走行性能が高すぎて土屋圭市も困惑【 新型 N-BOX カスタム 】軽自動車の概念を超越した完成度!内装の使い勝手も工藤貴宏 相沢菜々子が徹底解説
今回ご紹介するのは、フルモデルチェンジしたばかりの新型N-BOX。
旧型N-BOXは登場以来、ずっと売上No.1に君臨し続け、今回のフルモデルチェンジ直前にも駆け込み需要で爆売れしました。
大きな期待のかかる新型N-BOXですが、広大な室内空間と進化した使い勝手の良さを備え、その完成度は軽自動車の概念を突破?!
さらに、走りの良さも期待以上で土屋圭市さんも困惑…?!
- Chapter
- フルモデルチェンジした新型N-BOXをご紹介!
- N-BOXは日本一売れてるクルマ!
- 超キープコンセプトのエクステリアデザイン…先代との違いは?
- リアハッチに施された改良とは?
- 荷室の大きさと使い勝手は?2列目が大幅スライド!
- 荷室に自転車を積みやすくする工夫とは
- 跳ね上げができる後席!広すぎて困るレベルの室内空間
- 使い勝手をさらに進化させた運転席とインパネ!
- 試乗インプレッション!上質な乗り心地とスムーズな加速!
- 試乗を終えて…欠点が見つからない完成度の高さ!
- 新型 N-BOX カスタムの解説を動画で観る
フルモデルチェンジした新型N-BOXをご紹介!
今回は、今年10月に発売のフルモデルチェンジした新型N-BOXをご紹介します。
フルモデルチェンジした訳ですが、一見見た目はあまり先代と変わっていないように思えます。しかしそれはきっと見た目人気故になのでしょう。
大人気車種であるため大きな期待のかかる新型N-BOXですが、その完成度はどれほどなのか、徹底検証&試乗で確かめていきます!
N-BOXは日本一売れてるクルマ!
今回ご紹介していく車両は、新型N-BOXのカスタム ターボです。
ノーマルとは見た目やカラーが異なっています。
この車両はステルスグレーのカラーで、最近流行りの人気色ですね。
そもそもこのN-BOXは、日本で一番売れているすごい車!
なんとモデルチェンジを控えていながらも、今年上半期で一番爆売れしていたんです。
そんな中でのフルモデルチェンジにより、今回で3代目になりました。
超キープコンセプトのエクステリアデザイン…先代との違いは?
冒頭でもお話があったように、今回の見た目は超キープコンセプトで、エクステリアデザインの大きな変更はされていません。
ノーマルとカスタムとの見た目の違いは、ヘッドライトの形やメッキ塗装の差などが挙げられます。
パワートレインや車体サイズは基本的に先代と同じで、よりブラッシュアップしたものが積まれています。
また、フルモデルチェンジの狙いは、『同乗者がもっとハッピーになれるように』するためだそう。
そのようなコンセプトで造られた今回の新型 N-BOXの実力はいかほどなのか、益々気になります。
カスタムの特徴として、ノーマルが円形なのに対し、ヘッドライトが一文字に光る点が挙げられます。
また、流れるように光るウインカーは、先代よりもバルブの数が増え、より滑らかに流れるようになりました。
他には、バンパー自体はノーマルと一緒ですが、開口部のデザインが異なっています。
サイドステップもカスタム限定のパーツです。
一見しただけでは見分けのつきづらい新型と旧型ですが、見分けるポイントとして、フェンダー部分のデザインの違いが挙げられます。
旧型はフェンダー部分に立体の造形が施されているのに対し、新型の方がシンプルな造りになりました。
リア部分も旧型はラインが入っていたのに対し、新型の方がラインを減らしたよりシンプルなデザインになっています。
またカスタム専用でリアスポイラーがついており、リアバンパー自体もカスタム専用設計です。
リアハッチに施された改良とは?
先代は少し右にずれたところにオープナーがありましたが、今回のフルモデルチェンジで、真ん中に位置が移動しました。
やはり普通は無意識に真ん中を触ることが多いため、オープナーの位置を中央にし、利便性を向上させています。
荷室の大きさと使い勝手は?2列目が大幅スライド!
