ホンダのサポカー補助金対象のおすすめ中古車6選|購入時の注意点も解説
サポカー補助金とはどういうものなのでしょうか。補助される内容や金額は知っているものの、対象の車が何かまではなかなか耳にすることはありません。
今回はサポカー補助金とは何か、またホンダのサポカー補助金対象車種や中古車への補助金について紹介していきます。
- Chapter
- ホンダのサポカー補助金とは
- ホンダのサポカー補助金の区分4つ
- ホンダのサポカー補助金対象のおすすめ中古車6選
- ホンダの中古車をサポカー補助金で購入する際の注意点
- サポカー補助金でホンダの中古車をお得に購入しよう
ホンダのサポカー補助金とは
サポカー補助金とは、高齢運転者への安全設備の購入を補助する制度のことを言います。
サポカーとはセーフティ・サポートカーの略で、この制度は令和3年度中に満65歳以上になる方を対象とした衝突やブレーキの踏み間違いなどの事故の発生防止・被害軽減を目的としています。
ホンダではHonda SENSING搭載の車が対象になっており、購入すると補助金を受けることが可能です。
出典:サポカー補助金の概要|経済産業省
ホンダの中古車もサポカー補助金の対象になる
Honda SENSING搭載車はサポカー補助金の対象になり、新車でも中古車でも補助を受けることが可能です。
しかし、条件がいくつかあり、令和2年3月9日以降に中古車登録された自動車か自動車検査証交付された軽自動車が対象となっています。
他にも補助金の交付を受けた場合には、登録や交付後から1年以上は車検証の使用者名義を変更してはいけません。場合によっては補助金の返納にもなるため、注意が必要です。
また対象年齢も延長になったため、購入時は該当しているか注意しましょう。
出典:サポカー補助金 Q&A|一般社団法人 次世代自動車振興センター
ホンダのサポカー補助金の区分4つ
ホンダのサポカー補助金には4つの区分があります。
安全機能として「衝突軽減ブレーキ」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の2つがありますが、この機能の有無と性能の差で、区分が分けられています。
サポカーとサポカーSは安全機能の搭載の違いがあり、サポカーSワイド・サポカーSベーシック・サポカーSベーシック+は安全機能レベルの違いで分けられています。車種だけでなく車のグレードでも区分が異なり、補助の金額も違うため購入時は必ず確認しましょう。
1:サポカーSワイド
サポカーSワイドは充実した安全機能がある区分になっています。
「衝突軽減ブレーキ」は歩行者が対象になっているのがポイントです。
他にも「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」「車線逸脱警報」「先進ライト」も含まれています。
「車線逸脱警報」は「車線維持支援装置」になっても補助の対象ですが、注意しておきたいのは「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」はマニュアル車は例外になるため、購入する際は車種に注意しましょう。
2:サポカーSベーシック+
サポカーSベーシック+は「衝突軽減ブレーキ」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」のある区分です。
こちらは「衝突軽減ブレーキ」は車両対象となっており、歩行者は対象になっていません。
またサポカーSワイドのように、こちらも「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」はマニュアル車は例外となるため、注意しておきましょう。
3:サポカーSベーシック
サポカーSベーシックは対車両の「衝突軽減ブレーキ」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」のある区分になっています。
サポカーSワイドとサポカーSベーシックは自動ブレーキなのに対し、サポカーSベーシックは低速自動ブレーキなのが2つの区分との違いです。
低速自動ブレーキでは、渋滞や交差点など時速30km以下の運転で衝突の危険があった場合に、自動ブレーキが作動してくれるようになっています。
出典:サポカーの区分|HONDA
4:サポカー
サポカーは「衝突軽減ブレーキ」の機能のみが入っている区分です。
他の区分とは違い、「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が含まれていない区分になっていて、こちらは機能が少ない分、補助してもらえる金額も低めになっています。
ホンダのサポカー補助金対象のおすすめ中古車6選
ホンダのサポカー補助金はついている機能によって4つの区分に分かれていることを紹介しました。
しかしどの車が対象になっていて、対象の車によってはどのくらいの補助があるのでしょうか。
