燃費が良くて走りもいいコンパクトカー!マツダ デミオ(DJ系)の魅力
みなさんは、なにを条件に車を選びますか?
走りの良さ、燃費の良さなどさまざまな条件があるとおもいます。
そのなかでも、走りの良さと、燃費の良さを兼ねそろえた車があります。
その名も、マツダの「デミオ」。
2014年に9月にデビューした4代目デミオ(DJ系)は、カーオブザイヤーを受賞するなど、発売当初から高く評価され、現在中古車でも人気を誇っています。
では、なぜデミオがそんなに人気なのか説明していきます。
燃料代が安くすむから!
デミオには、2種類のエンジンタイプがあります。
1.3ℓガソリンのエンジンが搭載されたモデルと、1,5ℓのディーゼルターボのエンジンが搭載されたモデルです。
当初人気があったのは、1,5ℓのディーゼルターボのエンジンのほうで、デミオ全体の売り上げの約7割を占めていました。
その理由は燃料代が安くすむから。
軽油を使用するディーゼル車のほうが、ガソリン車と比べてリッターあたり約40円ほど燃料費が安くすむのです。
しかし、昔からディーゼル車といえば、排気ガスが汚い、臭いという欠点があるといわれています。
その欠点は解決できているのでしょうか?
実は、ディーゼル車はクリーンに生まれ変わっていた!?
現在のディーゼルエンジンは、メーカーのさまざまな工夫によってクリーンに生まれ変わっています。
昔のディーゼルエンジンは着火するために、空気を圧縮し、そこに軽油を吹き付ける必要がありました。
ディーゼルエンジンは高圧縮だと、黒煙の原因でもあるススが減る反面、NO(窒素酸化物)が多くなります。マツダ以外のメーカーでは、そのNOに尿素を噴射して窒素と水に分解して排出しています。
しかし、マツダは空気を低圧縮で着火できるエンジン、「SKYACTIV-D」を開発。燃料を効率よく燃やすことで、排気ガスをクリーンし、尿素を使わずににおいや汚れをなくすことに成功したのです。
同時にエンジンの軽量化も実現して車体を軽くすることができ、また無駄に燃やされる燃料も減ったので、以前のマツダのエンジンより燃費が約20%向上しました。
こうして、ハイブリットカーと肩を並べるほどの燃費の良さと、クリーンさを実現したのです。
実は、ここまでの低圧縮に成功し、また一般家庭にも手が届く価格でディーゼル車を販売しているのはマツダだけなのです。
一番の長所は、走りの良さ
ディーゼルエンジン車のデミオ、一番の魅力。それは他にはない〝走りの良さ〟です。
後ろからドンッ と押されるような迫力のある加速感にハマるドライバーは少なくありません。低速でも力強いエンジンは走る喜びを感じさせてくれます。また、音もとても静かです。
コンパクトカーに走りの良さと燃費を求めるならば、ぜひデミオをおすすめします。
当初人気のあったディーゼルエンジンですが、乗り方によってはオーバーホールが必要になるケースがあり、最終的にはガソリンのほうが人気になりました。
その結果、中古車市場では若干ガソリンのほうが多くなっています。
それでも中古のお値段は100万前後と、買いやすくなっていることが魅力です。一度検討してみては?