コスト度外視!? "最善か無か"の過剰品質【 W124 メルセデス ベンツ 】土屋圭市も感心の重厚感!相沢菜々子 工藤貴宏が徹底解説
今回は「メルセデス ベンツ W124」をご紹介!
当時バブル景気だった日本に多く輸入され、「最善か無か」の哲学のもと隅々まで最高の品質を追求した完成度は今も多くのファンを虜にしています。
ボディの剛性感からあらゆる部品の立て付け、ドアやトランク、ボンネットを閉めた時の音、しなやかで疲れを感じさせない乗り心地に至るまで…その魅力は今でも色褪せることがありません。
そんなW124の中古車相場は?当時のメルセデスのラインナップは?500Eとは…?じっくり振り返ります!
- Chapter
- 熱烈なファンが多すぎて緊張してしまうW124
- 当時のメルセデスのラインナップ
- メルセデス独特の哲学
- 3.2リッター直6の320E
- 隅々まで実用性を追求したエクステリア
- 現在のW124の相場は?
- トランクルームチェック!実用的な大きさ
- 快適性と安全性を追求した後席
- 一目瞭然な操作性のインパネ
- 試乗インプレッション!全く疲れない優雅な乗り心地
- 手放したくなくなるような魅惑の1台
- W124 メルセデス ベンツの解説を動画で観る
熱烈なファンが多すぎて緊張してしまうW124
今回ご紹介するのは、メルセデス ベンツのW124!
当時バブル景気だった日本に多く輸入され、現在でも根強いファンが多いクルマです。
コアなファンが多いクルマなだけに、珍しく緊張している工藤さん。
筆者もいつもより身を引き締めて、この愛され続けるクルマを徹底解剖して参ります。
当時のメルセデスのラインナップ
1985年から1995年の間に造られたW124は、ミディアムクラスと呼ばれるモデルがほとんどであり、最後のモデルのみが”初代Eクラス”にあたります。
ポジションとしては、CクラスとSクラスの中間にあたります。
メルセデス独特の哲学
W124が人気である理由の一つに、”メルセデスの車造りが濃かった時代の最後のクルマ”だという点が挙げられます。
メルセデス独特の考え方や哲学が存分に表現されたクルマというわけです。
3.2リッター直6の320E
3.2リッターの直6エンジンが積まれています。
また、当時まだ多くはなかったABSも搭載されています。
隅々まで実用性を追求したエクステリア
「最善か無か」という哲学で、他とは一線を画すクルマ造りを感じられます。
シンボルである、スリーポインテッドスターが輝いています。
また、ワイパーはシングルワイパーとなっており、ジョイントの工夫によって比較的広い面積を拭くことができます。
ちなみにシングルワイパーですが、土屋さん曰く、何やらワカメのような動き…実際のところはどうなのか、ぜひ動画本編でご確認ください!
ボクシーなセダンスタイルで、今よりも実用車としての色が濃くなっています。
重厚なドアの開閉音が魅力的です。
また、運転のしやすさを考え、運転席側のサイドミラーが助手席よりも長くなっており、ウインカーも、雪でも問題なく使えるよう、あえて段差のあるデザインでレンズが雪で覆われないように工夫して造られています。
現在のW124の相場は?
新車価格は770万円の車両ですが、現在の相場はどのようになっているのでしょうか?
動画公開時点で車選びドットコムに掲載されていた台数は、12台。
その内一番安い価格は198万円、一番高い車は500Eなどのスペシャル仕様で、800万円ほどでした!
ノーマルクラスとしての最高価格は300万円ほどです。
世の中から台数が減っているため、なかなか良い値段で取引されています。
トランクルームチェック!実用的な大きさ
高さのあるトランクルームで、スーツケースも楽々入ります。
三角表示板もトランクを開けるだけで後ろに見せることができ、実用車らしい使い勝手の良さが見受けられます。
快適性と安全性を追求した後席
非常に綺麗な室内で、居心地は完璧です。
床に対するヒップポイントの位置が高めで、座った時の疲れを軽減し、クッションの沈み込みも心地よいです。
ヘッドレストは、後方視界を確保するためにリモコンで倒すことができたり、後ろに救急箱が設置されていたりと、機能性も抜群です。
一目瞭然な操作性のインパネ
シンプルなデザインかつ、ダイヤル式で非常にわかりやすい、操作性の高いインパネになっています。
メルセデスベンツらしい、一目で把握できる運転席です。
また、ハンドルを切っていくと、最大切れ角がとても大きいことが分かります。
これにより最小回転半径を小さくし、車体の大きさと比べて小回りの効く運転が実現できています。
試乗インプレッション!全く疲れない優雅な乗り心地
非常に滑らかな足回りで、上品な走り心地を味わえます。
長距離を走っていても全く疲れず、シートの安定性も高いです。
スローなロールスピードですが全く軸がぶれず、質感が高いです。
「呼吸が深くとれる」なんて言葉が溢れてしまうほど、安心感のあるドライブを提供してくれました。
手放したくなくなるような魅惑の1台
当時の味をそのまま味わえる、優雅なドライブ体験をもたらしてくれるクルマでした。
ステアリングもブレることなく、ヤレを全く感じません。
今でも根強く愛され続けているのも納得です。
皆さんも是非、機会があれば試乗してみてください!
W124 メルセデス ベンツの解説を動画で観る
W124 メルセデス ベンツの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!