子育てファミリーに大人気!200万円〜300万円台のおすすめ中古ミニバン5選

昨今、ミニバンはSUV人気に押されてやや影が薄くなっていますが、沢山の荷物を載せて旅行に行ったり、多人数乗車、小さいお子さんなら立って車内を移動できるなどのポイントはミニバンならでは。
今年こそ手に入れたいと考えてる人も多いのではないでしょうか?
ここでは、そんな便利で使えるミニバンのなかから200万円〜300万円台で手に入れることができる、おすすめミニバンを5台紹介します。
- Chapter
- 新型も中古車なら200万円後半で見つかる「日産 セレナ」
- お子さんが小さい家庭におすすめ「トヨタ ルーミー」
- 人気のミニバンはあえて先代モデルから選ぶ「トヨタ ヴォクシー」
- 人気の高級ミニバンは先代モデルから「トヨタ アルファード」
- 数少ない輸入ミニバンの最高峰!「メルセデス・ベンツ Vクラス」
新型も中古車なら200万円後半で見つかる「日産 セレナ」

現行モデルの日産 セレナ(C28型)は、2022年12月にガソリンモデル、2023年4月にe-POWERモデルがそれぞれデビューしました。
なかでもおすすめは、e-POWERの最上位グレード「LUXION」です。
標準装備のプロパイロット2.0は、ハンズオフで高速道路走行ができるほか、ハンドルに手を添えてスイッチを押すだけで車線変更を支援してくれるなど、長距離移動も楽しくこなすことができます。
メモリー機能付きのプロパイロットパーキングも搭載されていますので「ミニバンは欲しいけどボディが大きくて駐車が不安」というママにもおすすめです。
いっぽう価格で選ぶなら、ガソリンモデルの2023年式「ハイウェイスター V」がおすすめ。新車価格326万9200円に対して登録済未使用車は諸費用こみでも200万円台後半からあり、環境性能割などを含めてもお買い得になっています。
プロパイロットが標準装備される現行セレナは、一般的な安全性能という点では充分な装備を備えています。
お子さんが小さい家庭におすすめ「トヨタ ルーミー」

トヨタ ルーミー/タンクは、2016年にデビューしました。2020年のマイナーチェンジにともないタンクが廃止され、現在はルーミーに統一されています。
開発・生産はダイハツ工業が担当。ダイハツではトール、スバルではジャスティとして販売されています。
ダイハツはこの手のクラスを作るのが上手で、全長3,705mm×全幅1,670mm×全高1,735mmのボディサイズは、ミドルクラスミニバンに比べるとちょっと手狭感もありますが、お子さんが小さいうちはこのクラスでも十分。
軽自動車と違って5人乗りも可能ですので、セカンドカーとしてはもちろんのこと、ファーストカーとしても非常に使い易いパッケージになっています。
エンジンは1.0Lの自然吸気(NA)とターボが用意されており、ターボモデルはひと昔前の1.5Lくらいのパワーを発生します。
駆動方式は、2WD(FF)と4WDがあり、2WDの中古車は100万円前後の金額で見つけることが可能。4WDはNAモデルのみの用意なので注意が必要です。
いっぽうファーストカーとして高速道路なども走ることを考えると「スマートアシストⅡ」が進化した後期モデルがおすすめです。後期モデルは100万円〜150万円で良物件に出会うことができるでしょう。
人気のミニバンはあえて先代モデルから選ぶ「トヨタ ヴォクシー」

2022年に新型の90系がデビューしたトヨタ ヴォクシーですが、ここでは先代(80系)ヴォクシーの人気シリーズ「煌」に注目します。
80系ヴォクシーはマイナーチェンジをはさんで前期型と後期型があり、前期型に「煌」と「煌Ⅱ」、後期型は「煌」「煌Ⅱ」「煌Ⅲ」が発売されました。
「煌」は、エアロパーツを装着した ZSグレードをベースに、メッキまたはシルバー加飾を施したクールなエクステリアが特徴。
後期型では、ワンタッチスイッチ付きデュアルパワースライドアとスーパーUVカットガラス(フロントドア/スライドドア/リアクオーターガラス)、センタークラスターのピアノブラック加飾、メッキドアハンドル、リアオートエアコン、LEDルームランプを標準装備。
さらに「煌Ⅲ」では、合成皮革巻きドアトリムオーナメント、ナノイーが搭載されました。
中古車価格は、走行距離5万キロ以下の後期型「煌Ⅲ」がガソリンモデルなら200万円〜、ハイブリッドでも200万円台後半で見つけることができます。
人気の高級ミニバンは先代モデルから「トヨタ アルファード」

高級ミニバンの代名詞、トヨタ アルファードは2023年に新型(40系)がデビューしましたが、ここでは、今後中古車で狙い目となる先代の30系にフォーカスします。
2015年にフルモデルチェンジを受けてデビューした30系アルファードのパワートレーンは、2.5Lと3.5Lという2種類のガソリンエンジンと、2.5Lハイブリッドの3つで、駆動方式はガソリンモデルがFFとフルタイム4WD、ハイブリッドはフルタイム4WDのみの設定でした。
2018年のマイナーチェンジで、安全装備にレーンキープアシストやレーダークルーズコントロールなどを装備した第2世代の「Toyota safety Sense」が全車に標準装備されたほか、フェイスリフトを行いヘッドライトやフロントバンパー、バックドアガーニッシュなどが変更されています。
室内は7人乗りと8人乗りから選べますが、人気なのは2列目がキャプテンシートになった7人乗りです。
中古車市場では2.5Lのガソリンモデルが多く、「S」や「S Aパッケージ」といった人気グレードを走行距離5万km以下で探すと、前期型は300万円以下で見つけることができますが、後期型は300万円オーバーを覚悟しなければなりません。
数少ない輸入ミニバンの最高峰!「メルセデス・ベンツ Vクラス」

現行のメルセデス・ベンツ Vクラスは、2015年10月にデビューしたW477型です。
ボディサイズは、全長4,095mm×全幅1,930mm×全高1,880mmが標準で、ロング、エキストラロングになると全長はそれぞれ5,150mmと5,385mmになります。
日本で販売されるVクラスのパワートレーンは、2.2Lのインタークーラーディーゼルターボがメインで、数年間だけ2.0Lガソリンターボも販売されました。
「レーダーセーフティパッケージ」や「360°カメラ」といった安全装備は、デビュー時から装着されています。
いっぽう内装は、ファブリックシートのいかにもドイツのスタンダードといった雰囲気のものから、ナッパレザーなどをふんだんに使用した高品質なものまで準備されていますので用途と目的にあったグレードや仕様が選べます。
ドイツのアウトバーンで鍛えられたVクラスは、高速道路でもしっかりとした直進安定性と強靭なボディ剛性が魅力。
W477型の中古車は300万円台から探すことができるので、人気のアルファード/ヴェルファイアと迷う人も少なくありません。

ひと口にミニバンと言っても、コンパクトな国産車ものから全長5mオーバーの輸入車までさまざま。
ミニバン選びは、家族構成やお子さんの年齢、用途など、いろいろな要素を加味して、ご家庭のライフスタイルにマッチした1台を選びましょう。