100万円で普段のアシからドライブまで使える。アクアとノート、日本を代表するコンパクトカーを比較
手ごろなサイズと十分な広さの室内、通勤買い物のアシからドライブの相棒までマルチに活躍できる性能で、幅広い年齢層に支持されている日産 ノートとトヨタ アクア。
現行型でも中古車はそれなりに魅力的な価格を付けていますが、先代モデルになると100万円以下の個体が多く、コストパフォーマンスという面で魅力がアップします。
初めて愛車を持つ社会人や学生から、家族のセカンドカー、アガリの1台まで、あらゆる用途と人におすすめできる日産とトヨタのコンパクトカーを徹底比較します。
2代目ノートは途中からハイブリッドのe-POWERを追加
2012年9月に発売された先代日産 ノート(E12型)は、歴代で2代目にあたるモデルです。
ボディサイズは、全長4,100mm×全幅1,695mm×全高1,520mm、ホイールベース2,600mm。
2010年にデビューした3代目トヨタ ヴィッツ、2013年登場の3代目ホンダ フィットなど、ライバルの多くが4.0m以下の全長であったの対し、少し長めの全長とホイールベースを活かした後席の広さが美点です。
また荷室容量も330Lと、当時のBセグメントハッチバックでは大きめでした。
初期のパワートレインは、ダウンサイジングされた1.2L直列3気筒エンジン(HR12DE型)と、同じ1.2L直列3気筒エンジンに直噴ミラーサイクルと高効率スーパーチャージャー、アイドリングストップシステムが組み合わされたHR12DDR型エンジンの2つ。
トランスミッションは無段変速機に副変速機が組み合わされたCVTが搭載されました。
グレードは「S」「X」、4WDの「X FOUR」を基本に、HR12DDR型エンジンが搭載された「S DIG-S」「X DIG-S」「MEDALIST(メダリスト)」。
くわえて「NISMO(ニスモ)」や「ライダー」、「オーテック」など、スポーツ/カスタマイズ系バージョンも充実しています。
100%電動駆動のハイブリッド車「e-POWER」が追加されたのは2016年11月で、ワンペダル感覚のe‑POWER Driveと呼ぶ走行モードを用意。2.0Lガソリンターボに匹敵する最大トルクも訴求ポイントです。
同時にノート全体も改良を受け、Vモーショングリルが印象的なシャープな外観を手に入れています。
2018年7月にはe-POWERに4WDが加わり、降雪地域のニーズにも応えています。
2020年11月には3代目が発表されますが、2代目は翌2021年3月まで販売されて、約9年というロングライフモデルになりました。
ヒット作ということもあり、中古車市場の物件数は非常に多く、2026年3月時点の中古車平均価格は約75万円。人気のe-POWERも、100万円以下で豊富に揃っています。
年式や価格によってばらつきがあるものの、走行距離2〜5万km程度の物件でも100万円前後で十分に狙えます。
量産車トップクラスのJC08モード燃費を誇った初代トヨタ アクア
先代トヨタ アクア(10系)は、2011年12月に発売されました。
トヨタのハイブリッド技術を結集し、量産車世界トップクラスのJC08モード燃費35.4km/Lを達成。2013年11月の一部改良では、燃費を37.0km/L(JC08モード)まで引き上げました。
全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,445mm、ホイールベース2,550mmというコンパクトなボディは、後ろ下がりのルーフラインもあって後席は頭上がタイトで、足元も2代目ノートにはおよばない印象。荷室容量は約305Lで、Bセグメントでは平均的といえる大きさです。
2014年と2017年にマイナーチェンジを実施。2014年12月のマイナーチェンジは、フェイスリフトを行うとともにクロスオーバー風の新グレード「X-URBAN」を追加。
2017年には、外観を刷新するとともに、「X-URBAN」に変わって新たに「クロスオーバー」を設定。ボディ剛性の強化など走りも磨きあげています。
2021年6月末まで生産された初代アクアも中古車市場での物件数は豊富で、中古車平均価格は約80万円。
100万円を切る個体には走行距離5万km未満も比較的多く、100万円前後なら標準仕様の「S」、上級仕様の「G」などが狙えます。
いっぽうで、「GR スポーツ」や「クロスオーバー」の2〜3万km程度だと200万円級の物件が多くなっています。
広さを求めるならノート、燃費重視ならアクアがおすすめ
2代目日産 ノートは、後席と荷室の広さが自慢で、4人家族にも対応する実用性が光ります。
2人までの乗車が多く、燃費を重視するのであれば、初代トヨタ アクアが魅力です。





































