中古車が買いたくなる自動車WEBマガジン

運転が楽しい!いまMTの中古車を選ぶなら…プロがおすすめする13台

ポルシェ 944 ターボ

DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の登場で、MT(マニュアルトランスミッション)車は年々減っています

単純な性能比較ではDCTが勝っているので無理のない話なのですが、車を操っている喜びや楽しみではMTが上。

そういった理由から、昔からMT派というベテランだけでなく、若い層にも少数ながらMT車を選ぶ人がいます。

ここでは、そんなMTドライブを気軽に楽しめるおすすめモデルを13台ピックアップしました。

Chapter
MT車は運転する楽しさを味わえる格別の存在
マツダ ロードスターはMT仕様で乗りたい筆頭
国産ホットハッチを代表するスズキ スイフトスポーツ
価格がこなれてきた先代トヨタ 86/スバル BRZ
Mazda3の前身アクセラスポーツもMT車を設定
フェアレディZを狙うのなら現状は6代目が現実的
現行シビック タイプRはいまだプレミア付。狙うべきは先代モデル?
タイプRじゃなくてもMTが選べる10代目シビック
クルマが勝手に回転合わせをしてくれるトヨタ カローラスポーツ
いまでは貴重な軽5ドアスポーツ、スズキ アルト ワークス
軽自動車はコペン、S660のほかホンダN-ONEという選択肢もアリ?
ダイハツ コペンもいまが乗りどき!?
いまのMTは以前ほど難しくない
中古車で探すと意外に多いMT車

MT車は運転する楽しさを味わえる格別の存在

日産 フェアレディZ 370Z ヘリテージエディション(US仕様)

MT(マニュアルトランスミッション)車は、年々減りつつありますが、昔乗っていたという人だけでなく、一部ではあるものの、若い層からもじわじわと人気が高まっているという声も聞こえてきます。

電光石火の変速スピードを誇るデュアルクラッチトランスミッション(DCT)をはじめ、トルコン付ATやCVTといったトランスミッションが進化しても、クルマの運転する喜びという点では、どのタイプにも負けません。、

以下では、そんなMT車のなかから、比較的買いやすい中古車のおすすめをピックアップしました。

マツダ ロードスターはMT仕様で乗りたい筆頭

マツダ ロードスター 4代目

軽量オープンスポーツカーのマツダ ロードスターは、2ペダル(AT)仕様でもハンドリングの良さは楽しめるものの、手動でシフトチェンジしながら操る喜びは格別です。

初代のNAから現行型のNDまで、中古で選ぶ際は、予算はもちろん、ロードスター愛、憧れなどにより、それぞれ異なると思います。

とはいえビギナーであれば、現行ND型で状態のいい物件を探すのが無難でしょう。

国産ホットハッチを代表するスズキ スイフトスポーツ

スズキ スイフトスポーツ

BセグメントのコンパクトハッチにもMT車が設定されています。

現在、筆者はマツダ デミオのMT車に乗っていますが、最後まで迷ったのがスズキ スイフトスポーツでした。

スイスポは、本格的なスポーツハッチでありながら最近値上がりしたとはいえ、新車価格も比較的抑えられていて、コスパの高さでもライバルを圧倒しています。

ベース車のスイフトに続き、2024年内にも新型が登場するはずですが、現行型のセーフティパッケージ装着車を狙うのが現時点ではベストでしょう。

価格がこなれてきた先代トヨタ 86/スバル BRZ

トヨタ 86

中古車で選ぶ際は、先代トヨタ 86先代スバル BRZも物件数が多く、価格の面でもこなれた個体が多く見つかります。

ただし、走行距離を重ねている個体やドレスアップ、カスタマイズ済みも多々あり、とくに後者は見た目の好みはもちろん、車両状態を確認するのが難しい場合もありそうです。

となると走行距離が短く、ノーマル仕様から探すのがオススメです。

人気なのは86が「GT リミテッド」、BRZは「R」「S」「STIスポーツ」など。それらは比較的多く出回っています。

Mazda3の前身アクセラスポーツもMT車を設定

マツダ アクセラスポーツ 3代目

2013年に登場し、2019年に現在のMazda3にバトンを受け継ぐまで販売されたマツダ アクセラスポーツは、最後のアクセラの5ドアスポーツハッチです。

6速MTは、1.5Lガソリンと2.2Lディーゼルターボに設定されていて、前者はフロントノーズが軽く軽快な走りが美点。後者は、分厚いトルクによる余力のある動力性能が長所となっています。

