【プロ解説】新型スズキ クロスビーのインテリアをチェック
2017年のデビュー以来、おおきな改良を受けることなく販売されてきたスズキ クロスビーが、2025年10月にマイナーチェンジを行いました。
今回の改良では、内外装デザイン、ボディ、パワートレイン、安全装備など、モデルチェンジ級の進化を遂げています。
なかでも、乗員がつねに目にすることになるインテリアを中心に解説します。
親しみやすいデザインから上質なデザインへ
従来型クロスビー
従来型クロスビーのインテリアは、2本のパイプフレームをモチーフにした横基調のインストルメントパネルに、エアコンルーバーやシフトパネルなどの加飾部品は、シルバー塗装とメッキを組みあわせ、広さと上質さを演出していました。
新型クロスビー
新型クロスビーでは、インストルメントパネルやドアトリムのデザインを刷新。
レザー調のカラーパネルを使ったインストルメントパネルは、フロントドアトリムへつながるデザインを採用。エアコンの吹き出し口は丸型から長方形に変わり、室内をより広く見せることにひと役かっています。
運転席まわりは、ステアリングの形状、スイッチ類のレイアウト変更によって操作性が向上しています。
メーター類は円形のアナログメーターと3.5インチマルチファンクションモニターという組み合わせから、クリアで機能的な7インチのディスプレイへと進化。視認性向上だけでなく、情報量も増えています。
シフトレバーの左にエアコンの操作パネルを配置するのは従来型と同様で、新型ではその下にドライブモードの切り替えスイッチ、およびUSBジャック(Type-C×2)とHDMIジャックが用意されました。
ブラウンとグレーのコンビシートが大人の上質さを演出
従来型クロスビー
新型クロスビー
シートは、撥水加工を施したファブリック素材を基調に、ブラウンのステッチとアクセントで落ち着きのある空間を演出。
画像のアップグレードパッケージでは、ヘッドレストとドアアームレストにレザー調素材を用いることで質感を高めています。
前席は、シートヒーターが標準装備になるとともに、ハイブリッドMZではステアリングヒーターも標準装備となります。
ドライビングポジションは、運転席にシートリフターとシートスライド、ステアリングにチルト機構を装備することで、ドライバーの体格や好みにあわせた調整ができるよう配慮されています。
助手席下には、貴重品などをしまっておくのに便利なアンダーボックスを用意。ハイブリッド MZでは、2段トレータイプのセンターコンソールになり収納も十分です。
リアシートは5:5分割で、リクライニングと最大165mmの前後スライドが可能。リアシートを一番後ろまでスライドさせれば、大型セダンに匹敵するニースペースが現れ、大人でも十分にくつろいで移動することができます。
収納力も十分
従来型クロスビー
新型クロスビー
新型クロスビーのラゲッジサイズは、荷室開口高800mm、荷室幅(5人乗車時:最大)1,305mmに、荷室床面長は通常時(最大)525mm、リアシートの背もたれを前方に倒した場合は(最大)1,165mmのほぼフラットな荷室が現れます。
5名乗車時の容量は、最大120L(2WD車の37Lのラゲッジアンダーボックスを外した場合)で、4WD車はそれよりも狭くなります。
ラゲッジフロアとシート背面を防汚タイプとし、レジャーで汚れた道具や濡れた衣類を気兼ね無く積み込むことができるのもクロスビーの美点です。
質感を求めた新型クロスビーのインテリア
新型クロスビーは、インストルメントパネルデザインにエアコンの吹き出し口の形状まで変更して室内のワイド感を強調しています。
アップグレードパッケージでは、革を模した素材を各所に使用することで高い質感を演出しています。


































