ゴルフバッグもすっきり積める ゴルファー向けの車

ゴルフが趣味という方にとって、ゴルフバックが積めるかどうかは車選びのポイントです。
ゴルフクラブを数本携えて、一人で近所のゴルフ練習場へ行くなら軽自動車でもこと足りますが、ゴルフバッグを載せて、さらに数人の友人とあいのりで郊外のゴルフ場へとなると軽自動車ではかなりの苦痛が強いられます。
ましてや4人パーティで移動するとなると…。そんなゴルファーのために、4人乗りで4つのゴルフバックを積載できる中古車を解説します。
ゴルフ場エクスプレスといえば日本車がベスト

クルマ選びにおいて、ゴルフを趣味とする人にとっては、トランクルームのサイズも重要な要素になっているのではないでしょうか。
ゴルフは用具を収納するのにスペースを要します。本来はあまり歓迎できることではありませんが、日本の厳しい住宅事情では、クルマがゴルフ用品の収納場所という方もいらっしゃるでしょう。
また郊外に多いゴルフ場に行くために、疲れないクルマ、長距離ドライブ向きのクルマが好まれる傾向にあります。
この「ゴルフに行くのに便利な車」という条件は、クルマ選びにおいていまだに健在。ディーラーには、おためし積載用にゴルフバッグが用意されています。
まずは、どんなことに注意して選べばよいか、紹介していきたいと思います。
トランクの大きさではなく「形状」が問題だ

自家用車でどこに行くか、という問いに対して、40代後半以上の男性で多いのが「ゴルフ」「ゴルフの練習」という答えです。
そういった人たちにとって、ゴルフという趣味にしっかり対応しているクルマかどうかはクルマ選びにおける重要なポイントです。
また日本車は昔から「トランクサイズはそれほどでもないのに、ゴルフバッグだけは搭載できるようにできている」と、よく言われます。
スポーツカーの初代NSXが、ゴルフバックを積載できるようデザインを変更した話は有名。バブル以降、日本においてゴルフ用品がつめるということは重用な要素のなっています。
ゴルフバッグが積めるかどうかで重要なのは、単純な容量ではなく形状です。
一般的なゴルフバックは9.0〜9.5型で、その高さは45〜47インチです。このゴルフバックを積載するためには、トランクの幅が約130cmあると便利です。
つまり、トランクスペースの奥行きまたは幅が130cm以上あることが理想です。
セダンなどトランクスペースが上下方向に狭い車種では、トランクリッドのアームにも注目しましょう。
しっかりと内張りで覆われていて干渉しないで開閉できるかどうか。トランクのハッチを開けた状態ではたくさん詰めたのに、いざ閉めようとすると、アームが荷物に干渉して閉まらないということもあるので、このトランクはちょっと狭いかな?と思ったら、事前に確認が必要です。
輸入車の多くはトランクリッドの開閉にダンパーを用いる車種が多く、荷物スペースをフルに使えます。
「ゴルフには何人で行くか」ということをよくイメージし、どのくらい荷物を積むか、しっかりとシミュレーションしておくことが重要です。
最近では荷室チェック用にゴルフバッグを置いているディーラーもあります。もし無ければ持参して確かめる方がいいかもしれません。
容量が大きいからといっても、ゴルフバックのように縦に長い形状の場合、うまく積載できないケースもあります。確かめられることは確かめて、悔いの無いようにだけしていただきたいものです。
話題の車種で言うと、新型のトヨタ クラウンがゴルフバックを4個積載可能です。メーカーカタログでは3個と表記されていますが、いくつかのディーラーで4個積載できることが確認されています。
またミニバンでは、ミドルクラスのトヨタ ノア/ヴォクシー、日産 セレナなどが、3列シートを使ったままで4個積載可能です。
レクサス LSは不足だ、という声とゴルフ向きという声、両方聞きます。ハイブリッドとLS460でトランク形状も少し違うようです。
できればゴルフバッグをお持ちになって、確かめられるのが一番確実でしょう。ぜひ、ご自身のゴルフ事情に合わせた車をさがしてみてください。