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やっぱり気になるリセールバリュー!コスパに優れるミニバンおすすめ5選

トヨタ アルファード(40系)エグゼクティブラウンジ ハイブリッド

ミニバンを購入する理由の一番は「子どもが生まれて家族が増えた」ではないでしょうか?

その子どもが大きくなり家族との外出機会が減るタイミングは、じつは乗り換えの時期と重なっています。そんなときに、高く売却できる車種は、次の候補も探しやすいというメリットを秘めています。

ここではそんなリセールに優れるおすすめミニバンを5台紹介します。

Chapter
リセールに優れるミニバン5選
愛車のリセールは乗り換え時に差がでる

リセールに優れるミニバン5選

トヨタ アルファード

トヨタ アルファード(40系)エグゼクティブラウンジ ハイブリッド

トヨタ アルファードといえば、多くのユーザーがあこがれるラグジュアリーなミニバンです。

2023年のデビューの現行(40系)アルファードは、高級感のある内外装とやりすぎない品のある押し出し感で、ハイヤーニーズでも人気です。

パワートレインは、ハイブリッドのほかにガソリンとプラグインハイブリッドが用意されますが、「Z」はハイブリッド車とガソリン車、「X」はハイブリッド車のみ、「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」はハイブリッド車とプラグインハイブリッド車と、グレードによって選べるパワートレインが変わります

車両価格は510万円〜というアルファードでは廉価版にあたる「X」グレードは、セカンドシートに6:4分割のチップアップシートを装備した唯一の8人乗りです。

シート表皮にはファブリックを用い、フロントシートの快適温熱シート+ベンチレーション、運転席の8ウェイパワーシート、パワーバックドア、ヘッドアップディスプレイなどが省かれていますが、8人乗車を必須とする方は「X」一択です。

価格と装備のバランスがいい「Z」は、ファミリーユーザーにも人気のグレードです。

装備は、フロントシートの快適温熱シート+ベンチレーション、ステアリングヒーター、8ウェイパワーシート(運転席)、パワーバックドア、ディスプレイオーディオ、室内照明のイルミネーテッドエントリーシステムなどが標準です。

最上級グレードにあたる「Executive Lounge」は、プレミアムナッパ本革のシート表皮をはじめ、14インチリアエンターテインメントシステム、JBLプレミアムサウンドシステム、ナノイー(フロント・リア)、周波数感応式ショックアブソーバーを装備。

室内は、3列目でも余裕のある6人乗りを用意するほか、明るいニュートラルベージュの内装色を選ぶことができるのもポイントです。

先代の30系でも一部、プレ値で販売されている中古車もあるなど、リセールの良さも魅力のアルファード

デメリットは、全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mmというボディサイズと燃費性能。堂々としたボディは都市部では取り回しや駐車場探しで困ったり、燃費は乗れば乗るほどボディブローのように効いてきます。

トヨタ ヴォクシー

トヨタ ヴォクシー(90系)

トヨタ ヴォクシーは、ミドルサイズミニバンとして圧倒的な人気を誇る定番モデルです。

現行(90系)ヴォクシーは、2022年にフルモデルチェンジを受けて、よりシャープで洗練されたエクステリアに進化。見た目の満足度も大きく向上しています。

ヴォクシーのパワートレインは、ハイブリッドガソリンを用意しますが、ハイブリッド車はすべて7人乗り仕様となっている点には注意が必要です。

グレードは、「S-G」と「S-Z」という2つで、「S-G」は16インチホイールや樹脂製サイドモールが採用され、助手席側のみ電動スライドドアを備えた実用的な内容で、シート生地はファブリックです。

8人乗り仕様が選べるのはガソリン車で、大家族や多人数での移動が多い方にはこちらがおすすめです。

いっぽう上級グレードにあたる「S-Z」は、フロント下部にLEDアクセサリーランプが追加され、サイドモールは高級感あるステンレス製に。

2WDモデルは17インチホイール(ハイブリッド車は切削加工タイプ)を装備し、スタイリッシュな足元を演出します。

また、両側電動スライドドアや左右独立温度調整式エアコン、合成皮革の内装材など、上級ミニバンらしい快適装備も充実。所有満足度も高く、ファミリー層からの支持も厚いグレードです。

ヴォクシーはもともとリセールバリューの高いモデルとして知られていますが、先代モデルには存在した「煌」シリーズは、いまだに高値安定的な人気ですし、そろそろ車検を迎える現行モデルも、新車のような価格で販売されている個体などが見受けられます。

とくに上級グレードや特別仕様車はその傾向が顕著です。

ホンダ フリード

ホンダ フリード AIR EX 2024

ホンダ フリードは、シエンタと同様に5ナンバーサイズのコンパクトミニバンとして人気です。

現行(GT系)フリードは、2024年にフルモデルチェンジを受けた3代目。シンプルながら洗練された外観に、実用性と経済性を兼ね備え、室内も必要十分な広さを確保するなど、すべてにおいてバランスが取れた印象です。

パワートレインは1.5Lガソリンエンジンと、1.5Lエンジンに2モーターハイブリッドシステムの「e:HEV」で、駆動方式はFFと4WDを選ぶことができます。

スタイリングは、スタンダードな「AIR」とアウトドアテイストの「CROSSTAR(クロスター)」を用意。

グレードがあるのは「AIR」のみで、廉価版の「AIR」は6人乗りの室内で、シート生地はファブリック、ステアリングはウレタン、外装もホイールがホイールキャップ仕様であったり、電動格納ミラーがメーカーオプションであったりと最低限の装備です。

