200万円以下で買えるキャンピングカー
キャンピングカーのタイプは大きくわけて2種類。バンを改造したタイプのバンコンと、トラックを改造したタイプのキャブコンです。どのようにキャンプを楽しむかによって、購入するタイプも変わってきます。
※2014年12月11日時点
- Chapter
- キャブコンとバンコン
- キャンプの楽しみ方でボディタイプを決めましょう
キャブコンとバンコン
キャンピングカーというと、どのようなボディタイプを想像するでしょうか?
運転席の上に居住部分があって、せり出しているように見える大きなクルマを想像される方が多いのではないでしょうか。
このタイプはキャブコンといって、トラックの運転席部分(キャブ)とシャーシを利用して、その車体に居住部分を上乗せしたボディタイプになります。車体が大きく、居住部分が広く、居住部分の自由度が高いので、内装もさまざまなバリエーションがあります。
もうひとつ、日本でよく売れているキャンピングカーのボディタイプはバンコンです。これはトヨタのハイエースや日産のNV350キャラバンといったバンを改造したクルマで、外見的にはバンとほとんど変わりません。キャブコンより車体が小さく、日本の道路事情では運転しやすかったり、どの駐車場でもたいていとめることができることから、バンコンのほうが日本ではよく売れています。また、キャブコンよりも低価格ということもあります。
キャンプの楽しみ方でボディタイプを決めましょう
200万円の予算でこれらの中古キャンピングカーを探した場合、キャブコンですと走行距離10万キロ前後のクルマで、トヨタのタウンエースやカムロード、いすずのエルフといった車種を見つけることができるでしょう。バンコンのほうがより状態の良いことが多く、走行距離は5万キロ前後で、年式も高いクルマが多いです。車種はトヨタのハイエースや日産のキャラバンといった車です。
値段も安く、運転もしやすいことから日本ではバンコンのほうが人気がありますが、本格的にキャンプを楽しむ方や長期間の旅行で使う方にとってはバンコンの車内の狭さや居住性の悪さが気になるという方もいるようです。普段使いがメインで、キャンプはたまにという方にはバンコン、長期間の旅行やキャンプに使うという方にはキャブコンが、という選び方になるのではないでしょうか。