サポカー補助金対象のスズキの中古車4選紹介|セーフィティサポートも詳しく解説
2021年度も「サポカー補助金」が実施されることになりました。この記事では「サポカー補助金」対象のスズキの中古車4選を紹介していきます。
スズキの車は「スズキセーフティサポート」と呼ばれる優れた安全技術を持っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
スズキのサポカー補助金対象の安全技術3つ
本記事では、サポカー補助金対象のスズキの中古車について紹介します。
65歳以上のドライバーによる交通事故対策の一環として開始された「サポカー補助金」は、2021年度も継続して実施されることになりました。この「サポカー補助金」の対象となるのは、安全運転をサポートしてくれる技術を搭載している車です。
スズキでは、ほぼ全車に「スズキセーフティサポート」という事故を未然に防ぐためのサポートシステムが装備されています。
「スズキセーフティサポート」に含まれる多くの安全技術の内、デュアルセンサーブレーキサポート、デュアルカメラブレーキサポート、誤発進抑制機能の3つが「サポカー補助金」対象の安全技術となります。
出典:よくわかる SUZUKI Safety Support
1:デュアルセンサーブレーキサポート
「デュアルセンサーブレーキサポート」は、単眼カメラとレーザーレーダーの2種類のセンサーで人や車を検知し、ブレーキをサポートすることで、衝突の回避または衝突の被害軽減を図る安全技術です。
センサーによってシステムに衝突の恐れがあると判断されると、ブザー音とメーター表示でドライバーに警告されます。
ブレーキペダルを踏むとブレーキアシストが作動しますが、ドライバーがブレーキを踏めなかった場合にも作動するという特徴を持っています。
さらに衝突の可能性が高まった場合には、自動で強いブレーキをかけ、運転を制御する働きをします。
2:デュアルカメラブレーキサポート
「デュアルカメラブレーキサポート」は、左右2つのカメラで人や車を検知しブレーキをサポートすることで、衝突の回避または衝突の被害軽減を図る安全技術です。
検知方法の違いがあるだけで、警告やブレーキサポートのシステムは「デュアルセンサーブレーキサポート」と同様です。
「デュアルセンサーブレーキサポート」と「デュアルカメラブレーキサポート」のどちらかが搭載されていれば、「サポカー補助金」の対象となります。
3:誤発進抑制機能
「誤発進抑制機能」は、ペダルやシフトの操作ミスによる誤発進を回避するための安全技術です。
停車または徐行中、センサーが前方の障害物を検知した場合に作動します。その状況でアクセルを強く踏み込んでしまった際に、エンジン出力を自動的に最長5秒間抑制してくれます。
サポカー補助金対象のスズキの中古車4選
ここからは「サポカー補助金」対象のスズキの中古車の中から、おすすめの車種を紹介していきます。
新車だけではなく、中古車も「サポカー補助金」の対象であり、最大4万円の補助を受けることができますが、スズキは主に軽自動車のラインナップが豊富です。
中古車の軽で4万円の補助はとても大きいため、「サポカー補助金」の期間内にお得に購入することを検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、発売年数やグレードによって異なる部分もありますので、しっかりと確認して選んでください。
出典:中古車サポカー補助金について|株式会社スズキ自販鳥取 U’s STATION丸山
1:スズキ「ハスラー」
「遊べる軽!」というキャッチコピーが印象的なスズキ「ハスラー」も「サポカー補助金」の対象です。
キャッチコピー通りの遊び心に溢れた外見と内装が魅力的で、2014年に最初のモデルが発売されてから、人気の車種の1つです。
後部座席をフラットにすることで、軽とは思えないほど多くの荷物を載せられる点も特徴の1つです。
特にキャンプ等のアウトドアに適した設計で、助手席もフラットにすればサーフボード等の長い荷物も載せられ、運転席をフラットにすると車中泊も可能になります。
なお、「サポカー補助金」の対象となるのは、2015年12月以降発売モデルですので年式には注意が必要です。
2:スズキ「スペーシア」
軽ハイトワゴンのスズキ「スペーシア」もおすすめです。
「ザ・かぞくの乗りもの」がキャッチコピーで、趣味や遊びに特化したハスラーに対して、スペーシアは家族をテーマにした車です。
広くて使いやすい空間や、スムーズで低燃費な走り、充実した安全装備を備えており家族に優しい車として人気です。
スペーシアは、2015年5月以降発売モデルが「サポカー補助金」対象ですが、2015年5月以降の発売モデルすべてが対象というわけではありません。
例えば、2020年発売モデルのハイブリッドGでは「スズキセーフティサポート」の非装着を選択できることや、2016、2017年発売モデルではGリミテッドのみ「デュアルカメラブレーキサポート」が標準装備であるなど、年式やグレードによって違いがあります。
スペーシアの購入を検討する際は、必ず「サポカー補助金」の対象となる安全技術を装備しているか確認するようにしましょう。
3:スズキ「スペーシア カスタムZ」
スペーシアのカスタムモデルであるスズキ「スペーシア カスタムZ」も「サポカー補助金」の対象です。
大きな存在感と迫力のあるフロントマスクが特徴の人気車種です。黒を基調にチタンシルバーのアクセントを加えた内装は、上質感のある室内空間を演出してくれます。
2016年12月以降発売モデルが「サポカー補助金」の対象ですが、デュアルカメラブレーキサポートが標準装備ではないので、必ず装着しているかどうか確認するようにしましょう。
4:スズキ「ランディ」
スズキ人気のミニバン、「ランディ」も対象です。ランディはどこに座っても快適な室内空間と先進安全装備を備えています。
ランディは「スズキセーフティサポート」とは別の先進安全装備を備えているため、ランディのみ「エマージェンシーブレーキ」および「踏み間違い衝突防止アシスト」がサポカー補助金対象の安全技術になります。
他のスズキの車種とは違う名前の安全技術が対象となっていますので、注意が必要です。2014年1月以降発売モデルがサポカー補助金の対象です。
スズキのサポカー補助金対象の中古車購入の注意点
スズキのサポカー補助金対象の中古車を購入する際には、年式・グレード・対象の安全技術の装着/非装着に注意する必要があります。
車種の年式やグレードによっては装着がオプションである場合、逆に非装着を選択できる場合もあるので必ずチェックが必要です。
発売時期
中古車の場合、車種ごとに「サポカー補助金」の対象となる発売時期が定められています。
ハスラーは2015年12月以降、スペーシアは2015年5月以降、スペーシア カスタムZは2016年12月以降、ランディは2014年1月以降発売のモデルが対象となります。
出典:サポカー補助金 申請期間延長のご案内|SUZUKI
エマージェンシーブレーキである
ランディに搭載されている「エマージェンシーブレーキ」は、夜間でもカメラやレーダーでの前方車両や歩行者の検知が可能で、ドライバーへ警告しブレーキをサポートしてくれます。
「エマージェンシーブレーキ」は「スズキセーフィティサポート」のデュアルセンサーやデュアルカメラブレーキサポートとは違う機能ですが、「サポカー補助金」対象の安全技術に含まれます。
スズキのサポカー補助金対象の中古車を購入しよう
スズキの「サポカー補助金」対象の中古車は、ハスラーやスペーシアといった人気の軽自動車からミニバンのランディまでとラインナップが豊富です。
最大4万円の補助が受けられる「サポカー補助金」を使って、スズキの中古車の購入を検討してみてはいかがでしょうか。