いっぽう上位の「AIR EX」は、6人乗りまたは7人乗りの室内に、シート生地はプライムスムースとファブリックのコンビ、ステアリング&セレクトレバーは本革巻き、リアクーラーにくわえて、前席にはシートヒーターも装備されます。

外装は15インチのアルミホイールをはじめ、アダプティブハイビームやコーナーリングランプを装備して、質感を高めています。

「AIR EX」はフリード唯一の7人乗りが設定されたグレードですので、多人数乗車ありきで考える方は「AIR EX」一択になります。

「CROSSTAR」は、アウトドアをイメージした外装で、樹脂のフェンダーアーチやアンダーガード、前後の樹脂のスポイラーなど、SUVのような雰囲気にも仕上がっています。

全高などは、都市の駐車場の仕様などを考慮されておりノーマルタイプの「AIR」と変わりませんので普段使いにも問題なく使用できそう。

室内は、3列シートの6人乗りと3列目がラゲッジになる5人乗りを用意。

本革巻きステアリング&セレクトレバー、リアクーラー、前席シートヒーター、プライムスムースとファブリックのコンビシートなどは「AIR EX」と同様ですが、シートカラーがブラック×カーキの専用色になります。

リセールバリューは、ライバルのシエンタ同様、高値で推移しており、特にハイブリッドモデルは安定した需要があります。

三菱 デリカ D:5

三菱 デリカ D:5 2019

三菱 デリカD:5は、ミニバンとしての広さやシートアレンジを持ちながら、本格的な4WD性能を備えた唯一無二の存在です。

スキー、キャンプといったレジャーを頻繁に楽しむファミリー層から圧倒的な支持を得ています。

現在の新車で購入できるデリカD:5 は、2.2Lディーゼルターボエンジン+8ATのフルタイム4WDのみで、ボディは標準グレードとエアロパーツを装着した「アーバンギア」の2タイプ。

グレードは「M」「G」「P」の3つで、室内は2列目にベンチシートを装備した8人乗りと、キャプテンシートの7人乗りを選べます。

「M」の装備は、電動スライドドアが片側(助手席側)のみ、ホイールは16インチになるなど簡素になりますが、通常の使い方ではそれほど不満は出ないでしょう。ただし室内は8人乗りのみで、キャプレンシートを選ぶことができません。

「G」は、電動スライドドアを両側に装備するほか、ホイールが18インチになり、デリカD:5らしい外観になります。マルチアラウンドモニターもこのグレードからオプションで装着可能でです。

「G-パワーパッケージ」は「G」をベースに、運転席パワーシート、ステアリングヒーター、運転席&助手席シートヒーター、パワーテールゲート、電動ステップ、上位グレードと同デザインの18インチアルミホイールなどを標準装着した、コスパに優れるグレードです。

上位グレードの「P」は、運転支援機能(e-Assist)に後方車両検知警報システムと後退検知車両検知警報システムを標準装備として安全性をアップ。室内は、ルーフビームガーニッシュ(天井照明)を備え、高級感をアップしています。

その他「P エディション」は、2019年に「アーバンギア」に設定されたグレードで、「P」と同様の装備で2022年まで販売。

2024年から用意されている最上級グレードの「ブラックエディション」は、ブラックのアクセントカラーを内外装の要所に配した特別仕様車。

「シャモニー」は「M」グレードをベースに、撥水機能付きの専用コンビネーションシート生地をはじめ、18インチアルミホイール、スキッドプレートなど、シャモニー専用の内外装を装備するほか、運転支援機能(e-Assist)は後方車両検知警報システムと後退検知車両検知警報システムを装備した特別仕様車です。

 唯一無二のデリカD:5は、つねに一定のニーズがあり、特に「アクティブギア」「ジャスパー」「シャモニー」といった特別仕様車は高リセールが期待できます。

また長く同じデザインが続いていることもあり、年式による陳腐化が少ないのもリセールという面では強みになっています。

トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタ 3代目 10系

5ナンバーサイズのトヨタ シエンタも、リセールバリューに優れるミニバンです。

2022年にフルモデルチェンジを受けて、丸みを帯びたシルエットと愛嬌のある顔つきでペットのような親しみやすさを醸し出しています。

パワートレインは、1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2本立てで、室内は3列シートの7人乗りと、2列シートでラゲッジの大きい5人乗りが用意されます。

グレード構成は、「X」「G」「Z」の3つで、エントリーグレードにあたる「X」は、シンプルながらも電動スライドドア(左側のみ)、USB端子(Type-C×2)など、人気の装備を最低限の揃えました。

「G」は「X」をベースに利便性を高めたグレードで、左右パワースライドドア、8.5インチディスプレイオーディオ、ブラインドスポットモニター、前後ドライブレコーダー、など細かいところで満足度が上がっています。

上級グレードの「Z」は、本革巻きステアリング、オプティトロンメーター、Bi-Beam LEDヘッドランプ、グリルモール、ハンズフリーデュアルパワースライドドア、運転席アームレス、後席用サンシェード、専用デザインのスチールホイールなど、ワンランク上の装備。内装も3色から選ぶことが可能です。

コンパクトサイズのシエンタは、通勤などにも使いやすく都市部を中心に人気です。

愛車のリセールは乗り換え時に差がでる

トヨタ アルファード(40系)エグゼクティブラウンジ ハイブリッド

快適性や安全性を条件に購入を考えるのは当然のことですが、家族構成やライフスタイルの変化によって乗り換えを検討する際に、リセールバリューの大小は次の車種選びに影響をおよぼします。

今回の5台は、どれも人気モデルで数年落ちでも安定した価値を保っていますので、これらを参考に車選びを進めるのもおすすめです。

車選びドットコムマガジン編集部

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