中古でアウディ・A4を買うならこのモデルがおすすめ!

メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズなど強力なライバルひしめくプレミアムミドルサイズセダンクラスに、アウディが投入しているのがA4です。
アウディがラインアップしているセダンの中で、ボディサイズや価格帯などから最も日本市場で売れているモデルがA4となっています。
今回は、このアウディA4の中古車でオススメのモデルを紹介します。

現在、アウディA4の中古車は約370台流通しています。
そのうち2016年2月から販売している現行モデルが約175台と最も多く、2008年〜2016年まで販売された旧型が約150台。
2005年〜2008年まで生産されたモデルが約24台とグンと減り、2001年〜2005年まで販売されたモデルは約7台しかありません。
流通台数が最も多い現行型をオススメしたいところですが、平均価格がまだ約300万円台と高額なので、今回は2008年〜2016年まで販売された旧型のアウディA4からオススメモデルを紹介しましょう。
日本市場で最も人気の高いアウディの最量販モデル

2008年3月に旧型アウディA4は国内市場に導入されました。当時は、日本市場においても アウディジャパンの販売全体の約4割を占める最重要モデルでした。
ボディの骨格にアルミニウムなどの素材を使用することで、先代に比べ10%軽量化を実現しています。
また、空力性能に優れたボディデザインを採用することで、クラストップレベルのCd値0.27という優れたエアロダイナミクスを発揮するだけでなく、スポーティな印象を作り出しています。
さらに、フロントアクスルやステアリングギアボックスの搭載位置を移動させてフロントのオーバーハングを短く、ロングホイールベース化を実現しています。
その結果、前後重量配分を最適化すると同時に乗り心地の向上、そして歩行者保護の向上も同時に実現しています。

インテリアでは、これまで上級モデルにのみ採用されてきた、MMI(フルセグ地デジチューナーTV放送対応)や、アウディミュージックインターフェース(AMI)を標準装備しました。
さらにデンマークの高級オーディオ、バング&オルフセンのカーオーディオをオプション設定しています。
デビュー当初、搭載しているエンジンは、最高出力160psを発生する1.8L直列4気筒ガソリンターボと最高出力265psを発生している3.2L V型6気筒DOHCエンジンの2種類。
組み合わされるトランスミッションは2WD車の1.8Lターボにはマルチトロニック。そしてフルタイム4WDの3.2L車には6速ATが組み合わされています。

2009年にはA4のコアモデルとなる、最高出力211ps、最大トルク350Nmを発生する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載した4WDモデルのA4 2.0TFSIクワトロを追加しました。
アウディバルブリフトシステム(AVS)を、この2.0直噴ターボエンジンは、低回転から豊かなトルクを発生し、高回転まで伸びのある加速を実現しています。
さらにフルタイム4WDシステム「クワトロ」との組み合わせにより、卓越したトラクションとハンドリング性能を実現しました

そしてトランスミッションには、最新の「7速 Sトロニック」を採用することで、従来モデルに比べて燃費性能は約13%向上しています。
2010年モデルからは、全モデルに最新世代のHDDナビゲーションシステムを搭載したMMI(マルチメディアインターフェイス)を標準装備しました。
SDメモリカードを介してHDDにMP3形式の音楽データを保存出来るミュージックサーバー機能や、アップル社の携帯音楽プレーヤーiPodを始め、携帯音楽プレーヤーを接続して楽しめるAMI(アウディミュージックインターフェイス)機能など、エンタテインメント機能も充実しています。
100万円台でクワトロを狙うか高級オーディオを狙うか

現在、約150台の中古車が流通している旧型のアウディA4の平均価格は約110万円。中古車の価格帯は約40万〜約218万円となっています。
流通している旧型アウディA4の中古車のグレード構成を見ると、2Lターボエンジンを搭載したFF車が最も多くなっています。
しかし、せっかくアウディを購入するのであれば、クワトロと呼ばれるアウディ独自の4WDシステムを採用した4WD車にこだわってみたいです。
そして、旧型アウディA4の中古車を購入する際にこだわりたいポイントはもう二つ。
スマートフォンとの連携が強化された2010年式以降のモデル。そしてオプション設定の高級オーディオのバング&オルフセンが装着されていることにこだわってみたいです。
予算200万円以下で十分狙えますし、アダプティブクルーズコントロールなどが充実したモデルも狙えるのでバリュー感は相当高いと言えます。