アルファードのサイズを先代モデル・ライバル車と比較|最新型アルファードの魅力

アルファードの人気の秘密は誰もが感じる高級感、存在感のあるデザイン、大きなボディなのに意外に小回りがきいて燃費も悪くない、といったところにあります。
この記事では、先代モデルや他車ライバルと比較しながら最新型アルファードの特徴を解説します。
- Chapter
- アルファードってどんな車?
- 最新型アルファードの特徴5つを詳しく紹介!
- 先代モデルとのサイズの違いは?
- アルファードと同メーカー3車種とのサイズ比較
- ライバルメーカー車種とのサイズ比較3選
- 高級感のあるアルファードはライバル車種と比較してもおすすめ!
アルファードってどんな車?

アルファードはトヨタ自動車が製造・販売しているミニバンです。
外観や内装から漂う気品や高級感、数々の最新装置や安全装備、デザインの秀逸さなど、どれをとっても高い水準を誇っている車です。
自家用・法人用の両方で人気を集めていて、ドライバーのステータスシンボルとして大いに満足される数少ない車種といえます。
現行のアルファードは2015年に登場し、複数回一部改良が行われています。
最新型となるのは2021年4月の一部改良後モデルとなります。
アルファードの人気が高い理由①:大きなミニバンながらも低燃費性能

新型アルファードは、重量のある大きなミニバンでありながら低燃費に仕上がった車です。
市街地、郊外、高速道路の走行モードを平均的な使用時間配分で計測したWLTCモードで9.6~14.8㎞/Lという数値を計測しています。
出典:トヨタアルファード主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
アルファードの人気が高い理由②:3つのパワーユニット
新型アルファードは3つのパワーユニットを車種によって搭載しています。
最高出力221馬力のV型6気筒エンジン、最高出力134馬力の直列4気筒エンジン、そして最高出力112馬力の直列4気筒ハイブリッドエンジンです。
出典:トヨタアルファード主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
アルファードの人気が高い理由③:高級感

アルファードの人気を語る上で、高級感は外せない事柄といえます。外観・内装とも乗る人の気持ちを満足させられる高級感は圧巻です。
フロントグリル部の独特なシルエット感は、シャープなヘッドライトにエンブレムとタテ基調の鋭いメッキ加工で演出されています。
アルファードの人気が高い理由④:乗り心地の良さ
新型アルファードはボディ剛性が旧型より向上し、乗り心地も重厚感とマイルドさがさらに改良されました。
路面のデコボコや風圧による振動などの車体の揺れが改善され、上質な乗り心地を味わうことが可能です。
アルファードの人気が高い理由⑤:存在感のあるデザイン

アルファードを語る上で忘れてはならないといえるのが、外観を含むデザインです。
旧型より踏襲したフロントグリルの大胆な縦基調や流れるようなボディライン、重厚感を漂わせる全体的なフォルムは、他車の追随を許さないオリジナル性を誇示しています。
アルファードの人気が高い理由⑥:8人乗りと7人乗り

新型アルファードは8人乗りタイプと7人乗りタイプがあり、セカンドシートの作りがそれぞれ異なります。
8人乗りタイプはセカンドシートがベンチシートになっていて、7人乗りタイプはシートが2つの構造です。
8人乗りタイプは大勢の人を乗車させたい時に、7人用はゆったりゴージャスな乗り心地を楽しんでもらえる仕様となっています。
出典:トヨタ アルファード | 特長 | トヨタ自動車WEBサイト
最新型アルファードの特徴5つを詳しく紹介!

アルファードは、コンパクトカーなどと比較すると一回り大きなボディサイズをもっています。
サイズが大きくなることで、小回りが利きにくく狭い路地の走行や車庫入れの際にうまく扱えないという不安を感じてしまう方もいるでしょう。
そういった不安点を払拭できるように、最新型アルファードの特徴を詳しくみていきます。
1:外形サイズ
最新型アルファードの外寸サイズは、全長:4945mm~4950mm、全幅:1850mm、全高:1935mm~1950mmです。
このサイズは、大型のセダンと比較すると意外に一回り小さいサイズになります。特に全長が5000mmを切っている点が大きな特徴になります。
出典:アルファード|大阪トヨペット
2:荷室サイズ

最新型アルファードの荷室のサイズは、同クラスのミニバンと比較しても全く狭苦しさを感じさせません。
3列目を折りたたむことで驚くくらいの広大な荷室空間が生まれます。さらにラゲッジスペースの床下にも広大な荷室空間があります。
3:優れた安全機能

最新型アルファードは、安全走行を標榜するアルファードの真骨頂ともいえる優れた安全機能を搭載しています。
主な安全装備として、「レーントレーシングアシスト」「デジタルインナーミラー」「ブラインドスポットモニター」「リヤクロストラフィックオートブレーキ 」「ドライブスタートコントロール」「パノラミックビューモニター」「プリクラッシュセーフティ」の7つが挙げられます。
4:最小回転半径
最新型アルファードの最小回転半径は5.6m~5.8mです。この数値は同クラスの中のミニバンの中にあっても優秀な数値です。
クラウンクラスで最小回転半径が5.3mです。
前部のボンネットや後部のトランクがない分、アルファードは案外小回りが利く車であることが実感できます。
出典:アルファード主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
5:室内サイズ

