中古ディフェンダーはどれが買い?90・110・130の違いと選び方
高い人気を誇るジャガー・ランドローバーのディフェンダー。
優れた悪路走破性と洗練されたデザイン、1千万円前後の新車価格で支持を集める本格派の輸入クロカン4WDですが、ボディサイズやパワートレインの違いからグレード選びに悩む方も多いはず。
本記事では、現行ディフェンダーのおすすめグレードを解説。後悔しない最適な1台の選び方をお届けします。
- Chapter
- アルミ製モノコックボディに変わった現行型ディフェンダー
- ボディタイプによって乗車定員や取り回し性が異なる
- 中古市場で圧倒的に流通量が多いのは 5ドアの「110」
- ディフェンダー選びはボディサイズの選定から
アルミ製モノコックボディに変わった現行型ディフェンダー
現行型のランドローバー ディフェンダーは、先代までのラダーフレームからアルミ製モノコックボディに刷新され、2019年11月に日本で先行予約が開始されました。
導入限定車の「ローンチエディション」は、3ドアのショートボディ「90」と、5ドアの標準ボディ「110」の2つで、3列シート(7/8人乗り)でロングボディの「130」は、2022年6月にようやく追加されました。
「110」はオプションで3列目シートを装備することもできますが、乗降性、居住性などの面から3列目はエマージェンシーと割り切りたいところです。
いっぽう「130」のOUTBOUND(アウトバウンド)は、2列シート(5人乗り)で、通常時1,329L、最大時2,516Lという広大な荷室容量を享受できます。
それぞれのボディサイズは、全幅1,995mmと全高1,970mmが共通で、全長は「90」が4,510mm、「110」が4,945mm、「130」が5,275mm。
ホイールベースは「90」が2,585mmで、「110」と「130」が3,020mmとなっており、最小回転半径は「90」が5.3m、「110」と「130」は6.1mとかなり大きくなります。
パワートレインは、2.0Lガソリンターボで8速ATと組み合わされた「P300」、3.0L直列6気筒ディーゼルターボ(マイルドハイブリッド)の「D300/D350」、3.0L直列6気筒ガソリンターボ(マイルドハイブリッド)の「P400」、2.0L直列4気筒ガソリン+モーターのPHEVである「P300e」、5.0L V8スーパーチャージャーを搭載する「P500/P525」、BMW系4.4L V8ツインターボ(マイルドハイブリッド)の「OCTA」が設定されます。
ボディタイプによって乗車定員や取り回し性が異なる
ディフェンダーは、タイプにより乗車定員や取り回し性などが異なるため、3ドアにするのか5ドアにするのか、5ドアでも2列シートが標準の「110」にするのか、3列シートで余裕のある「130」にするのかで、ある程度方向性は決まってくるでしょう。
そのうえで、予算と求める性能を考えて、パワートレイン、グレードを選ぶと良いと思います。
ただし、主力の「110」を例にすると、価格に対して性能や装備のバランスがもっとも良い「X-Dynamic HSE」は、3.0Lガソリン「P300 」の設定がなく、「D300/D350」または「P300e」のどちらかから選ぶことになるなど、ディフェンダーはボディサイズとグレードで選べるパワートレインが変わるので注意が必要です。
中古市場で圧倒的に流通量が多いのは 5ドアの「110」
ディフェンダーの中古車で圧倒的に多いのは、主力の「110」です。
ディーゼル車が人気で、グレードでは「S」と「X-Dynamic」系が多く、バランスが良いのは「X-Dynamic SE」、12ウェイ電動パワーシートなどの充実装備なら「X-Dynamic HSE」がおすすめ。「S」のみ、サスペンションがコイル式になります。
中古車購入時の注意点は、電装系、警告灯の点灯、ディーゼルエンジンの高額パーツの交換費用などで、エアコンコンプレッサーやオルタネーターのトラブルなどが報告されています。
今後、年月が経つと「S」以外のエアサスペンションも要注意ポイントになる可能性があります。
ディフェンダー選びはボディサイズの選定から
ボディタイプ(サイズ)やシート配列が多彩な現行ディフェンダーの中古車は、まずどのボディタイプにするのか決める必要があります。
そのなかからディーゼル車なのかガソリン車なのか、プラグインハイブリッドなのかを選ぶことになりますが、中古車市場で多く狙い目なのは、ディーゼルターボ(マイルドハイブリッド)の「D300/D350」です。































