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見た目だけじゃない!改良で走りも大きく進化した新型アクア

トヨタ アクア (2025)改良

2021年7月にモデルチェンジを行い、2代目がデビューしたトヨタ アクア

プラットフォームを刷新するとともに、HEVシステムの1.5Lダイナミックフォースエンジンと電気モーターを換装し、デビュー翌年の2022年から毎年7万台前後を売り上げているベストセラーです。

そのアクアが2025年9月のマイナーチェンジで、ハンマーヘッドをモチーフとしたフロントデザインを採用。各部もブラッシュアップされました。

Chapter
20キロを軽くうわまわる実燃費とモーター特有の力強い加速
ヤリスよりもちょっとだけ大きく、実用性も少しだけ上
ドアガーニッシュの変更で精悍になったリアビュー
電動パーキングブレーキで利便性がアップ
カローラと迷う価格帯。コンパクトさで選ぶなら断然アクア

20キロを軽くうわまわる実燃費とモーター特有の力強い加速

トヨタ アクア (2025)改良モデル

「こんなに良く走るクルマだっけ!」

久々にアクアに乗って驚きました。走りがとてもいいんです。

走行安定性が高くてドライバーの思い通りに曲がるハンドリング性能だし、アクセルを踏んだ時の加速も、アクセル操作に対する加速のダイレクト感もいい感じ。

ハイブリッド車のメリットは燃費の良さだけだと思われがちですが、じつはモーターの助けを借りることで加速が力強いのもアドバンテージ。

もちろん、アクアは燃費も良好。試乗した「X」のFFモデルのカタログ記載燃費値(WLTCモード計測)は33.6km/Lで、高速道路を中心に150キロほど走った今回の実燃費はメーター値で24.0km/L

カタログ値の7割ほどとはいえ、もう十分の燃費ですよね。

トヨタのハイブリッドはもっと速度が低いほうが燃費は向上するので、高速を走らず日常使いならさらに燃費が良くなることも期待できます。

ヤリスよりもちょっとだけ大きく、実用性も少しだけ上

トヨタ アクア (2025)改良版

あらためてアクアに関しておさらいしておくと、それはトヨタのハイブリッド専用コンパクトカー

メカニズムは基本的に同じトヨタのコンパクトハッチバック「ヤリス」と共通ですが、ボディは専用設計でヤリスよりもひとまわり大きく、それによって後席居住性や荷室の実用性が高いのもポイントですね。

ヤリスに比べると少し上のポジションと言っていいでしょう(価格帯も含めて)。

そんなアクアが、2025年9月にマイナーチェンジを実施。もっとも変わったのは……ズバリ見た目です。

フロントデザインを大胆に変更し、いわゆるハンマーヘッドデザインになりました。

現行型プリウスからはじまったデザインが、ついにアクアにも採用されたというわけですが、個人的には”大いにアリ”。だってカッコいいから。

従来のプレーンな顔つきも悪くないですが、新型のちょっと個性的でスポーティな雰囲気、とてもいいと思います。部品としてはヘッドライトとフロントバンパーが新設計になっています。

ちなみにフロントライトは、全車バイビームLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)で、最上級の「Z」グレードは左右のヘッドランプを繋ぐセンターランプ(LEDアクセサリーランプ+デイライト)やバンパーのLEDデイライトが点灯。夜の表情も凝っているのです。

ドアガーニッシュの変更で精悍になったリアビュー

トヨタ アクア (2025)

またリアスタイルも一部を変更。全車にピアノブラック塗装のバックドアガーニッシュが加わりました。

具体的にどこかといえば、リアウインドウ下の樹脂部分。精悍な印象が強まりましたね。

もうひとつ、ドアミラーのサイズが変わり、開いた状態でのドアミラー部分の左右幅が30mm(片側15mm)狭くなりました。つまり狭い場所での取り回し性能が高まったというわけですが、マイナーチェンジでここまでやるとは!

くわえて「Z」グレードにはダーククリア切削光輝+ブラック塗装(ブラック塗装ホイールナット付)の16インチアルミホイールもオプション設定されていて、これもカッコいい。オプション価格わずか4万円弱なので、「Z」を買うならぜひ選びたいところです。

ボディカラーーは、モノトーンに「マッドバス」と「グレイッシュブルー」。ツートーンは「マッドバス×ブラックマイカ」「グレイッシュブルー×ブラックマイカ」「クリアベージュ×ブラックマイカ」が新設定されています。

電動パーキングブレーキで利便性がアップ

今回のマイナーチェンジで、インテリアも変わりました。

最大の注目は、電動パーキングブレーキの新採用。これまでは足踏み式でしたが、先進的になったというわけ。

もちろんブレーキホールド機能付きで、一度その機能をオンにすればエンジンを再起動してもオフにならずオンの状態がキープされるメモリー機能が搭載されたのも大きなトピックでしょう。

メーターは、全車に7インチのカラーTFT液晶+デジタルメーターを標準装備。

またセンタークラスター下部にHDMI入力端子を標準装備し、ディスプレイオーディオは最新のコネクティッドナビ対応のものを搭載。実質的にカーナビが標準装備というわけです。

加えて「G」「X」「U」グレードのセンターディスプレイは、画面サイズを8インチに拡大。「Z」はさらに大きな10.5インチです。

先進安全機能のブラッシュアップも気になる進化。

プリクラッシュセーフティーはバイクに対応するようになったほか、出会い頭による衝突回避機能も追加。

さらに道路標識をカメラで認識してメーターに表示するロードサインアシストには道路標識の転回禁止、信号機の読み取り機能を追加。また交差点で信号が赤から青に変わったときの告知機能も加わっています。

細かい部分でいえば、レーダークルーズコントロールの先行車との車間距離設定がこれまでより1段階増えた4段階となりました。より状況に応じて切り替えられるというわけですね。けっこう細かく進化しているんです。

カローラと迷う価格帯。コンパクトさで選ぶなら断然アクア

トヨタ アクア (2025)改良

新しくなったアクアの価格帯は通常のカタログモデル(FF車)で、248万6000円から282万4800円。

カローラのベーシックグレード「X」が227万9200円、中間グレード「G」でも268万1,800円だったりするので、最上級「W×B」の307万7800円には届かないものの、価格帯としてはあまり変わらなかったりするんですよね。

そう考えるとカローラも相当魅力的に思えてくる気持ちもあるのですが、「車体の小ささが大事」という人にとってはやはりアクアなのでしょう。

車選び.comの動画では、そんな新型アクアに土屋圭市さんが試乗しています。そちらもぜひチェックを!

工藤 貴宏|くどう たかひろ

1976年生まれの自動車ライター。クルマ好きが高じて大学在学中から自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。卒業後に自動車専門誌編集部や編集プロダクションを経て、フリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

工藤 貴宏|くどう たかひろ

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