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新型が発表されたスバル フォレスターは、5代目(SK型)の中古車が熱い!

スバル フォレスター 2023

スバル フォレスターは、モノコックボディをベースとしながらも220mmの最低地上高やAWD、路面などに応じて走行モードを変更できる「X-MODE」などにより高い悪路走破性を備える本格派SUVです。

2025年4月17日に新型が発表されたタイミングということもあり、従来型になる5代目(SK型)の中古車物件数も増えそうです。

そこで今回は、5代目フォレスターのおすすめグレードを徹底解説します。

Chapter
モノコックボディ系SUVトップクラスの最低地上高と高い悪路走破性が光る
パワートレーンのベストチョイスは2.0Lマイルドハイブリッドの「e-BOXER」
安全性を重視するなら2021年夏以降のD型または最終のF型がおすすめ

モノコックボディ系SUVトップクラスの最低地上高と高い悪路走破性が光る

スバル フォレスター 特別仕様車 Urban Selection 2024

SPG(スバルグローバルプラットフォーム)を使う5代目フォレスターは、2018年7月に発売されました。

同社のデザイン哲学である「DYNAMIC×SOLID」を元に生まれたタフな外観、モノコック系SUVのなかでもトップクラスの最低地上高220mmを備えています。

シンメトリカルAWDや路面や天候などに応じて選択できる「X-MODE」などにより、オフロードや雪上などで高い悪路走破性を発揮

ボディサイズは、全長4,640mm×全幅1,815mm×全高1,715〜1,730mmで、最小回転半径は5.4m。日本の道路や駐車場事情でも持て余すことなく使える大きさに収まっています。

デビュー時のパワートレインは、2.5L水平対向4気筒ガソリン、2.0Lマイルドハイブリッドの「e-BOXER」の2種類で、2020年10月の改良を機に1.8L直噴ターボの「DIT」を追加。同時に2.5Lガソリン車は廃止されました。

スバル フォレスター 5代目

発売時のグレードは、2.5Lガソリン車が「Touring」「Premium」「X-BREAK」の3つで、e-BOXERは「Advance」のみ。

2020年10月の一部改良でe-BOXER搭載車は「X-BREAK」と「Touring」を追加。1.8L直噴ターボは「SPORT」のみ。

2021年のマイナーチェンジでは、内外装をリフレッシュするとともに、最新世代の「アイサイト」を採用。ラインナップは変わらず、2022年8月の一部改良で、DIT車に専用の内外装やダンパーを備えるスポーティグレードの「STI Sport」、12月には特別仕様車の「XT-EDITION」をそれぞれ追加設定しました。

また2023年8月には、後退時に障害物を検知した際の警報タイミングを早めることで安全性能を高めるとともに、ブラック塗装のシャークフィンアンテナとルーフスポイラーを全グレードに標準装備。

撥水機能を持つシートや撥水カーゴフロアボードなどを装備して、アウトドアシーンで使い勝手の良い特別仕様車「X-EDITION」は、2019年に初登場。2023年と2024年にも設定されました。

パワートレーンのベストチョイスは2.0Lマイルドハイブリッドの「e-BOXER」

スバル フォレスター 5代目 2023

主力モデルは、動力性能や燃費、静粛性などのバランスを考えると、2.0Lマイルドハイブリッドの「e-BOXER」がベストチョイスです。

いっぽうで、ファンに根強い人気のある1.8L直噴ターボ車は、加速性能など走りの良さを重視する層におすすめ。

最高出力107kW(145PS)/最大トルク188Nmのエンジンスペック(モーターは13.6PS/65Nm)の「e-BOXER」と、最高出力130kW(177PS)/最大トルク300Nmの1.8L直噴ターボ「DIT」には明らかにパワーフィールの違いがあります。

高速道路や山岳路などを頻繁に走るのならターボ車の動力性能が欲しくなります。WLTCモード燃費はe-BOXER車が14.0km/L、DIT車は13.6km/Lです。

スバル フォレスター STI スポーツ

モデル末期のSK-F型で装備を比べると、まず17インチホイールを履くのはe-BOXERの「Touring(サマータイヤ)」と「X-BREAK(オールシーズン)」。その他は18インチで「SPORT」「XT-EDITION」「STI Sport」はオールシーズンタイヤを装着します。

スバル自慢の予防安全技術「アイサイト」は全車標準。タイプ別設定となる「アイサイトセイフティプラス」と「ドライバーモニタリングシステム」は、「X-EDITION」と「Advance」、DIT車に標準化しています。

先進安全装備を重視するのならe-BOXER車の「X-EDITION」「Advance」またはDIT車がおすすめです。

安全性を重視するなら2021年夏以降のD型または最終のF型がおすすめ

スバル フォレスター 2023

エンジンと先進安全装備の充実ぶりを決めた後は、タイプ別の選択になります。

先進性が魅力の「Advance」はナッパレザーがもたらすインテリアも美点。「STI Sport」は、スポーティな内外装と走り、「X-BREAK」はオレンジの加飾を内外装に配し、アウトドアテイストを盛り込んでいます。

「X-EDITION」は、ダークメタリック塗装の18インチアルミや撥水ファブリック/合成皮革シートなどを用意。

物件数の多さでは「Advance」、2.5Lの「Premium」が目を惹きます。

年式的には、先進安全装備が最新となる2021年夏に発売されたD型または最終のF型を推奨します。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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