【2021年5月版】プリウス中古車の狙い目モデル9選!選ぶ時のポイントも紹介

プリウスは車を使用している方なら一度は憧れる車ではないでしょうか。人気のため価格相場も高く、なかなか手が出ないという方もいるでしょう。
この記事では、プリウスの沿革や基本情報、車選びドットコムに掲載されているトヨタ・プリウスの中古車相場をもとにしたおすすめの中古車の価格帯と走行距離等を紹介しますので、参考にしてみてください。
- Chapter
- プリウスはどんな車?
- 年式と価格相場からみた狙い目モデル
- 年式と走行距離からみた狙い目モデル
- カラー別の狙い目モデル
- プリウス中古車を選ぶ時のポイント5つ
- プリウス中古車の相場価格を知ろう
プリウスはどんな車?

プリウスは、世界初のハイブリッド専用車として1997年頃にトヨタからデビューしました。2016年頃には世界累計約900万台を売上げているとされる車です。
車名の由来はラテン語で「~に先駆けて」という意味で、初代プリウスのキャッチコピー「21世紀に間に合いました」です。
プリウス中古車の狙い目モデル9選を紹介
プリウスのモデルは多くのシリーズがあり、何度かリニューアルされています。どれを購入しようか迷うことでしょう。そこで、ここからは狙い目のモデルについてご紹介します。
大きく分けて、年式と価格相場からみた狙い目モデル、年式と走行距離からみた狙い目モデル、カラー別の狙い目モデルの3つについてお伝えしていきます。
年式と価格相場からみた狙い目モデル

プリウスにはSシリーズ、Aシリーズ、Eシリーズ、G’sシリーズといったモデルがいくつかあり、毎年リニューアルした年式別モデルが存在します。
ここでは、オススメの年式と年式ごとの価格相場をご紹介します。(※上記画像は2021年6月1日時点の情報)
1:2016年式で160万円台
中古車を購入する時に重視するのは、外装や内装、乗り心地、燃費等でしょう。
プリウスの2016年式Sシリーズは、セダンとしては1L約37kmと燃費が良く、価格は約160万円で相場よりも安い点が魅力と言えます。
安全面も充実しており、運転席エアバッグ、助手席エアバッグ、サイドエアバッグABS(アンチロックブレーキ、トラクションコントロール等)を標準装備しています。
2:2018年式で180万円台
中古車で5年落ちを買うのは心配だと感じている方にオススメなのは、2018年式のS・A・Eシリーズのプリウスです。
ガソリンの満タン時は43リットル入り、環境仕様の種類にもよりますが、1Lあたり約37~39km走ります。
2016年式と比べて、車内で充電できる環境があったり、カラーバリエーションが増えたりしており、自分らしくカスタマイズできます。
3:2021年式で250万円台
中古車でも最新モデルで探してみたいという方は、2021年式を検討してみるとよいでしょう。
E・S・Aシリーズがあり、燃費も約34km~40kmとコスパが良く、長距離移動が多い方にもおすすめです。
後退時に近くに車がいるとアラートで教えてくれる便利な機能も搭載しています。また、カラーは9種類あり好みに合わせて選びやすく、自分好みのプリウスを創造できるでしょう。
年式と走行距離からみた狙い目モデル

プリウス本体の廃車時期を本記事では、車が動かなくなるまでとします。
1997年初代プリウスが発売され、約24年経ちました。今でも初代プリウスを愛用している方もいますので、長く愛用できるモデルといえるでしょう。
一般車両の廃車検討時期は、走行距離約10万kmと言われています。
しかし、プリウスの場合は、本体よりも先にハイブリッドシステムやエンジンが故障する可能性が来てしまうのが実情です。(※上記画像は2021年6月1日時点の情報)
4:2016年式かつ走行距離1万〜3万km
2016年式Sシリーズは人気モデルのため、走行距離が約7万kmを超えているものが多いと言われており、約1万km~3万kmの場合長持ちすることが想定できます。
年式を重視したプリウスの中古車の相場は約6年落ちなので、5年落ちの2016年式を買うかは悩むところです。その場合、ディーラーとオプション等を話し合って決めましょう。
5:2018年式かつ走行距離3万km未満
中古プリウスで人気モデルのひとつだったのが2018年式です。2016年式に比べて値段は高めですが、発売されてからの期間が短い分、長く使える可能性があります。
2018年式を選ぶ際は、走行距離が約3万km以下のものを検討するとよいでしょう。
走行距離が短い分エンジンのオーバーホールやハイブリッドシステムの交換等の時期を先延ばしすることができるので、経費を抑えられます。
6:2020年式かつ走行距離2万km未満
2020年式の中古車は1割~2割程度しか値下げされていないため、相場よりも高く感じる方もいるでしょう。
プリウスの2020年式の中古車購入を検討している方は、未使用品か走行距離2万km未満の車を選ぶとよいでしょう。
年式が新しいため、購入後のパーツ交換や車検等の大がかりなメンテナンスが不要になる可能性があります。
カラー別の狙い目モデル

