セカンドカーとして人気の13車種の維持費を比較!購入するなら中古車がおすすめ
仕事や家庭の事情などで、2台目の車(セカンドカー)を購入しなければならなくなったという場合、「年間でどれぐらいのお金が掛かるのか」を気にする方も多いでしょう。
車の維持費は、税金や自動車保険料、車検&メンテナンス代にガソリン代、住まいが賃貸住宅なら駐車場代も必要。
それら支出を考えないで車を購入してしまうと、あるとき「お小遣いが足りない!」なんてことにもなりかねませんから、自分の支払い能力に合った車を選ぶことが重要です。
今回は、軽自動車やコンパクトカーなどセカンドカーとしての人気のある車種の維持費を解説します。
- Chapter
- 手軽に使える!軽自動車4選
- 家族みんなで使える、コンパクトカー4選
- 趣味を楽しむならこれ!普通車4選
- 2台目に中古車を選ぶメリット
- かかる維持費を把握して理想的な2台目の車を検討しよう
手軽に使える!軽自動車4選
軽自動車は子どもの送迎や近隣の買い物に使いやすく、維持費も比較的安いため、2台目の車として人気です。
特に税金まわりは、普通車に比べて割安。さらに場所によっては、駐車場代も普通車よりも安価に設定されているケースがあります。
ただし、自動車保険は車種の人気度によっても価格が変動するので、コンパクトカーとそれほど大きな違いはありません。逆に少しだけ高い場合もあります。
また中古車に関しても同様に、人気車種は価格があまり下がりません。
ダイハツ ムーヴ キャンバス
可愛らしいレトロなデザインと、軽ハイトワゴンで唯一の両側スライドドアを兼ね備えた「ダイハツ ムーヴ キャンバス」の年間維持費(2026年10月時点)は約20万円です。
内訳は、軽自動車の自動車税が1万800円。車検時に納める重量税は登録から13年未満であれば2年分が6,600円なので、年間3300円です。
保険料は、自賠責が1年あたり8770円、任意保険は約6万5000円。ノンターボのXまたはGグレード(2WD車:燃費22.9km/L)で年間1万キロ走行した場合、ガソリン代(1リッター=170円)は、約7万4000円です。
ディーラーでの車検整備費用は、約8万円なので、1年あたり4万円として計算します。
駐車場は、東京都内でも人口の多い西東京市近辺で月2万円ですから、この駐車場代(年間24万円)を含めると、1年間に約44~45万円を予定しておけば良いでしょう。
出典:ムーヴ キャンバス|ダイハツ
ダイハツ ミライース
手ごろなセカンドカーとしておすすめの「ダイハツ ミライース」の年間維持費は、約17万円です。
自動車税は、軽自動車ですから1万800円、重量税は3300円。自賠責保険は1年あたり8770円で、任意保険は5万円で計算します。
燃費のいいミライース(2WD車:燃費27.0km/L)のガソリン代(1リッター=170円)は、年間1万キロ走行で約6万2000円。車検整備代は前出のムーヴキャンバスと変わらず年間に約4万円という構成です。
出典:ミラ イース|ダイハツ
スズキ アルト
発売以来45年以上にわたり「誰もが気軽に買えて、経済的に乗れるベーシックカー」としての地位を築いている「スズキ アルト」。年間維持費もベーシックカーらしく、約17万円とミライースと並び優れた経済性が魅力です。
まず、自動車税は他の軽自動車同様、1万800円。重量税は年換算で3,300円です。
ディーラーでの車検代は約7万6000円なので、年間で3万8000円。マイルドハイブリッドが搭載されたアルト HYBRID(2WD:燃費28.2km/L)のガソリン代(1リッター=170円)は、年間1万キロ走行で約6万円。
保険料は自賠責が1年あたり8,770円、任意保険は約5万円。駐車場代は、他の軽自動車と変わらず、ひと月2万円、年間24万円です。
出典:アルト|スズキ
ホンダ N-BOX
大人気のスーパーハイトワゴン「ホンダ N-BOX」の年間維持費は、約19万円です。
自動車税、重量税は他の軽自動車と同じ、1万800円と3300円。保険料は自賠責が1年あたり8770円、任意保険は約6万6000円です。
車検整備費用は、都内のディーラーで約7万4000円なので年間に3万7000円。
ノンターボのN-BOX(2WD:燃費21.6km/L)のガソリン代(1リッター=170円)は、年間1万キロ走行すると約7万8000円です。
