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中古で日産 エルグランド(E52型)を買うならこのモデルがオススメ!

日産 エルグランド 3代目

2026年7月16日、ついに日産 エルグランド新型(E53型)が発表されました。

これにより、中古車市場では先代のE52型エルグランドの流通量が増えるとともに、段階的に価格の下落も予想されます。

逆にいえば、先代エルグランドの中古車が美味しい状況になり、これからますます狙い目になるといえます。そこで今回は、中古車でエルグランドを狙う際のポイントを紹介します。

Chapter
初代エルグランドの大ヒットで大型ミニバンブームが巻き起こる
新型(E53)の発表で先代の中古市場はこう動く
先進安全装備の搭載を考えると2019年式以降を狙うのはマスト
パワー的には2.5Lでも不足なし。3.5Lを買うなら燃費に覚悟は必要

初代エルグランドの大ヒットで大型ミニバンブームが巻き起こる

日産 エルグランド 初代(E50型)エアロバージョン

1997年5月に登場した初代エルグランド(E50)は、販売チャネル(系列)別にキャラバン、ホーミーという冠が車名に付けられていました。

FR(後輪駆動)をベースにしたエルグランドは、FF(前輪駆動)ベースのトヨタ アルファード/ヴェルファイアやホンダ オデッセイとは成り立ちが異なります。

初代エルグランドは、1998年11月に早くも累計生産台数が10万台を突破するなど大ヒットモデルになり、日産の1BOXとしては最速記録でした。

日産 エルグランド (2002) E51

大ヒットしたエルグランドは、2002年5月21日にフルモデルチェンジを受けて2代目(E51)へと進化しますが、その翌日にトヨタが初代アルファードを発表したため、トヨタによる「エルグランドつぶし」では?と憶測を呼びました。

それほど初代エルグランドのヒットは、トヨタのプライドを刺激したのでしょう。

2代目は、2010年まで生産され、8年ものロングライフを全うすることになりますが、ライバルのアルファードは、初代ヴェルファイアの登場とともに2008年2月にフルモデルチェンジを行います。

このヴェルファイアが現在の大型ミニバンにつながる「こわもて」とも見える大型メッキグリルを備えていたほか、内外装の質感を大幅にアップし、2011年にはアルファードにハイブリッドを復活(ヴェルファイアは新規設定)させるなど、矢継ぎ早の商品力向上策でエルグランドは苦戦を強いられるようになります。

日産 エルグランド 3代目

満を持して2010年に投入された3代目エルグランド(E52)は、低重心化と低全高化が図られ、乗降性や積載性にメリットをもたらすだけでなく、操縦安定性や燃費の面でも利点があり、その志の高さに感銘を受けた印象が強く残っています。

室内高がいくら高くても空気を運んでいるようなパッケージングは本来、賢い選択とはいえません。

3代目エルグランドは、見た目の迫力や内外装の豪華さもライバルとの販売台数の差ほどはない印象です。それでも、ハイブリッドが設定されていない、あるいは、その車高の低さが存在感という面ではマイナスに出たのか、販売面ではアルファード/ヴェルファイアの後塵を拝しています。

日産 エルグランド 3代目 インテリア

しかし、エルグランドのパッケージングは大人7人もしくは8人が快適に移動できるキャビンを備え、乗り降りも楽。ライバルよりも全高は低いものの、よほど背の高い人でない限り、室内高に不満はでないはず。

また、エルグランドの3列目は左右跳ね上げ式ではなく、背もたれを前倒しする方式。シートの格納時もシートを起こす際もそれほど手間が掛からないのが美点です。

新型(E53)の発表で先代の中古市場はこう動く

日産 エルグランド (2026)E53

E53型の新型エルグランドの正式発表直前(2026年7月上旬)の、先代エルグランド中古車流通量は、1200〜1300台前後で推移しています。中古車平均価格は、135万〜140万円程度となっていて大型ミニバンとしては手が届きやすい状態といえるでしょう。

まず、長く乗ることを視野に入れて、なるべく新しい年式を狙うのなら2020年10月のマイナーチェンジ後を狙うのがおすすめです。

2台前の車両を検知し、警報を出す「前方衝突予測警報」をはじめ、斜め後方から接近する車両との接触を回避するようステアリング操作を支援する「後側方衝突防止支援システム」、「後側方車両検知警報」、「後退時車両検知警報」などの先進安全装備がアップデートされています。

2021年式から2025年式までの台数は、E52型の約10%程度で、2021年式で300万〜330万円前後が多くなっています。走行距離が2万〜5万km程度の物件も出ていて、コンディション重視で選べる状況になっています。

豪快な加速を重視するのならハイオクガソリンの3.5Lモデルですが、レギュラーガソリンを指定する2.5Lでも必要十分といえる動力性能を備えています。自動車税や重量税でも2.5Lモデルの方が有利になります。

グレードでは、流通量(選択肢)が多い「ハイウェイスターS」、「ハイウェイスタープレミアム」が狙い目。とくに後者には、本革シートやパワーシート、オットマン、BOSEサウンドシステムなどの豪華装備が用意されています。同じようなコンディションであれば後者を狙えばより高い満足度が得られそうです。

先進安全装備の搭載を考えると2019年式以降を狙うのはマスト

日産 エルグランド 3代目 安全装備

先代エルグランドは、俯瞰から自車周辺を確認できる「アラウンドビューモニター」をメーカーオプションでいち早く設定しています。その後、2011年11月の一部改良で同モニターに移動物検知機能が加わっています。

さらに、2012年2月には駐車時にペダル踏み間違いを検知し、ブレーキを作動させる機能、渋滞や駐車時などの低速用の衝突被害軽減ブレーキを採用。

しかし、最新の衝突被害軽減ブレーキや歩行者にも対応するペダル踏み間違い防止機能が採用されたのは2018年12月の一部改良時になります。

少し価格を抑えるのなら、2018年12月の一部改良後モデルが狙い目。衝突被害軽減ブレーキである「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」をはじめ、「車線逸脱警報」や「車線逸脱防止支援システム」、「進入禁止標識検知」、先行車や対向車のライトや周囲の明るさを検知してヘッドライトを自動的に上向きと下向きに切り替える「ハイビームアシスト」が標準化されています。

いまでは新型車には当たり前に付いている装備ですので、2019年式以降をマストとしたいところです。

パワー的には2.5Lでも不足なし。3.5Lを買うなら燃費に覚悟は必要

日産 エルグランド 3代目

2.5Lの直列4気筒3.5L V6エンジンを設定する現行エルグランド。WLTCモード燃費は前者が8.7km/L、後者が10.0km/Lで、後者を選ぶのは燃費の面で覚悟は必要でしょう(ガソリン高の現在はなおさら)。

売れ筋は前者で、中古車市場でも3.5Lよりも圧倒的に多くなっています。

最も高級感と押し出し感があるのが「プレミアム・アーバンクロム」。2列目がキャプテンシートになる7人乗りとベンチシートになる8人乗りを設定しています。8人乗りがマストでない限り、2列目の座り心地では7人乗りのほうがうわ回っています

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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