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子育て世代を中心に人気のダイハツ・タント!元祖軽スーパーハイトワゴンの魅力とは?

ダイハツ タント

最近の軽自動車の人気車種といえば、背が高くひときわ広い室内空間を持つ軽スーパーハイトワゴンが主流となっています。
その元祖とも言えるのがダイハツ・タント。維持費の安い軽自動車ながら利便性も高いことから、2003年の発売以来、特に子育て世代を中心に人気を博している車です。

今回はそんなタントについて、その特長や魅力、おすすめのポイントを紹介します。

Chapter
軽スーパーハイトワゴンの先駆けとして、子育て世代を中心に人気のモデルに
現行型(4代目)タントの人気ポイントを紹介!
ライバルN-BOXと比べると価格帯が抑えめ

軽スーパーハイトワゴンの先駆けとして、子育て世代を中心に人気のモデルに

ダイハツ タント

2003年に発売された初代タントは、「しあわせ家族空間」をコンセプトに新しいジャンルの軽自動車として開発されました。

2,440mmのホイールベース、2,000mmの室内長は当時の軽自動車としては革新的なパッケージングで、広々とした空間利便性の高い豊富な収納スペースを実現。経済性や扱いやすさというニーズの高まりもあり、タントは一躍注目を集め人気の車となりました。

2007年発売の2代目では、助手席側に開口幅がワイドに広がるミラクルオープンドアを搭載。また2013年発売の3代目ではミラクルオープンドアに加えて、運転席側にもスライドドアを搭載し両側パワースライドドアとすることで、乗り降りのしやすさや使い勝手が向上しました。

モデルチェンジを重ねるごとに機能性が高まり、子育て世代に嬉しい装備が充実した車へと進化していったタント。直近3年間(2018〜2020年)の軽自動車新車販売台数ランキングを見ても上位3位の常連モデルとなっており、衰えない人気ぶりがうかがえます。

出典:2019年4月~2020年3月 軽四輪車通 称名別新車販売確報 – 一般社団法人 全国軽自動車協会連合会

現行型(4代目)タントの人気ポイントを紹介!

現行型の4代目は2019年に発売され、これまでのモデルで搭載されてきた機能性はそのままに、「新世代のライフパートナー」をキーワードとして多くの世代のニーズに応える良品廉価なモデルへと進化しています。

ここからは、子育て世代を中心に人気の現行型タントの特長や魅力について詳しく紹介していきます。

用途に合わせて進化した「ミラクルウォークスルーパッケージ」

4代目タントでは、大開口のミラクルオープンドアに加え、開け閉めをスムーズにする機能、運転席・助手席のロングスライド機能などを新たに追加。
家族構成や用途に合わせ、新しい使い方を提案する「ミラクルウォークスルーパッケージ」を実現しています。

ダイハツ タント ミラクルウォークスルーパッケージ

特に子育て世代にとって嬉しいポイントは、車内移動のしやすさ乗降性の良さが挙げられます。

運転席には、最大で540mmスライド可能な運転席ロングスライトシートを新たに採用。運転席を後ろにスライドすることで、席に座ったままでも後席の子どもの世話ができます。
また助手席も380mmスライドが可能なので、前席の間を通れば車を降りなくてもスムーズに後席に移動することが可能です。

運転席ロングスライドの操作方法もシンプルで簡単なのが嬉しいポイント。
運転席からは、インパネのスイッチを押してシート下のハンドルを操作するだけで動かすことができ、後席からもシートバックスイッチとレバーを操作するだけなので、後席から乗り込んだ後に運転席に移動するのも簡単です。

なお、運転席ロングスライドシートを装備するグレードはX、X"スペシャル"、Xターボの3つ。助手席ロングスライドは全グレードで標準装備しています。

乗り降りも開け閉めもラクにできる「スライドドア」周辺

ダイハツ タント ミラクルオープンドア

2代目から搭載されているミラクルオープンドアは現行型でも健在で、助手席側の前席ドアも開けることで1,490mmの開口幅を実現しています。子どもを抱っこしたままでもラクに乗り降りでき、また小さな子どもの手を繋いで一緒に乗り込むことも可能なほどの広さとなっています。

また、4代目で新たに追加されたのがウェルカムオープン機能。電子カードキーを持って車に近づくだけで自動でスライドドアを開けてくれるので、子どもを抱っこしていたり両手が塞がっていてもスムーズにロック解除・乗り降りができる便利な機能です。
さらにタッチ&ゴーロック機能も備えたことで、ドアが閉まるのを待たずにロック予約ができ、子どもを待たせずスムーズに移動することができます。

上記の機能を搭載しているのはX、Xターボ。助手席側には標準装備しており、運転席側はメーカーオプション設定となります。

1人で乗り降りできるようになった子どもがいる家庭なら、ディーラーオプションのミラクルオートステップラクスマグリップの装備を検討してみるのもおすすめ。こちらは全グレードで設定可能となっています。

全グレードで充実の安全装備

ダイハツ タント 安全装備

4代目タントでは、3代目で搭載された「スマートアシストⅢ」がさらに強化され、安全性能が向上しているのもポイントです。
スマートアシストはL(スマートアシスト非搭載車)以外の全グレードで標準装備されており、どれを選んでも安全装備に大きな差がないのも嬉しいですね。

主な内容としては、車線逸脱抑制制御機能標識認識機能(進入禁止)が新たに追加されたほか、誤発進抑制機能にはブレーキ制御が追加されたことでより高性能となっています。

ライバルN-BOXと比べると価格帯が抑えめ

ホンダ N-BOX+

軽スーパーハイトワゴンは人気のジャンルのため、各メーカーからは多くの競合車種が登場しています。中でも人気なのがホンダ・N-BOXで、ボディサイズや室内空間、ターゲット層が近しいことからタントのライバル車種の筆頭です。

主な機能性については2車種とも大きく変わらないものの、最廉価グレードを比較してみると、タント(L(スマートアシスト非装着車)、2WD)が1,243,000円、N-BOX(G、FF)が1,428,900円と、価格帯ではタントの方が安くなっています
なおタントのスマートアシスト搭載車の最廉価グレード(L)でも1,342,000円となっており、タントの方が価格が抑えめだと言えます。

もちろん、細かな機能や装備などは異なるため一概に価格のみでは比較しきれませんが、予算面を重視するならタントは比較的安い価格で充実した装備のモデルを選択でき、おすすめの車です。

ダイハツ タント

現行型の4代目タントも登場から2年が経ち、中古車市場に出回る車両が多くなってきています。
また走行距離1万km未満の比較的状態が良い車両も多くあるため、できるだけ装備の揃った上級グレードを選びたいものの価格が気になるという方は、中古車を選択肢に加えるのがおすすめです。

気になる装備やグレードといった条件で絞り込みながら、ぜひぴったりの一台を見つけてみてください。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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