最新型アルファードの室内寸法は、長さ3210mm、幅1590mm、高さ1400mmとなっています。
子供はもちろん、大人でもゆっくりとくつろげる大空間はアルファードの大きな特徴の一つといえます。
出典:アルファード主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
先代モデルとのサイズの違いは?
現行タイプと先代、2代目とのサイズはどのくらい異なるのでしょうか。
サイズのほかにも、乗り心地・室内の広さ・快適性を詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
初代アルファード

初代アルファード(アルファードG) | 現行型(2021年4月)アルファード | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4800 x 1805 x 1935 mm | 4945~4950 x 1850 x 1935~1950 mm |
室内長×室内幅×室内高 | 3085 x 1585 x 1390 mm | 3210 x 1590 x 1400 mm |
2002年発売の初代アルファード(アルファードG)の外形サイズは全長:4800mm、全幅:1805mm、全高:1935mmです。
室内寸法は長さ:3085mm、幅:1585mm、高さ:1390mmです。
現行の新型と比較すると室内の長さで125mm、幅で5mm小さいのが分かります。
出典:アルファード主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
出典:アルファードG(2002年) トヨタ旧車カタログ
2代目アルファード

2代目アルファード | 現行型(2021年4月)アルファード | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4850〜4865 x 1830〜1840 x 1890〜1900 mm | 4945~4950 x 1850 x 1935~1950 mm |
室内長×室内幅×室内高 | 3160 x 1585 x 1360〜1400 mm | 3210 x 1590 x 1400 mm |
2008年にフルモデルチェンジした2代目アルファードの外寸は全長:4915mm、全幅:1850mm、全高:1880mm、室内サイズは長さ:3210mm、幅:1590mm、高さ:1400mmです。
2代目の外形寸法は現行型のサイズよりも一回り小さくなっていますが、室内は低床化設計で現行タイプとほぼ同じサイズがあります。
出典:トヨタアルファード主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
出典:アルファード(2008年) トヨタ旧車カタログ
アルファードと同メーカー3車種とのサイズ比較
アルファードと同メーカーの他車種とサイズを比較していきます。
ユーザーの好みや使い勝手によって車選びは変わっていきます。ワンボックスミニバンの条件で、アルファードと他3車種のサイズを比較しながらおすすめの車を選んでいきます。
1:ヴォクシー

ヴォクシーはタウンエースの後継車種で、ファミリーユースに焦点を当てた車です。
外寸サイズは全長:4695mm~4710mm、全幅:1695mm~1735mm、全高:1825mmで、アルファードとサイズを比較すると2回りほど小さくなります。
しかし、8名まで乗車可能で小回りも利き燃費も良いので、家族で使う1台として重宝される車です。
出典:ヴォクシー主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
2:エスティマ

エスティマのサイズは外寸が全長:4820mm、全幅:1810mm、全高:1745mmになります。
シート構成は7人乗りと8人乗りも選べ、アルファードと比較しても遜色ありません。
取り回し的にはアルファードよりも小回りが利き、ファミリーユースに向いた車といえます。
出典:エスティマ主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
3:ヴェルファイア

ヴェルファイアの外寸サイズは全長:4935mm、全幅:1850mm、全高:1950mmとなります。アルファードと大きさを比較するとほぼ同じサイズです。
大きく異なるのは外観上の違いで、アルファードが豪華さと優雅さ、ヴェルファイアはそれプラス力強さといった印象になります。
出典:ヴェルファイア主要諸元表|トヨタ自動車株式会社
ライバルメーカー車種とのサイズ比較3選
続いて、最新型アルファードとライバルメーカー車種とのサイズを比較してそれぞれの特徴を紹介します。
ドライバーの好みや使い勝手によってどの車種がおすすめになるのか、詳しくみていきます。
1:日産 エルグランド

日産エルグランドの外寸サイズは、全長:4975mm、全幅:1850mm、全高:1815mmになります。
アルファードと大きさを比較すると、全長が少し長く幅は同じで、高さは10cm以上低くなっています。
出典:エルグランド主要諸元表|日産自動車株式会社
2:三菱 デリカD:5

三菱デリカD:5のボディサイズは、全長:4800mm、全幅:1795mm、全高:1875mmになります。
アルファードと大きさを比較すると、全てが一回り小さいサイズになります。アウトドアを楽しみたいドライバーにとっては選び甲斐のある車といえます。
出典:デリカ:D5主要諸元表|三菱自動車工業株式会社
3:ホンダ オデッセイ

ホンダ・オデッセイの外寸サイズは、全長:4855mm、全幅:1820mm、全高:1695mmになります。
アルファードとの大きさ比較では、全てのサイズが一回り小さめです。特に高さは200mm以上の開きがあります。
ただ、オデッセイはサイズがよりコンパクトですから狭い路地や車庫入れなどの小回りは期待がもてます。
出典:オデッセイ主要諸元表|本田技研工業株式会社
高級感のあるアルファードはライバル車種と比較してもおすすめ!

最新型アルファードはミニバンのラインナップ中でも、群を抜いた人気と高級感をもつおすすめの車です。同型の他車ライバルたちと比較すればするほど、この車の魅力を再認識します。
アルファードの外観や内装の豪華さ、最新の数々の安全対策機能や乗り心地は多くのドライバーや家族から支持される要素です。
歴代のモデルを比較するとサイズは少しづつ異なっており、取り回しのしやすさも変わってくるため、中古車も視野に入れながらぴったりのアルファードを探してみてください。