ここからは中古車をもとに、6つのサポカー補助金対象車を紹介します。
1:ホンダ「レジェンド」
流麗でもダイナミックさも持ち合わせているレジェンドは、変わったシフトチェンジが特徴の車です。
P・N・Dは指で押し、Rは引くことでシフトチェンジができる、エレクトリックギアセレクターがついています。
こちらはハイブリッドタイプになっており、サポカーSワイドで4万円の補助が可能です。
2:ホンダ「フィット」
フィットはホンダの人気車種の1つと言われています。
視界の良さと乗り心地の良さがポイントのコンパクトカーになっており、ベーシックタイプからハイブリッドのタイプまで多くのグレードがあります。
サポカーSワイドの機能が搭載されており、フィットを中古で購入する場合は多数のグレードで4万円の補助が可能です。
3:ホンダ「N-BOX」
N-BOXはホンダ独自の発想により、広い室内空間を実現しています。
生活スタイルに合わせた使い方ができるように室内高などは広く、助手席のシートのスライドも大きく移動可能なため、ゆったりとしたスペースづくりが可能です。
N-BOXも多数のグレードでサポカーSワイド対象車のため、4万円の補助が可能となっています。
4:ホンダ「N-WGN」
N-WGNは様々な人が運転しやすい工夫がされている軽自動車です。
ペダルの位置変更によって自然な姿勢の運転ができるだけでなく、乗り降りしやすく助手席にも移動しやすい低床フロアになっています。低床フロアにした分2段にできる荷室など、運転のしやすさとスペースの広さが魅力の車です。
N-WGNとN-WGNカスタムで6種類のグレードがありますが、全てサポカーSワイドで4万円の補助があります。
5:ホンダ「クラリティ FUEL CELL」
CO2ではなく水のみを排出する、燃料電池自動車がクラリティ FUELCELLです。
燃料電池パワートレーンを小型化しボンネットに配置したりすることで、5人乗車でもゆったり過ごせる室内空間を演出しています。燃料電池自動車ならではの静かさも魅力です。
この車は「衝突軽減ブレーキ」と「誤発進抑制機能」の2つが搭載されており、区分ではサポカーSベーシック+になっています。
サポカー補助金は中古車の場合は4万円になっています。
6:ホンダ「シビック ハッチバック」
スポーティーさを追求したシビックハッチバックは力強い加速が魅力です。
この車はロー&ワイドなボディがポイントになっており、広い室内空間を確保しつつ外観やシートの形などはスポーティーに作られています。
この車種はシフトがCVTか6MTのグレードがあり、CVTのグレードのみサポカー補助金の対象になっています。
「衝突軽減ブレーキ」のみ搭載になるため区分はサポカーで、中古車の場合は2万円の補助があります。
ホンダの中古車をサポカー補助金で購入する際の注意点
安全に運転できるために補助してくれるのがサポカー補助金でしたが、中古車の購入時には注意しなければならない点がいくつかあります。
これを見逃していると補助金の金額を間違えていたり、補助金をもらえなくなってしまう可能性があります。
補助金の交付申請額が超過した場合には申請受付が終了してしまうなどのチェックも必要ですが、購入時に注意すべき点を紹介します。
同じ車種でもグレードで異なる
ホンダの中古車でサポカー補助金を受けようと考えている場合は、購入予定の中古車がどのグレードなのかを確認する必要があります。
シビックハッチバックのように、車のグレードによってサポカー補助金の対象にならないバターンがあります。
新車購入を検討しているならグレードによって車の何が違うか説明があったり、それに基づいてサポカー補助金についても記載されたりします。しかし、中古車は1点ものであるため、グレードの違いだけでなく他の装備などに目が行きがちです。
そのため、中古車の購入を考えている場合はしっかりとグレードも確認しましょう。
登録された時期に注意
車の登録された時期が該当している場合には、サポカー補助金を受けることが可能です。
登録時期は新車の場合は令和元年12月23日以降、中古車は令和2年3月9日以降に登録した車が対象になっています。また、後付け装置も認定店舗で令和2年3月9日以降に取付した車が対象となっています。
サポカー補助金を受けることを検討している場合には、登録時期にも注意が必要です。
出典:サポカー補助金の対象となる車種・装置について(令和3年4月26日現在)|経済産業省
サポカー補助金でホンダの中古車をお得に購入しよう
ホンダは軽自動車から燃料電池自動車まで多くの車を取り扱っています。ホンダのホームページからは認定中古車などの情報も確認でき、安心して中古車を購入することが可能です。
サポカー補助金は現在は期間が延長されていますが、申請金額を超過すると終了という申請期限があります。サポカー補助金の申請が可能な間に、ホンダの中古車をお得に購入してみましょう。