ホンダ フリードの中古車相場はいくら?狙い目のモデル・選び方を解説!

ホンダ フリードは5ナンバーサイズのコンパクトミニバンで、確かな小回り性能や広々とした空間を確保しており、都市部を中心に人気のファミリーカーとなっています。
今回は、車選びドットコムに掲載されているホンダ フリードの中古車相場をもとに、価格や年式、走行距離などの観点から掲載台数が多くて狙い目なフリードの中古車を紹介していきます。
- Chapter
- ホンダ フリードとはどんな車?
- 価格と年式から見た、おすすめのフリード中古車
- 年式と走行距離から見た、おすすめのフリード中古車
- カラーリングで選ぶ、フリードの狙い目中古車
- ガソリンモデルなら高年式でも在庫あり。ハイブリッドは条件を緩めて
ホンダ フリードとはどんな車?

一般的なミニバンでは大きすぎると感じるユーザーをターゲットに、コンパクトで運転しやすいサイズかつ室内空間にもゆとりを持たせたミニバンとして、2008年に初代フリードが発売されました。
コンパクトミニバンながらスタイリッシュなデザインを採用したことで、男性も乗りやすく、老若男女を問わず幅広いユーザーに人気となりました。
現行型の2代目は2016年に発売。3列シートの6/7人乗りのほか、2列シート5人乗り仕様の「フリード+」も登場しました。
モデルチェンジにあわせて一新されたパワートレインは、ガソリン車、ハイブリッド車ともに燃費を向上。
WLTCモード燃費でガソリン車が17.0km/L、ハイブリッド車では20.8km/Lと、かなりの低燃費となっています。
2021年6月末には、初代モデル発売からのシリーズ累計販売台数が100万台を突破するなど、多くのユーザーに支持されています。
価格と年式から見た、おすすめのフリード中古車

まずは、「年式と価格相場」から見た狙い目のフリードの中古車を紹介していきます。
2024年5月時点の中古車物件価格分布表から「価格と年式」の条件で、特に分布の多いところをピックアップしていきます。
出典:フリード(ホンダ)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
在庫多数の2017年式は、130万円台から狙える
フリードにおいては、現行型の2代目モデルから安全運転支援システム「Honda SENSING」を採用しています。
グレードによって標準装備・メーカーオプション設定かは異なりますが、家族を乗せるファミリーカーとして購入するなら、中古車でも安全装備が充実したものを選びたいところです。
現行型の初期モデルにあたる2017年式は、中古車の在庫が豊富で選択肢が多くなっています。また価格帯も100万円台前半から探すことができるため、お値打ちに購入できます。
150〜180万円を用意することができるなら、ガソリンモデルならHonda SENSING搭載車も選択可能。ハイブリッドモデルは当時の最上級グレード「ハイブリッド EX」が選択でき、高機能モデルを安く購入したいならおすすめです。
現行型初期モデルが候補なら、2019年式も狙い目
現行型フリードは2019年10月にマイナーチェンジを発表。このマイナーチェンジ前の2019年式も在庫が豊富です。
ただし、2017年式に比べると走行距離が少なく、そのぶんだけ価格は高め。150万円以上の価格帯になります。
Honda SENSING搭載・上級グレードも選択可能という点には変わりなく、選択肢の幅が広がります。
現行型マイナーチェンジ後モデルを選ぶなら、2020年式がおすすめ
フロントマスクが大幅に変更されたマイナーチェンジ後モデルは、2020年式と2021年式が狙い目です。
ただし、ハイブリッド車の高年式中古車は人気が高いため在庫が少なく、2ほとんどがガソリン車(マイナーチェンジ後は全車にHonda SENSING搭載)となっています。
2020年式・2021年式であれば、200万円以下の予算でも購入可能。ただし、ハイブリッドモデルを選びたいのであれば、220万円以上の車両帯から探すのがおすすめです。
年式と走行距離から見た、おすすめのフリード中古車