欧州Cセグメントハッチバックに対抗するべく登場した意欲作で、スタイリングや走りを磨きあげていて、後席も大人が実用になる頭上、足元空間を確保

荷室容量は通常時で364Lと、現在のCセグメントハッチバックと比べると若干小さめですが、実用性は十分に備えています。

フェアレディZを狙うのなら現状は6代目が現実的

日産 フェアレディZ (Z34)

2022年に登場した7代目(RZ34型)日産 フェアレディZは、6代目(Z34型)とプラットフォームを共有しています。

型式が変わっていない、車体を共有しているなどの理由からフルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジと指摘されることもありますが、内外装や走りは全面改良といえる内容です。

7代目(RZ34型)の中古車はまだまだ少なく、安価に狙うなら6代目(Z34型)がおすすめ。探せば走行距離の少ない個体も流通しています。

MTモデルには自動で回転を合わせる「シンクロレブコントロール」も備わり、ビギナーから久しぶりにMTに乗る方まで、運転もしやすいのが特徴です。スポーツモデルらしいスポーツ走行から、気軽にファン・トゥ・ドライブまで楽しめます。

現行シビック タイプRはいまだプレミア付。狙うべきは先代モデル?

ホンダ シビック タイプR (2022)

ホンダ シビック タイプRの現行モデルは、中古車価格が新車価格をうわ回るプレミアが付いていることでも話題を集めました。

従来のタイプRのイメージを覆すスポーツ性能と乗り心地を両立し、自動で回転を合わせる“レブマッチシステム”やホンダらしいエンジン性能の高さを街乗りでも享受できます。

プレミアが付いている状況は、2026年2月でも大きくは変わっておらず、登録未使用車も少なくありません。

走行距離が少ない個体が多く、2〜3万kmくらいの物件でもあまり値下がりしている印象はありません。

新車の受注停止が続いているため、どうしても現行型に乗りたい場合は中古車という選択になりますが、新車と同等以上の予算が必要になります。

先代のFK8型タイプR中古平均価格は約430万円。最後期のカタログモデルで約470万円という新車価格でしたので、人気の高さがうかがえます。

世界の並みいるライバル達とニュルブルクリンクFF世界最高を競ってきたシビック タイプR。一度乗ると手放せないファンも多いようです。

タイプRじゃなくてもMTが選べる10代目シビック

ホンダ シビック ハッチバック 10代目(FK)

10代目(FC/FK型)のホンダ シビックは、日本では7年ぶりの復活となる2017年7月に発売されました。

やや大きめのCセグメントモデルのシビックには、セダン、ハッチバック、ハッチバックベースのタイプRを設定し、ハッチバックにCVTと6MT、タイプRには6MTが組み合わされています。

