「クラウン エステート」が虎ノ門に展示!トヨタが「CROWN “next-life” SALOON -SENSE of NEXT-」を開催
4つの異なるボディで登場し、今もなお話題沸騰の新型クラウン。
3月22日~24日の3日間、「クラウンエステート」プロトタイプや「クラウンセダン」「クラウンスポーツ」を展示するイベント「CROWN “next-life” SALOON -SENSE of NEXT-」が虎ノ門ヒルズステーションアトリウム・カフェで開催されました。
主催となるトヨタ自動車をはじめ、クラウンの価値観に共感する企業として、Freewill、UCC上島珈琲、Forbes JAPANとのコラボレーションにより、“少し先の未来のスマートな価値観・ライフスタイル”を体験できる様々なコンテンツが提供されました。
筆者もイベントで実際に体験してみましたので、その模様をレポートします。
- Chapter
- 虎ノ門ヒルズを行き交う人々の注目を集めた新型クラウン
- 水素で焙煎したコーヒーの味は…?「CROWN STYLE CAFÉ」
- 未来志向型の移動店舗キオスク「super normal market」特別マルシェ
- 「CROWN “next-life” SALOON with Forbes JAPAN」トークイベント
虎ノ門ヒルズを行き交う人々の注目を集めた新型クラウン
会場は虎ノ門ヒルズ駅の改札を出て目の前に位置し、多くの人が行き交う場所です。
オープンスペースでは新型「クラウンセダン」FCEV、新型「クラウンスポーツ」PHEVのほか、まだ発売を控えている「クラウンエステート」プロトタイプを展示。
やはり発売前の「クラウンステート」の注目度が高く、内外装の写真を撮ったり、実際に乗り込んで内装をチェックする人が多くみられました。
実はここ虎ノ門は、1955年に初代クラウンを発表した、クラウンゆかりの地でもあります。
水素で焙煎したコーヒーの味は…?「CROWN STYLE CAFÉ」
昨今では、水素をエネルギーとするFCEV車の登場や水素ステーションの普及など、徐々に水素が生活に浸透してきています。しかし、水素と生活が結びつくというイメージはまだまだ馴染みがないのが実情です。
そこでUCC上島珈琲株式が提供していたのが、「水素焙煎コーヒー」。
味わってみると普通のコーヒーのように美味しくいただくことができ、後味のすっきり感が印象的でした。
聞いてみると「同じ味にもできるが、あえて違う味にした」とのこと。水素ならではの特徴を活かした味わいにしたそうです。
コーヒーのほかにも、期間限定の“CROWN STYLE CAFÉ”では水素グリルを使った様々な特別メニューを提供。
こちらも水素を熱源として調理することで水蒸気が発生し、パンが瑞々しく焼けるなど、しっとり感が生まれるとのことです。
未来志向型の移動店舗キオスク「super normal market」特別マルシェ
「super normal market」とは、『水素ステーションにある未来のキオスク』をテーマに、組み立て素材から陳列商品に至るまでサステナブルなコンセプトのもと展開されるキオスク。
間伐材のみを活用しており、1時間で組み立てができるという特徴をもった移動式店舗です。
「CROWN “next-life” SALOON with Forbes JAPAN」トークイベント
カフェ内では、3日間にわたってセッションやトークイベントが実施されました。
24日のトークイベントでは、デザイナー/アーティストの篠原ともえさん、16代目クラウン チーフエンジニアの清水竜太郎氏がご出演。
トークショーの内容は、清水氏によるクラウンが4車種になった背景や開発秘話、篠原ともえさんがファッションデザイナーとして考える少し先の未来など、多岐に及びました。
トークショー内では、水素をエネルギー源として活用するメリットにも言及。
清水氏は、燃料電池車には災害時等に電気の供給源となる・走行時にCO2を排出しない等のメリットがあると語り、さらに、水素の充填に必要な時間は約3分とガソリン車と変わらないことも説明しました。
観客とともにお題について考えるコーナーもあり、1時間のトークショーはあっという間に終了しました。