車に対して知識が少ない方でも、車本体のカラーリングにより中古車を自分好みにできます。
どのモデルにも店舗限定のオプションカラーを含め、5種類程度のカラーが用意されています。
ここからは、プリウスのオススメのカラーリングをご紹介していきます。
7:人気のホワイト
プリウスの中古車モデル2020年式、2018年式、2016年式のいずれのモデルにも、メーカーオプションカラーとして、ホワイトパールクリスタルシャインがあります。
アイボリーのような高級感のある美しい白色で、その見た目からプリウスを所持している充足感がアップするでしょう。
8:重厚な落ち着きのブラック
プリウスの中古車モデル2020年式、2018年式、2016年式モデルの標準カラーであるアティチュードブラックマイカは、トヨタやプリウスが好きな方にオススメのカラーです。
漆黒のような重厚感のある黒色で、プリウスに格好良さを求める方に好まれるカラーでしょう。
9:おしゃれで希少なワイン
プリウスの中古車モデル2020年式、2018年式のモデルの標準カラーであるエモーショナルレッドIIは、希少なカラーです。
ワインのような情熱あふれる色で、プリウスに大人っぽさをプラスするカラーといえるでしょう。
プリウス中古車を選ぶ時のポイント5つ

ここまでプリウス本体の基本情報や、プリウスの中古車相場よりお得な車両、おすすめのカラーリングなどをお伝えしてきました。
ここからは、プリウスの中古車を購入する際のポイントを5つご紹介します。デザインや価格以外にも各ポイントを押さえて中古車を選ぶことで、お得に長く愛用できるプリウスに出会うことができるでしょう。
修復歴車は避けるのが無難
修復歴車は価格が安いというメリットがあります。また、修復箇所が再度故障する恐れもありますが、厳しい基準があり修復歴がある車が安全上の問題を抱える可能性は低いと言えます。
しかし、修復歴のない車に比べてトラブルが発生する可能性は高くなるため、車に関する知識に自信のない方は、修復歴車を避けた方がよいでしょう。
バッテリー交換の必要性を確認する
車のバッテリー交換は、車の種類によって費用が変わります。また、業者により工賃手数料の金額は異なりますが、ガソリン車で1,000円程度、ハイブリッド車で3,500円程度、電気自動車で1,500円程度です。
プリウスはハイブリッド車なので、3,500円程度かかります。中古車を購入した直後にバッテリー交換が必要かどうか、購入時に確認しましょう。
走行距離が極端に長い・短い車は注意する
初年登録から5~10年程度経過しているのに、走行距離が1万〜2万km前後という中古車は、セカンドカーであったり、近距離走行だったと想定できます。距離が少ない分、交換部位も少ないのでお得です。
しかし、注意したいのは、走行距離が短い走行を繰り返していた場合、エンジンに汚れが蓄積し想定外の故障を起こす恐れがあります。
走行距離が短くても初回登録年から5年以上経っていればパーツ劣化は避けられません。
内装状態もしっかりチェックする
中古車を購入時にチェックしたいのが、汚れや臭いです。
一度購入したら長い時間を過ごす車内だからこそ、後になって「汚れや臭いが気になる」と思っても遅いのです。以下の3つのポイントを押さえてチェックするとよいでしょう。
1つ目は天井やメーター、ダッシュボード、シートに汚れがないか、2つ目は空調の臭いや灰皿の使用跡、3つ目はエアコン、ドアウィンドウ、カーナビ、電動ミラー、スピーカーは正常に動作するかです。
下取り価格の交渉を行う
車の会社にはディーラーがいます。ディーラーが下取りの提案をするのは、その方が車を買ってもらいやすくなるからです。顧客から引き取った車はオークションにかけられます。
中古車買取を強化している店舗に下取り価格を交渉すると、相談に応じてもらえることがあります。
中古車を購入する場合は、中古車専門店で購入するとよいでしょう。
プリウス中古車の相場価格を知ろう

プリウスは人気の中古車であるため相場が高くなり、価格相場は約70万円~395万円、平均価格は約180万円となっています。
プリウスには様々なモデルがあります。自分が乗りたいと考えるモデルを3種類程度決めておけば、予算内で好みのプリウスに出会える可能性が高まります。
中古車の購入を検討する際は、まずは相場を調べてみてはいかがでしょうか。