買取平均価格が過去最高額を更新!?|2026年2月買取相場レポート
中古車の買取価格は同じ車種、同じ条件であっても年間を通じて見ると、高い時期と安い時期があることはご存知のとおりです。
そのなかで愛車をできるだけ高値で売却するためには、タイミングと買取業者選びが重要になります。
車選びドットコムでは、オークション相場や自社で収集・蓄積した独自データを基に最新(2026年2月)の買取相場を分析。わかりやすくレポートします。
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- 過去最高となる平均相場価格が確実に
- ボディタイプ別買取ランキング
過去最高となる平均相場価格が確実に
毎年、年明けは4月の新生活(就職・転学・異動)に向けた繁忙期に向けて、販売店は在庫を揃えるために買取を強化します。
また、毎年4月1日時点の所有者に課税される自動車税を回避するため、それより前にクルマを売却するユーザーが増えるのもこの時期で、中古車市場はいわば黄金期となり、買取相場も1年のなかでもっとも高値が期待できる時期となります。
そして現在、その高値相場をウラ側で支えるが海外からの需要です。
昨年(2025年)の中古車輸出の合計は約171万台に達し、軽自動車を含む乗用車は、前年の約157万台に迫る149万台が海外へ渡りました。
もっとも多く輸出されたのはアラブ首長国連邦(UAE)で25万台。以下、ロシア(18.6万台)、タンザニア(12万台)、チリ(8.3万台)、ケニア(7.7万台)と続きます
2020年以降、しばらく中古車輸出先のトップに君臨していたロシアですが、2023年に施行された輸出規制(1.9L超のガソリン車やディーゼル車、ハイブリッド車、電気自動車などが輸出禁止の対象)と、昨年からの自動車のリサイクル料金引き上げ措置により台数が減少して2025年は2位となりました。
いっぽう、UAEおよびチリは、細かな事情は異なるものの、周辺国への再輸出ハブという役割もあり輸入台数を伸ばしています。
またタンザニアは、自国での日本車(右ハンドル車)の需要の高さにくわえ、周辺内陸国の物流拠点となっているダルエスサラーム港がUAEやチリと同様の役割を担うことで台数を伸ばしています。
輸出にまわる中古車は、軽自動車なら、スリランカ、パキスタン、ロシア。ハイブリッド車は、UAE、ニュージーランド、モンゴル。2.0L以上3.0L以下の乗用車はマレーシア、UAE、タンザニアで人気と、車種、排気量、年式によって送り出し先が異なっています。
今年は、海外、とくに成長がいちじるしいアジアの新興国やアフリカ、サブサハラ地域で、旺盛な需要が続くことが予想されており、中古車買取価格に関しては高止まりが続きそうです。
中古車買取の動向
車選びドットコムが過去5年ぶんのデータもとに分析した通り、昨年の9月から10月かけて過去最高値を記録した買取相場は、年明けから記録を更新。買取平均価格は110万円を超えました。
この相場は2月に115万円近くにまで上昇し、新生活需要が落ち着く3月以降に若干下落する予想です。
平均買取価格に関して、車選びドットコムの予測では100万円を下回ることなく推移して夏に向かってふたたび上昇します。
中古車は旺盛な海外需要も合わさって全般的に人気ですが、とくに国内メーカーの3〜5年落ちは高額の買取が期待できます。
理由は、製造年から5年以内または60ヶ月までという輸入規制を設けている海外の国が多いことが関係しています。そのため、この年式にあたる中古車は海外のバイヤーが積極的に買い付けています。
またコロナ禍と半導体不足によって減産を強いられた年式が含まれる6〜10年落ちは、タマ不足で需要が供給をうわ回っている状態。
さらに11年落ち以上の低年式や過走行車でも、アフリカをはじめ多くの新興国からの需要が大きく、それなりに価格の付く状況となっています。
新年度に向けた買取がひと段落を迎える3月は、平均価格も下落しますが、海外からの需要はその限りではありません。今月から夏前にかけて愛車を手放す予定の方々は、輸出に強い買取業者を探すことで期待以上の価格が提示される可能性があります。
その際は、車選びドットコムの一括査定サービスがおすすめ。車選びドットコムの一括査定サービスなら、車両の情報を入力するだけで、複数の買取業者に査定の依頼ができますので、手軽にかつ少しでも高く車を売りたいオーナーにこそ使ってほしいシステムです。
また、いますぐの売却を考えていなくても、自身の愛車の相場感を知っておくことは、後々に役に立ちますし、思わぬ高値が提示されることもあるので、利用してみてはいかがでしょうか?
ボディタイプ別買取ランキング
最後に中古車情報サイト(車選びドットコム)の、最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。
市場で売買が盛んな人気の車はすぐに買い手がつくことから買取価格にも影響しますので、愛車の売却を検討する際には市場のトレンドもぜひ参考にしてください。
国産車ボディタイプ別買取ランキング
| ボディタイプ | 割合(%) | |
| 1位 | 軽自動車 | 28.6% |
| 2位 | ミニバン/ワンボックス | 20.3% |
| 3位 | コンパクト/ハッチバック | 17.7% |
| 4位 | SUV/クロカン | 7.5% |
| 5位 | セダン/ハードトップ | 7.0% |
国産車ボディタイプ別買取ランキングは、前月と変わらず軽自動車が1位。割合はミニバン/ワンボックスが増加したあおりを受けて、他車種が減少傾向です。
買取ランキングは、市場全体の割合を反映しているもので、しばらく順位が大きく変動することはないでしょう。
輸入車ボディタイプ別買取ランキング
| ボディタイプ | 割合(%) | |
| 1位 | SUV/クロカン | 29.0% |
| 2位 | コンパクト/ハッチバック | 24.5% |
| 3位 | セダン/ハードトップ | 14.9% |
| 4位 | ステーションワゴン | 10.6% |
| 5位 | クーペ | 8.9% |
輸入車ボディタイプ別買取ランキングは、1位のSUV/クロカン以下は、前月と変わり、前月2位のコンパクト/ハッチバックと3位のセダン/ハードトップが順位を入れ替え3位と2位。5位のクーペと6位だったトラックがひとつづつ順位をアップして4位と5位になっています。


























