スズキ ハスラーの中古車の価格相場はいくら?狙い目モデルと選び方を解説

ハイトワゴンのワゴンRをベースに、窮屈感のない室内と積載容量も上々なスズキ ハスラーは、その個性的なスタイリングにも注目が集まる一台です。
今回は、車選びドットコムに掲載されているスズキ ハスラーの中古車相場をもとに、価格や年式、走行距離などの観点から掲載台数が多くて狙い目なハスラーの中古車を紹介していきます。
スズキ ハスラーとはどんな車?

スズキ ハスラーは、軽ハイトワゴンとSUVを融合させた、新しいジャンルの軽乗用車として2014年1月に発売されました。
広い室内空間と軽自動車に求められやすい日常の使い勝手の良さに加えて、アウトドアなどで悪路走行をすることが多いユーザー向けに開発されており「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」がコンセプトとなっています。
その後、2020年に発売された2代目は、乗り心地を改善、荷室側からも楽に操作できる後席スライド機構を追加、荷室下に防汚タイプの床下収納を備えるなど、利便性をさらに向上させました。
アクティブなシーンに対応しつつ、日常使いでも馴染みやすいデザインが特徴で、普段の生活からアウトドアレジャーまで幅広く使いたい方におすすめな車種です。
価格と年式から見た、おすすめのハスラー中古車

まずは、「年式と価格相場」から見た狙い目のハスラーの中古車を紹介していきます。
2023年5月時点の中古車物件価格分布表から「価格と年式」の条件で、特に分布の多いところをピックアップしていきます。(※上記画像は2023年5月10日時点の情報)
出典:ハスラー(スズキ)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
高年式の現行モデルは在庫が豊富
車選びドットコムに掲載中のハスラー中古車は、2020年〜2022年式の高年式車両も豊富に揃っています。
ただし、走りも安全性能も向上した2代目ハスラーは、2020年に販売開始されたこともあり、価格帯は100万円オーバーです。
1年落ちの2022年式と2023年式を合わせると200台の在庫がありますが、多くは走行距離が少ない新古車または新古車近い個体です。
またターボと2代目で追加されたハイブリッドでは、若干ターボの人気が高いようで、ハイブリッドの上位グレード”ハイブリッド X”と”G”ターボが130万円前後、通常グレードの"ハイブリッド G"は110万円前後から探すことが可能です。
初代モデルは2018年式が狙い目
ハスラーは、初代モデルから先進安全装備を備えており、JC08モードで29.2km/Lに達するほど燃費も良好なため、高年式にこだわらなければ初代モデルの購入も視野に入れてみてください。
比較的新しい2018年式が95万円〜となっており、特別仕様車にも手が届きます。
100万円以下をお求めなら2017年式がおすすめ!
100万円以下で探している方には、2017年式以前がおすすめです。初代モデルではあるものの、2017年式なら比較的高年式でかつ在庫も豊富にあります。
2018年式の同じ価格帯だと一気に在庫が少なくなるため、狙い目と言えるでしょう。
年式と走行距離から見た、おすすめのハスラー中古車

続いて、「年式と走行距離」から狙い目のハスラーの中古車を紹介していきます。
2023年5月時点の中古車物件価格分布表から「年式と走行距離」の条件で、特に分布の多いモデルをピックアップして解説しています。(※上記画像は2023年5月10日時点の情報)
出典:ハスラー(スズキ)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
最新の2022年式はすべて走行距離1000km未満で状態良好
2023年式はどの車両もすべて走行距離が1000km未満、ほとんどが100km未満となっています。登録済み未使用車が充実していて、状態の良い車両が豊富に販売されていることがわかります。
2022年式や2021年式にも登録済み未使用車があり、この年式であれば120万円前後で販売されている個体が見つかりますから、状態が良いだけでなく、お手ごろな高年式のハスラーを探している方にはおすすめです。
2代目モデルなら走行距離100km未満が断然お得
2代目の2021〜2023年式は走行距離100km未満の在庫車両数が187台と多く、さまざまな選択肢から選ぶことが可能です。
価格帯の幅で見ると年式による差はそれほど大きくないものの、2020年と2021年式になると130万円前後の在庫が増えています。
また2020年式と2021年式の同じ走行距離帯の車両本体価格を比べてみると、価格帯はほぼ変わりません。そのため、より高年式の2021年式のほうが状態と価格のバランスが良いおすすめの車両と言えます。
走行距離2万kmが価格の分かれ目
初代モデル(2019年式以前)の中古車を見ると、走行距離が1万km未満である車両が減り、ほとんどが1万km以上走った車両となるため、新品同様と言える個体を探すのは難しくなります。
価格帯は2代目モデルの中古車と比べて当然安くなりますが、そのなかでも走行距離が2万km以上になると、本体価格が100万円を切る車両も増えてきます。
予算100万円でできるだけ年式・走行距離が浅い車両もチェックしたい方は、2019年式かつ走行距離が2万〜3万kmの中古車がおすすめです。
価格は抑えつつ、状態の良さも重視したい方は、走行距離1万〜2万kmの車両もチェックしてみると良いでしょう。
ハスラーは高年式かつ走行距離が少ない車両がおすすめ!

2020年発売の2代目モデルが現行のハスラーは、中古車市場のタマ数もかなり豊富で、価格もお手ごろなものから少し高めのものまで幅広く出回っています。
価格から考えると100万円以下の在庫が豊富な初代モデルを第一候補にと考えがちですが、高年式でかつ状態が良い2代目モデルもチェックしておくことをおすすめします。
また中古車を選ぶ際には、年式重視なのか、価格(予算)重視なのかによっても、おすすめの選択肢が変わってきます。まずは"求めるクルマ像"をイメージしてみると、スムーズに好みの一台が見つかるかもしれません。