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スズキの人気車種。新型スペーシアとスペーシアカスタムの違い、全部言える?

スズキ スペーシア カスタム ターボ 2023

スズキの人気車種スペーシアが、2023年11月22日にモデルチェンジを受けました。

2013年登場の初代から数えて3代目となる新型のコンセプトは「わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア」というもの。

ボディタイプは先代に引き続き、基本となるスペーシアとクールなスペーシア カスタムが用意されます。ここでは、スペーシアとスペーシア カスタムの装備の違いを中心に解説します。

Chapter
キープコンセプトのスペーシアと大きく変わったカスタム
インテリアの基本は共通。色使いと装備で差別化
パワフルなターボエンジンはカスタムのみの設定
先進の安全装備も十分
新型スペーシアはライフスタイルに合わせて選ぼう

2023年末に明らかとなった、日本の自動車業界を揺るがすニュースを受けて、スズキを代表するスーパーハイトワゴン、スペーシア/スペーシア カスタム注目しているなんて人も少なくないと思います。

そこで新型となった3代目スペーシアとスペーシアカスタムの装備の違いについて調べてみました。

どちらを選ぶか悩んでいる方も、愛車選びの参考にしてください

キープコンセプトのスペーシアと大きく変わったカスタム

スズキ スペーシア 2023

スペーシアのエクステリアデザインは「スーツケース」をモチーフとしていた先代に対し、新型ではストレスフリーに大量の荷物を詰め込むことができる丈夫な「コンテナ」がモチーフです。

フロントは優しい印象を与えるLEDヘッドライト、先代のイメージを踏襲しながらより親しみやすいデザインとなったフロントグリルに、バンパーには大きめのエアインテークを設けることで頑丈さと高性能をアピール。

ボディサイドには、コンテナの波板を想起させるビードが与えられるとともに、Dピラーをボディ同色にすることで頑丈さを表現しています。

スズキ スペーシア カスタム ターボ 2023

いっぽうスペーシア カスタムは、内部をブラックアウトした薄型のフルLEDヘッドライトを採用。下部のポジションランプは、LEDシーケンシャルウインカーを兼ねています。

縦に大きなフロントグリルは、2本のメッキルーバーと艶ありブラックの組み合わせによる上質なもので、スポイラー形状のバンパーはメッキ加飾と、内臓されたフォグランプによって迫力が増しています。

サイドとリアにもステップとエアロバンパーを装着。さらに、横一本のメッキガーニッシュと、ボルドーカラーがあしらわれたエンブレムがリアビューの上質感を高めています。

ボディカラーは、スペーシアが「トーニーブラウンメタリック」や「ミモザイエローパールメタリック」といった明るい印象のカラーを中心とした8色。対するスペーシア カスタムは、上質感を高める7色を用意

それぞれの上位グレード(XとXS/XSターボ)に4色のツートーンカラーが追加されます。

ドアミラーは、スペーシア カスタムとスペーシア HYBRID Xに、リモート格納ドアミラーを装備

ホイールはスペーシアが、フルホイールキャップ付きの14インチスチールホイール、スペーシア カスタムはGSが14インチアルミ、XSとXSターボが15インチアルミという構成で、タイヤサイズは、14インチが155/65R14 75S、15インチは165/55R15 75Vです。

インテリアの基本は共通。色使いと装備で差別化

インテリアの基本デザインは、スペーシア、スペーシア カスタムともに共通で、色使いによって印象を変えています。

スズキ スペーシア 2023

スペーシアは、ブラウンを基調にエアコンルーバー周辺やドアトリムにカフェラテ色を配色

シート表皮は、複数の色が混ざったカラーメランジでアウトドア家具のような心地よさと楽しさを演出。

スズキ スペーシア カスタム ターボ 2023

スペーシア カスタムは、ブラックを基調にエアコンルーバー周辺やドアトリムにピアノブラック、インパネとドアトリムにセミマットな質感のボルドーを配色して上質感を演出しています。

コクピットデザインも共通で、XS/XSターボのみ本革巻きステアリングとシフトノブ、ステアリングヒーター、ヘッドアップディスプレイを標準装備

デジタル液晶メーターは、内部の色使いを変えることでスペーシアとスペーシア カスタムの差別化を図っています。

人工皮革のドアトリムとメッキ加飾のドアハンドルもスペーシア カスタム専用です。

シート表皮はブラックのスエード調起毛のなかに、光の角度によりボルドー色が浮かび上がるという凝った素材を使用。HYBRID XS/XSターボは、レザー調サイドと艶のあるパイピングが追加されます。

スズキ スペーシア カスタム ターボ 2023

リアシートは、スペーシア、スペーシア カスタムともに上位グレードのXとXS/XSターボに、センターアームレスト、マルチユースフラップ、スリムサーキュレーターが標準装備です。

なかでもリアシートに用意されるマルチユースフラップは、強い制動時にリアシートに載せた買い物かごやマイバックが床に落ちることを防ぐために企画された荷物ストッパーモードにくわえて、走行中に膝裏を支えるレッグサポートモード、おそらく軽自動車初となる駐車時に足を伸ばして休憩出来るオットマンモードという3つの使い方で、リアシートの快適性と利便性をアップしています。

人気の高いフロントシートヒーターは、全車標準装備(スペーシア Gを除く)。スペーシア カスタム HYBRID GS(FF)は運転席のみとなります。

パワフルなターボエンジンはカスタムのみの設定

スズキ スペーシア カスタム ターボ 2023

エンジンは、新世代の自然吸気(NA)R06D型が基本で、スペーシア カスタム HYBRID XSターボにのみ、メーカー自主規制いっぱいの最高出力47kW(64PS)、最大トルク98NmのR06A型ターボエンジンを搭載。

いずれもISGによるマイルドハイブリッドですが、モーター出力が自然吸気は1.9kW(2.6PS)、ターボは2.3kW(3.1PS)と出力に違いがあります。

燃費(WTLCモード)は、自然吸気のFF車が23.9km/L、ターボモデルは21.9km/L。4WD車は自然吸気が22.4km/L、ターボモデルは19.8km/Lという数値です。

先進の安全装備も十分

スズキ スペーシア 2023

予防安全システムは、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせたもので、右左折時の歩行者や自転車、右折時の自動二輪車も検知する「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を全車に標準装備。

その他、車線維持支援機能、誤発進抑制機能、低速時ブレーキサポート、車線逸脱抑制機能、標識認識機能などを全車に標準装備します。

アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能、停止保持機能付)は、スペーシア HYBRID X セーフティプラスパッケージ車とスペーシア カスタム HYBRID XS/XSターボだけの装備。

電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能は、スペーシア カスタム全車とスペーシア HYBRID X セーフティプラスパッケージ車に装備されます。

新型スペーシアはライフスタイルに合わせて選ぼう

スズキ スペーシア カスタム ターボ 2023

スペーシアとスペーシア カスタム、どちらを選ぶか非常に悩ましいところですが、普段使いから休日のドライブまで使えるファーストカーとしてなら、断然ターボモデルがおすすめ

アダプティブクルーズコントロールやブレーキホールド機能、ヒーター付きの本革巻きステアリングなど、ロングドライブの疲労を低減する機能が標準装備されていることや、パワフルなエンジンで荷物が多いときでも不足を感じることもありません。

いっぽう自然吸気モデルは、モーターによるアシストもあって街中を走るぶんには過不足ない性能。先代モデルより明らかに走りやすく機敏な感じに好感が持てます。

安全装備を重視するなら、スペーシア カスタムまたはスペーシア HYBRID X セーフティプラスパッケージ車を選びましょう。

車選びドットコムマガジン編集部

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