N‐BOXは、ターボ車(2WD)とノンターボ車の燃費差が小さく、ターボ車のガソリン代は年間約8万4000円。6000円の差額でパワフルなターボ車も視野に入ってきます。
出典:N-BOX|ホンダ
家族みんなで使える、コンパクトカー4選
普通車でも小回りが利くコンパクトカーは、普段使いから家族みんなでお出かけする際にも使える、2台目として便利な車です。
コンパクトカーの多くは搭載するエンジン排気量が小さく、車重も軽めなので、年間維持費は軽自動車と大きくは変わりません。
ポイントは、自動車税が2万5000円以上になることと、任意保険料が軽自動車より多少高くなることです。ちなみに中古車で購入する場合、車両価格は軽自動車より安く抑えることが可能です。
ホンダ フィット
現行型ホンダ フィットの年間維持費は、約24万円です。
今回は現行モデルの「e:HEV X(2WD:燃費燃費29.1km/L)」を基準に算定しています。
まず自動車税ですが、排気量区分が1.0L超〜1.5L以下に分類されるフィットは3万500円、重量税は、2年分で2万4600円なので年割で約1万2300円です。
保険料は、自賠責保険が年割で8825円、任意保険は等級や年齢によって変動しますが、平均額の9万円で計算します。
ディーラーでの車検整備費用は、約7万7500円なので1年間で3万8750円。
フィット e:HEV X(2WD:燃費燃費29.1km/L)のガソリン代(1リッター=170円)は、年間1万キロ走行で約5万8000円。これに賃貸住まいの方は、駐車場代が掛かります。
出典:フィット|ホンダ
ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ
2023年に生産終了した3代目ダイハツ ブーン/トヨタ パッソの年間維持費は、約18万円です。スズキ スイフトやマツダ デミオ(MAZDA2)なども似た分類といえるでしょう。
自動車税は、排気量1.0リッター以下の区分で2万5000円、重量税は年割で8200円。
最終型のカタログ燃費(WLTCモード)は21.0km/L(2WD)で、ガソリン代(1リッター=170円)は1万キロ走行で1年に約6万3000円です。
保険は、自賠責が8825円、任意保険料は約5万円として計算しています。
ディーラーでの車検整備費用は、約8万円~9万円なので年割4万円で、合計約18万円ですが、新車登録(初度登録)から13年が経過した車両は自動車税、重量税ともに上乗せになるので注意が必要です。
ミニ MINI 5 DOOR
現行型ミニ 5 DOORの年間維持費は、約21万円です。
自動車税は3万500円、重量税は1年あたり1万2300円。
ミニ クーパーS 5ドア(2WD:燃費15.1km/L)のガソリン代(ハイオク指定1リッター=180円)は、年間1万キロ走行で約12万円。保険料は、自賠責が1年あたり8825円、任意保険料は約8万円。車検整備代は約8万円です。
出典:MINI 5 DOOR|ミニ
スズキ クロスビー
スズキの「クロスビー」の年間維持費は、約18万円です。
自動車税は2万9500円、重量税は年割で1万2300円です。
現行クロスビー(2WD:22.8km/L)のガソリン代は、年間1万キロ走行約7万5000円。車検整備代は、約6万円。保険料は、自賠責が1年あたり約8825円、任意保険は車両補償付きで約6万5000円で計算しています。
出典:クロスビー|スズキ
趣味を楽しむならこれ!普通車4選
自分の趣味を追求できる普通車は、家族で使う1台目とは用途が異なり、2台目としてプライベートなひとときを楽しみたい車です。
普通車は年間維持費がどうしても高くなるので、セカンドカー割引をはじめ、2台合わせてどれだけ費用を抑えられるかがポイントになります。
特にガソリン代や自動車保険料は、他の車種に比べて高くなりがちです。また、そもそも販売数が少ないことから、中古車でも値下がりしにくい傾向にあります。
マツダ ロードスターRF
マツダの「ロードスターRF」の年間維持費は、約28万円です。
自動車税は3万6000円、重量税が年割で1万2300円。ガソリン代(燃費15.9km/L)は、エンジンがハイオク指定(ハイオク指定1リッター=180円)なので、年間1万キロ走行で約11万3000円。
車検整備代は不具合なしなら約5~6万円ですので年割で3万円で計算しました。