続いて、「年式と走行距離」から狙い目のフリードの中古車を紹介していきます。
2024年5月時点の中古車物件価格分布表から「年式と走行距離」の条件で、特に分布の多いモデルをピックアップして解説しています。
出典:フリード(ホンダ)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
高年式の2021年式なら、100km未満の車両から選べる
最新の2023年式であれば、ほとんど走行していない100km未満の車両も選ぶことができます。
グレードはほとんどがガソリンモデルの「G・Honda SENSING」で、価格は200万円からです。
中古車ながら新車とほぼ変わらない価格帯のものが多いですが、現在新車の工場出荷時期が2〜3ヶ月待ちとなる状況であることから、購入後できるだけ早く手元に欲しいという方は検討の余地ありと言えます。
2019年式・1〜2万kmならハイブリッドモデルも見つけやすい
現行型のマイナーチェンジ前後モデルが混在する2019年式は、走行距離が1〜2万kmの車両が多く残っています。
ガソリンモデルであれば200万円以内で購入できる車両も多く、ハイブリッドモデルでも210〜240万円ほどで見つけることができます。また、台数は少ないですがモデューロ、クロスターといったモデルも選ぶことが可能です。
高年式では見つけにくいハイブリッドモデルの中古車を探している方であれば、ここから探してみるのも良いでしょう。
2017年式・2〜4万kmはお値打ちな中古車が豊富
中古車の在庫が豊富な2017年式は、走行距離が2〜4万kmのものが特に豊富で、好みの装備・デザインの1台を探しやすい年式となっています。
価格は安いものなら120万円程度から見つけることができますが、特に台数が多いのは140万円台です。
なお、2017年式ではガソリンモデル・ハイブリッドモデルともにHonda SENSING搭載車と非搭載車が登録されており、中古車を選ぶ際には注意が必要。
この年式であれば比較的安く上級グレードを選択できるので、ぜひHonda SENSING搭載車を選びたいところです。
カラーリングで選ぶ、フリードの狙い目中古車
最後に、本体色の系統ごとにフリードのおすすめ中古車を紹介していきます。
現行型の2代目フリードは、全9色のボディカラーが用意されていました。
全体的に都市に馴染むスタイリッシュな印象のカラーが多く、男性も女性もかっこよく乗りこなせる1台となっています。
車選びドットコムでは本体色から中古車を検索できるので、お気に入りの色のフリードを探してみましょう。
定番のホワイトはどのモデルでも人気

車の定番カラーであるホワイトは、年齢や性別を問わず人気が高い色。そのため需要が高く、中古車として出回る台数も多くなっています。
台数が多い分、車選びの際の選択肢も多くなりますので、好みの1台が見つかりやすいカラーとなっています。
現行型モデルでは、初期はホワイトオーキッド・パール、マイナーチェンジ後はプラチナホワイト・パールを設定。
リセールバリューの良いブラック

黒も車の定番色で、多くの人気を集めるカラーのひとつ。
現行型フリードでは、漆黒の中にきらりとパールが光るクリスタルブラック・パールを採用。こちらは初期モデル・マイナーチェンジ後どちらにも用意されており、無償で選択できるカラーとなっています。
需要が高いカラーということで、売却の際にも色を理由に値下がりすることが少ないのもメリット。リセールバリューが気になる方にもおすすめです。
ブルーも密かな人気

フリードの中古車の中で、意外にも掲載台数が多いのがブルー系のボディカラー。
現行型の登場時には、ブルー系カラーとしブルーホライゾン・メタリックとコバルトブルーパールの2色を用意。
マイナーチェンジ後はシーグラスブルーパール、ミッドナイトブルービーム・メタリックが設定されています。
ガソリンモデルなら高年式でも在庫あり。ハイブリッドは条件を緩めて
モデルチェンジを控え、現行型の最新モデルの中古車も見つかりやすくなってきたホンダ フリード。
ただし、高年式のハイブリッドモデルは人気が高いため、やや高値安定傾向。多くの選択肢のなかから探したいのであれば、年式の条件を緩めて現行型の初期モデル(2017〜2019年式)から探すのがおすすめです。
ガソリンモデルであれば、マイナーチェンジ後も多くの中古車が掲載されています。