。
また、補強バーが車体の一番後ろに設置されており、車体剛性を向上させています。
B18C VTECをカチ回す!快音すぎるサーキット全開試乗



B18C VTECのドライバー心を掻き立てるエンジンサウンドが耳に響きます。
高回転域での爆発的な加速とエキゾーストノートが、サーキット走行を楽しませてくれます。
サーキットでの走りを存分に楽しめるDC2のパフォーマンス力に脱帽です。
試乗を終えて…初期のタイプRのストイックさが魅力



テールハッピーな車で、サーキット走行を全力で楽しむことができました。
DC2 インテグラタイプRは、現在のシビックタイプR (FL5)と異なり装備が簡素であったり、足回りのセッティングもアグレッシブであるなど、腕のある人のみ早く走れる、上級者向けの車です。
是非機会があれば、皆さんも試乗してみてください!
DC2 インテグラタイプRの解説を動画で観る
DC2 インテグラタイプRの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!