ガンダムチックと評されることもあるエクステリアは、現行の11代目(FL型)シビックよりもアグレッシブな印象で、根強い人気を誇っています。

ハッチバックは、1.5Lターボを積み、軽快で爽快な走りを享受できます。広々とした後席足元スペースや容量420Lのラゲッジも魅力です。

クルマが勝手に回転合わせをしてくれるトヨタ カローラスポーツ

トヨタ カローラスポーツ

ビギナーや久しぶりにMT車に乗る方にオススメなのが、トヨタのiMT車です。

シフトアップ/ダウン時に自動でエンジン回転を合わせてくれる機能を備え、シフトチェンジでエンジン回転に気を使う必要がありません。

ビギナーはもちろん、手練のベテランドライバーであっても重宝します。

2018年に登場したカローラスポーツは、2021年までガソリン車にMTを用意していました。物件数は少ないものの走行性能が短く、程度のいい個体も見つかります。

いまでは貴重な軽5ドアスポーツ、スズキ アルト ワークス

スズキ アルトワークス

2014年12月に発売された8代目(HA36型)スズキ アルトから遅れること約1年の、2015年12月に発売されたスポーツモデルがアルト ワークスです。

トランスミッションは、2ペダルのシングルクラッチである5AGSのほかに5速MTを設定していました。なお、同年3月にリリースされたターボRSは、5AGSのみでMT車は未設定でした。

ワークスのMTは、1速から4速がクロスレシオ化され、トルクの厚い回転域でつながりやすく、シフトレバーもショートストローク化するなど、その名に恥じないシフトフィールを備えています。

いっぽうで、専用レカロシートを採用しながらも着座位置が高く、スポーティなのに路面が遠く感じる独特の運転姿勢になります。

ターボRSから2Nmアップとなる最大トルク100Nmを発揮する「RA06A」型ターボは専用チューニングが施され、名機といえるハイパワーとハイレスポンスも堪能できます。

軽自動車はコペン、S660のほかホンダN-ONEという選択肢もアリ?

手軽なオープンスポーツとして販売された軽自動車の、ダイハツ コペンホンダ S660

コペンは、2014年にデビューした2代目がいまだに販売されているのに対し、2015年にデビューしたS660は2022年で販売を終了。最終モデルにプレミアが付いて、新車よりも高値で取り引きされたニュースは記憶に新しいところです。

現在の中古平均価格もS660のほうが高くなっています。

ダイハツ コペンもいまが乗りどき!?

ダイハツ コペン 2代目

貴重な軽オープンスポーツであるダイハツ コペン。FFベースではあるものの、MTを選択すればシフト操作の楽しさと爽快なオープンドライブが楽しめます。

2代目(LA400K)コペンは、初代を想起させる「セロ」、涙目とも表現される顔つきの「ローブ」、よりアグレッシブな印象の「エクスプレイ」、スポーティでトヨタにOEM供給される「GRスポーツ」という4タイプを設定。

DRESS-FORMATIONと呼ぶ外板パネルの着せ替えサービスを展開して、「ローブ」と「セロ」のあいだで着せ替えが可能なのもポイントです。

ホンダ N-ONE RS 2019

軽では、ほかにもホンダ N-ONEのMT車も狙い目。大人4人が乗れるハイトワゴンで、節度感のあるMTの操作フィールはさすがホンダ車と納得させられる仕上がりになっています。

いまのMTは以前ほど難しくない

トヨタ カローラスポーツ G"Z"

久しぶりにMTに乗りたい、けど坂道発進が不安といった方でも、最近はヒルスタートアシスト(一定時間ブレーキ力を自動で保持)が付いているMT車も多くなっています。

またシフトチェンジが不安という方には、シフト操作のときに自動的にエンジンの回転を合わせて、スムーズなシフトチェンジをサポートくれるトヨタのiMT日産のシンクロレブコントロールといったトランスミッションを選択する手もあります。

中古車で探すと意外に多いMT車

ポルシェ 944 ターボ

新車ではめっきり少数派になったMT車ですが、中古車に目を向けると走りを楽しめるMT車は数多く残っています。

スポーツカーはもちろんですが、軽自動車や比較的コンパクトなモデル、マツダはSUVにMTを設定していて、中古車市場で探すと意外に多くの選択肢があり、ライフスタイルやニーズに応えてくれるはず。

MT車に乗ってみたいと考えている方は、まずは手ごろな車種から探すと良いかもしれません。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

ドリキン土屋圭市MC!

チャンネル登録はこちら

もっとみる 車選びドットコム加盟店募集中 詳しくはこちら

カテゴリー

注目タグ

車選びドットコム加盟店募集中 詳しくはこちら

おすすめ記事デイリーランキング

2026.07.31UP

デイリーランキング

2026.07.31UP

最新記事