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【2025年版】中古でミニバンを買うなら…おすすめの5台を紹介

トヨタ シエンタ 3代目 10系

世界的に見ても、ミニバンの種類が多い日本。

小さなお子さんなら立って室内を移動することができて、シートを畳めば自転車なども運ぶことができる広い空間が魅力のミニバンは、いまや自動車のスタンダードなスタイルになりつつあります。

そんなミニバンを中古で買うなら…いま、おすすめの5台をピックアップしました。

Chapter
リセールの良さもミニバンの魅力
トヨタ シエンタは先進安全装備を標準化した現行型がおすすめ
人気のホンダ フリードは先代を狙いたい
トヨタ ヴォクシー/ノアは現行型の最上級「S-Z」「Z」がおすすめ
日産 セレナは最上級「ルキシオン」が狙い目
トヨタ アルファード/ヴェルファイアの狙い目は先代(30系)のMC後モデル
乗り換えのときに差が出るリセールの良さ

リセールの良さもミニバンの魅力

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ファミリーカーの定番であるミニバンは、いまや休日のサービスエリアや大型ショッピングモールなどでの主役となっています。

広い室内に大人数が乗れて、シートを畳めば長尺物や自転車なども積載することができるなど、1台でさまざまな役割をこなしてくれることが、ファミリー層に人気の理由。

さらに、お子さんが成長するなど家族の形態やライフスタイルが変わって手放す際に、リセールが良いという安心感も人気を後押ししています。

そんなミニバンをいま買うなら…おすすめの5台を紹介しましょう。

トヨタ シエンタは先進安全装備を標準化した現行型がおすすめ

トヨタ シエンタ 3代目 10系

2022年8月に発売された現行型のトヨタ シエンタ(3代目・10系)は、2列5人乗りと3列7人乗りを設定しています。

7人乗りの3列目は、ライバルのホンダ フリードと比べると若干狭いものの、子どもや短時間であれば大人でも座れる広さを確保。

2列目をタンブル式として3列目のアクセスを容易にしたほか、2列目を折りたたみ3列目をフロアに格納すれば、フラットで広い荷室が現れます。

最新の先進安全装備であるToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)も標準化。駆動方式は、ハイブリッド車に2WDと4WD(E-Four)、ガソリン車は2WDのみとなります。

人気のホンダ フリードは先代を狙いたい

ホンダ フリード 2代目 マイナーチェンジ

シエンタと同じコンパクトミニバンのホンダ フリード。現行型(GT系)は、2024年6月に出たばかりで価格面で中古車としてのメリットは感じられません。

そこでおすすめは、2016年に発売された先代(GB5/6/7/8系)フリードです。

中古の物件数も多く、2019年10月のマイナーチェンジ後モデルには、先進安全装備のHonda SENSING(ホンダ・センシング)が標準装備化されていますので、おすすめです。

街乗り中心なら1.5Lガソリン車でも十分で、静粛性や燃費まで重視するのならハイブリッド車を選択したいところ。

前席シートヒーターは、HYBRID EXに標準装備と4WD車に標準装備、その他の2WD車はオプション(Cパッケージ)として用意されます。

トヨタ ヴォクシー/ノアは現行型の最上級「S-Z」「Z」がおすすめ

トヨタ ヴォクシー S-Z 4代目 

2022年1月に登場したトヨタ ヴォクシー/ノア(90系)も買い時です。

2列目がキャプテンシートの7人乗り、ベンチシートの8人乗りをそれぞれ設定し、乗車人数に応じたニーズに応えています。

主力は前者の7人乗りで、745mmの2列目ロングスライドや2-3列目間のウォークスルー、さらに「S-Z」グレードにはオプションでオットマンも用意。

いっぽう8人乗りのベンチシートはチップアップが可能で、3列目を左右に跳ね上げて2列目を前方に折りたたむことで十分な荷室長を確保できます。

最上級グレードの「S-Z」「Z」を選べば、ワンタッチスイッチ付パワースライドドアが両側に付いてきます。衝突被害軽減ブレーキやACCは、全車に標準装備されます。

日産 セレナは最上級「ルキシオン」が狙い目

日産 セレナ C28

日産 セレナの現行型(C28)は、先代の車体を使いつつ、100%電動駆動の「e-POWER」などで走りを磨きあげています。

リヤゲートはガラスハッチ付デュアルバックドアになっていて、狭い場所での開閉に対応するなど独自機能も用意。

e-POWERの最上級グレード「LUXION(ルキシオン)」には、プロパイロット2.0を搭載。高速道路でのナビ連動や、同一車線内の手放し運転にも対応。

他のグレードは「プロパイロット」を標準搭載。「XV」、「ハイウェスターV」を選べば両側のハンズフリーオートスライドドアが付いてきます。

トヨタ アルファード/ヴェルファイアの狙い目は先代(30系)のMC後モデル

トヨタ アルファード SR"Cパッケージ"

日本のミニバンを代表するトヨタ アルファード/ヴェルファイアは、現行型(40系)が依然として高騰していることもあって、あえて先代の30系を狙いたいところです。

2017年12月の大幅改良を機に、歩行者やサイクリストに対応する衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどからなる第2世代のToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)が搭載された後期型がベストチョイスになります。

2.5Lハイブリッド、3.5Lガソリンが人気ではありますが、2.5Lガソリンでも動力性能に大きな不満を抱くことはないでしょう。

アルファードよりも若干価格が落ち着いている、ヴェルファイアも選択肢に入れる方法もあります。

乗り換えのときに差が出るリセールの良さ

トヨタ シエンタ 3代目 10系

ミニバンの利点は、多人数乗車にくわえて、お子さんなら立ったまま室内の移動も可能ですし、背の高さがあるので荷物の載せ下ろしもラク

さらにスライドドアであれば、大きな荷物でも車両横のスペースを気にすることなく出し入れが可能で、さらにオートスライドドアなら荷物を手に持ったままドアを開閉できるなど、ちいさなお子さんのいるファミリーには、なにかと便利なことばかり。

それだけに人気が高く、中古になっても他のカテゴリーよりも値落ち幅が小さく、リセールに優れていることがメリットです。

今年、新生活をはじめる、ファミリーが増える予定の方の車選びは、ミニバンを候補にいれて検討しましょう。




塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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