気取らない扱いやすさで人気のジープ レネゲードを買うなら、おすすめは1.3Lターボのリミテッドモデル
2024年にアベンジャーが登場するまで、もっとも小さいジープとして親しまれてきたレネゲードは、フィアット 500Xとプラットフォームを共有するコンパクトSUVです。
従来のジープ各モデルとは少し異なり、カジュアルな内外装によるポップな雰囲気は若者や女性にも人気です。
2015年9月の日本上陸から10年以上が経ち、手ごろな中古車も豊富に揃っています。
- Chapter
- ジープのなかでは異色な雰囲気も!? オシャレなコンパクトSUV
- 中古車で狙うなら2019年のマイナーチェンジ以降がおすすめ
- レネゲードのライバルは?
- 中古車はコンディションを重視したい
ジープのなかでは異色な雰囲気も!? オシャレなコンパクトSUV
ジープ レネゲードは、モノコックボディを使うFFベースのSUVです。
同じステランティスグループの兄弟車であるフィアット 500Xよりも、SUVっぽさを感じさせますが、オフロードをガンガン走らせるというよりも都市型SUVというキャラが与えられています。
デビュー時のパワートレインは、1.4Lの直列4気筒ターボ(1,368cc)と、4WDモデルのトレイルホークに搭載された2.4L直列4気筒の2種類を用意。
4WDシステムは電子制御カップリングを採用したオンデマンド式4WDで、通常時はFF走行がメイン。とはいっても、スキー場や整備されたキャンプ場くらいのアクセスであれば十分に走破できます。
最低地上高は、FF車が170mm、4WD車が200mmが基本ですが、パワートレインやグレードにより多少異なります。
2026年7月現在の中古車流通量は600台超で、中古車平均価格は240万円前後。
価格分布は、前期型の2015〜2018年式が60万〜150万円台。エンジンが全車1.3L(1,331cc)直列4気筒ターボになり、フェイスリフトも受けた2019〜2021年式は160万〜250万円台。
2022年以降の高年式やPHEVモデルは、260万〜400万円台で推移しています。
中古車で狙うなら2019年のマイナーチェンジ以降がおすすめ
中古車でおすすめは、流通量や信頼性、価格の面などから2019年〜2021年式(2019年2月にマイナーチェンジ)の1.3Lターボ(FF)の「リミテッド」です。
前期型の1.4Lモデルと同じ6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)は、制御プログラム改善などによりトラブルリスクが比較的低くなっています。
トランスミッションのトラブルが心配な方におすすめなのは、2.4Lエンジンにトルコン付9速ATを組み合わせる4WDの「トレイルホーク」で、パワフルでスムーズな変速フィールが美点。
最低地上高も200mm〜210mm(時期、年式により異なる)を確保し、降雪地域のユーザーやアウトドア派にとってはFFモデルよりも安心感が得られます。
いっぽう2020年に追加されたプラグインハイブリッド「4xe」、2025年登場のマイルドハイブリッド「e-Hybrid」の中古車流通量は、前者が50台程度で、価格帯は230万〜380万円前後。後者は10〜15台程度とごく少なく、価格帯は380万〜500万円超と、まだ中古車で手を出すのは割高感もあります。
レネゲードのライバルは?
レネゲードのライバルは、同じプラットフォームを使うフィアット 500Xがあげられます。基本骨格やパワートレーン、足まわりなどは基本的に共有しつつも、内外装デザインを大きく変えています。
500Xは流麗なルーフラインを描くこともあり、よりパーソナル感のあるスタイリングと後席頭上まわりがややタイトな居住性がポイントです。
ほかにもレネゲードのほうがボディサイズがひと回り大きくなりますが、フォルクスワーゲン T-Cross(クロス)をはじめ、サイズ感が近いルノー キャプチャー、レネゲードよりも全長が長いプジョー 2008などもあります。
T-Crossは短い全長を活かした小回り性能(最小回転半径5.1m)が美点で、2人までの移動が多い層に向きます。キャプチャーは、マイルドハイブリッドやルノー独自のフルハイブリッドも用意し、燃費も走りの質感も重視する人向きです。
ただし、中古車流通量と価格帯の面からレネゲードにもっとも近いのは先述した500Xになります。
中古車はコンディションを重視したい
中古車流通量が多く、価格も比較的こなれているジープ レネゲード。中古車で買う際は、FFモデルの6速DCT(とくに前期型)やエンジンのイグニッションコイル、冷却水漏れなどのトラブルに注意したいところです。
そのため、コンディション重視、整備簿記録が残っているなどが、物件選びも気をつけたいものです。

























