【プロ解説】進化したコンパクトクロスオーバーSUV。新型スズキ クロスビーに試乗
2017年のデビュー以来、おおきな改良もなく販売されてきた人気モデルのスズキ クロスビーが、ついにビッグマイナーチェンジを敢行しました。
改良ポイントは、内外装をはじめパワートレイン、運転支援機能など多岐にわたり、新型と呼んでも差し支えないほど進化しています。
気になる新型クロスビーの改良ポイントの解説と、試乗インプレッションをお届けします。
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- エンジンが1.0Lターボから1.2L NAに変更。燃費も大幅に向上
- 上位グレードの4WDでも約250万円という低価格
- エンジンの変更は走り出してすぐにわかる
- スムーズで質の高い走りを求めるのであれば新型クロスビーがおすすめ
エンジンが1.0Lターボから1.2L NAに変更。燃費も大幅に向上
2025年10月。人気モデルのスズキ クロスビーが、ビッグマイナーチェンジを敢行しました。
パワートレインは同じマイルドハイブリッドですが、エンジンは1.0L直列3気筒ターボ(K10C型)から現行スイフトやソリオに搭載される1.2L直列3気筒(Z12E型)に、組み合わせる電気モーターは改良型へと進化しました。
またトランスミッションは、トルコン式の6速ATから高効率CVTに変わり、静粛性と燃費を両立。
駆動は2WD(FF)と4WDが用意され、燃費(WLTCモード)は、従来型の17.0~18.2km/Lに対して、21.0~22.8km/Lと大幅に向上しています。
上位グレードの4WDでも約250万円という低価格
試乗したのは、ハイブリッドMZの4WD車(車両本体価格250万300円)。
それにターフカーキパールメタリック×ホワイト2トーンルーフのボディカラー(5万5000円)をはじめ全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機(27万600円)、レザー調&撥水ファブリックシート/インパネ&ドアトリムカラーパネル/フロントドアアームレスト/ヘッドアップディスプレイがセットになったアップグレードパッケージ(6万9300円)、フロアマット(3万5090円)、ETC車載器(2万4200円)、ドライブレコーダー(4万9940円)が追加装着されています。
エンジンの変更は走り出してすぐにわかる
走り出してみると、エンジンが小排気量ターボから1.2L 自然吸気になったことで、元気でスポーティなイメージからスムーズで落ち着いた印象に変わりました。
ワインディングでは、ボディ剛性アップやアクティブコーナリングサポートなどにより、背の高さを忘れるほどフラットな乗り味です。
室内の静粛性は、ボディに減衰接着剤を用いたことでコンパクトカーのイメージをくつがえす高いレベルとなっています。
エンジンが3000回転を超えると、さすがに騒々しくなりますが、アクセルをかるく緩めればCVTが効率良くエンジンの回転数を下げてくれるので長続きすることもありません。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]と車線維持支援機能、車線逸脱抑制機能が標準装備されたことで、高速移動もラクになっています。
試乗車(ハイブリッド MZ:4WD)のカタログ燃費は21.0km/L。試乗では20.0km/L近くをマークしていたので、条件次第ではカタログ値をうわ回ることもありそうです。
スムーズで質の高い走りを求めるのであれば新型クロスビーがおすすめ
パワートレインの変更や新しい電子デバイスの採用によって、大きく進化したスズキ クロスビー。
燃費や安全性能そしてスムーズで質の高い走りを求めるのであれば改良後モデル、安価で元気な走りを求めるなら改良前を選ぶと良いでしょう。



