保険料は自賠責が1年あたり8825円、任意保険は15等級で約8万5000円。これに駐車場代が掛かります。
出典:ロードスターRF|マツダ
トヨタ ハイラックス
トヨタの「ハイラックス」の年間維持費は、約30万円です。ハイラックスはランドクルーザーのようなSUV車同様、注目度の高い車種です。
まず自動車税は1万6000円、重量税が2万500円かかります。
保険料は自賠責が1年あたり1万2850円、任意保険は約9万円。車検代は約4万2000円で、貨物車登録なので毎年車検を受けなければなりません。
燃費(WLTCモード)は12.5km/L、ガソリン代は軽油(1リッター=155円)なので年間1万キロ走行で約12万4000円です。
駐車場代は場所によっては、普通車などよりも高額になるかもしれません。
出典:ハイラックス|トヨタ
スバル BRZ
現行型スバル BRZ/トヨタ GR86の年間維持費は、約36万円です。
自動車税は、排気量が2.0L超~2.5L以下の区分で4万3500円、重量税が年割で1万2300円かかります。
車検整備代は年割で約3万円ですが、ガソリン代(燃費12.2km/L)は、ハイオク使用で年間1万キロ走行で約15万円になります。
保険料は自賠責が1年あたり8825円、任意保険は15等級でも約11万円です。
出典:BRZ|スバル
光岡 ビュート
光岡 ビュートの年間維持費は、18~21万円です。現在のビュートは、トヨタ ヤリスをベースに製作されており、1.5Lエンジン車と1.5Lハイブリッド車がラインナップされています。
ガソリン/ハイブリッドとともに自動車税は3万500円、重量税は1万2300円かかります。※※ハイブリッド車は、新車購入の「翌年度分」のみ、グリーン化特例(エコカー減税)によって約7,500円(75%減税)になります。
保険料は、自賠責が1年あたり8825円、任意保険は約6万円です。
年間1万キロ走行する際のガソリン代(1リッター=170円)は、ガソリン車(2WD:燃費21.6km/L)で約7万9000円、ハイブリッド車(2WD:燃費36.0km/L)で4万7000円です。
これに車検整備代が年割りで約2万7000円かかります。
出典:ビュート|光岡
2台目に中古車を選ぶメリット
2台目として購入するときは、中古車を選ぶのも維持費を抑える選択肢のひとつです。特に大学生や新卒の方は、負担が軽いのでおすすめです。
中古車は購入費用が安く抑えることができるので、メルセデス・ベンツやレクサスなど、高級車を検討できるメリットがあります。
また車種に加えて年式も自由に選べるため、メンテナンス代の安さを優先したいのであれば比較的新しいモデルにするといった、自分で費用の調整が可能です。
中古車なら車体価格を抑えられる
中古車であれば、新車と比較して車体価格を大幅に抑えることが可能です。
新車では手が出せないような趣味性の高い車でも、月々無理なくローンを組めるでしょう。2台とも中古車で購入すれば、当然ながら合計の購入費はぐっと安くなります。
また維持費に関しても、1台目は人や荷物を多く積める車、2台目は小回りが利く車にして用途を分けると、賢く維持費を抑えることが可能です。
維持費の節約に役立つ「セカンドカー割引」
セカンドカー割引とは、2台目以降の車を新規で自動車保険に加入する際、保険料が安くなる割引です。
通常の新規契約は6等級から始まるところを、セカンドカー割引を適用すると7等級からスタートできる仕組みとなっています。
ただし、1台目が11等級であることや、所有者が個人であるという条件がいくつかあり、詳細は保険会社によって異なるので確認が必要です。ちなみに、加入する保険会社は必ず同一である必要はありませんので、好きな保険商品を選ぶことができます。
かかる維持費を把握して理想的な2台目の車を検討しよう
かかる維持費をある程度把握しておけば、2台目の車を所有することで、無理なく便利なライフスタイルを実現することが可能です。
車種によって年間維持費は大きく変わってくるので、まずはどんな車を所有したいか考えてみましょう。
こだわりのある車を2台目として検討したい場合は、中古車での購入を選択肢として入れるのがおすすめです。維持費の削減も検討しながら、理想的な2台目を手に入れてください。





