続いて荷室の方をチェックしていきます。
まず初めに、一番狭いサイズで90Lのスーツケースが入るのか試してみましたが……残念、僅かに収まり切らずでした。
しかしもう少し容量の小さいスーツケースであれば問題は無さそうです。
次に後席をスライドして、荷室を最大限広げてみます。
すると確認するまでもなく、先ほどのスーツケースやその他大きな荷物も乗せられそうなスペースを確保できました。
スライドだけでなく、もちろん後席を倒して空間を確保することも可能です。
どちらの方法もワンタッチ操作で楽に動かせるため、非常に便利ですね。
荷室に自転車を積みやすくする工夫とは
また、倒したシートの背にある窪みですが、これはなんと自転車を固定して運びやすくするためのものなんだとか。
例えば地方などでは、自転車で習い事や塾などに出かけたお子さんを車で迎えに行き、そのまま自転車ごと積んで帰ることがよくあります。
そのような場合に対応して、自転車のスタンドが固定しやすくなるようにくぼみが作られているのです。
工藤さん自身も実際に試してみたところ、自転車を積んで運転している時の揺れが軽減されて、安定感が生まれたそうです。
小さな工夫ですが、このような配慮が行き届いているのはありがたいですね。
跳ね上げができる後席!広すぎて困るレベルの室内空間
座面の跳ね上げも可能で便利な後席ですが、乗ってみるとその広さに驚かされます。
運転席に足元が楽々差し込めるため、非常にゆったりと座ることができました。
しかもシートが一番前に出た状態でこの快適さなため、荷室に荷物をいっぱい積んでも問題ないです。
ドリンクホルダー部分には箱ティッシュも設置できるようになっており、肘置きの位置も完璧で申し分ないです。
便利なテーブルにサンシェードやアームレストもあり、且つフロアはフラットという完璧な仕様です。
ステップワゴンの良さが全部詰められています。
使い勝手をさらに進化させた運転席とインパネ!
運転席部分は、新型になり収納数自体は減りましたが、その分一つ一つの容量自体が増えて利便性が増しています。
例えばグローブボックスの容量は先代比2倍にも増えています。
それでだけでなく、充電ケーブルを繋いだまま収納できるように、ボックス側面にケーブルを通せる溝を設けるなど機能面もより良くなっています。
所々のステッチ装飾は軽自動車と思えないほど丁寧な造りです。
カスタム専用ですが、ステアリングも皮巻きでステッチが入っておりカッコ良さが演出されています。
また、2本スポークにすることで、より開放感を演出するだけでなく、渋滞時などのシーンでステアリング下部に手を添えて運転しやすくもなっています。
メーターは先代だとダッシュボードの上部に設置されていましたが、新型ではオーソドックスな位置になりました。
そのおかげで、開放感と視認性が向上しています。
またディスプレイは、エンジンがついた軽自動車では初の全面液晶メーターが搭載されています。
試乗インプレッション!上質な乗り心地とスムーズな加速!
それでは早速試乗にて、新型 N-BOXの走行性能を体感していきます。
乗り始めてまず初めに、スイスイと走る十分なトルクに驚きます。
12月20日 14:11
3人乗っていても難なく走り、質感の高い乗り心地で視界も良好です。
ホンダ曰く、ホンダのエンジンは、ターボのウェイストゲートが電動化されており、綿密に過給圧をコントロールするため、エンジンが乗りやすいように制御されているそう。
カーブでもちゃんとタイヤが接地している感覚があり、非常に安定しています。
軽自動車に似つかわしくないワイディングを走行していますが、難なく走りこなすこの実力、まさに圧巻でした。
試乗を終えて…欠点が見つからない完成度の高さ!
見た目の変化こそ少ないですが、乗ってみてわかる走行性能の良さが満載でした!
軽自動車の乗り心地や質感を超えて、正に”普通車を軽にした”というようなクオリティです。
日本で1番の売れ行きを誇るN-BOXですが、それはきっと他のライバルよりも全てが少しずつ優れているという点が合わさった結果なのでしょう。
全てが優れた優等生の新型 N-BOX、皆さんも是非機会があれば試乗してみてください!
新型 N-BOX カスタムの解説を動画で観る
新型 N-BOX カスタムの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!