2代目CX-5のサイズはどのくらい?ライバルSUVや他のマツダ車種と比較!
美しく躍動感のあるデザインが人気のクロスオーバーSUV、マツダ CX-5。
主に街乗りで使用したいというニーズも多いことから、購入する際はどのくらいのサイズ感なのかが気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、CX-5のボディサイズをライバルや他のマツダ車など、様々なクルマと比較しながら紹介します。
また、中古車を購入するときに気を付けるべき点についても併せて紹介しています。自動車購入の参考にしてください。
- Chapter
- 2代目マツダ CX-5はどんな車?
- 2代目CX-5と先代モデルを比較!
- 2代目CX-5のサイズを、4代目ハリアーと比較
- 2代目CX-5のサイズを5代目RAV4と比較
- 2代目CX-5と、マツダの他車種(CX-8 / CX-3 / CX-30 / MAZDA3)を比較!
- 中古車で購入するときに気をつけるポイントは?
- サイズや機能など、細かな点も比較してピッタリの一台を選ぼう
2代目マツダ CX-5はどんな車?
マツダの中核を担う人気SUVといえば「CX-5」です。CX-5が人気を誇る理由にはいくつかあります。
見るものを引き付け、かつ上質感のある「魂動デザイン」によるエクステリア、日本の道路事情でも大きすぎないボディサイズ、消費者それぞれの生活スタイルに合わせて選択できる多様なエンジンラインナップ、人間工学に基づいて構成されたインテリア、大人5人が乗っても余裕のある室内などなど、さまざまな魅力が凝縮されています。
CX-5の駐車に必要なスペース
現行型となる2代目CX-5のボディサイズは、全長4,545mm×全幅1,840mm×全高1,690mm。室内は、室内長1,890mm、室内幅1,540mm、室内高1,265mmとなっています。
全幅が1,840mmと広めなので、ショッピングセンターやスーパーなどの駐車場では、やや気を遣う必要がありそうです。
というのも、現在の公共施設の設計ではひと枠が幅2.5m×長さ5mというサイズが一般的で、1.8mを超える全幅のクルマの場合、乗り降りの際にドアの開閉スペースが左右で約70cm、片側では35cmほどしかありません。
まあ、実際にはとなりに2.5m幅一杯の車両が止まっているなんてことはほぼないので、おとなりの余剰ぶんも使えるわけですが、それでも同様に全幅の広いクルマが駐車していると乗り降りの際には気を使うことになるでしょう。
全長に関しては、特別サイズが大きいというわけではありませんので気にする必要はありませんが、全高1,690mmは一般的な機械式駐車場(立体駐車場)ではNGなところも多くなります。
2代目CX-5と先代モデルを比較!
ボディサイズに関しては、全高を除いてほぼ同じ、大きな違いといえば乗り心地です。
ドライバーに心地よい走り、リラックスできる乗り心地を提供するために、2代目は2018年10月の改良でGベクタリングコントロールの進化版である「G‐ベクタリングコントロールプラス(GVC Plus)」が採用されました。
これにより、ハンドル修正操舵の低減、乗員の体の揺れを低減、高速走行・悪路での安定性の向上というメリットをもたらしています。
最新モデルはすべての面において進化しているので、最先端の乗り心地を求めるのならば最新型がおすすめです。
2代目CX-5 | 先代CX-5 | |
---|---|---|
全長 | 4,545mm | 4,540mm |
全幅 | 1,840mm | 1,840mm |
全高 | 1,690mm | 1,705mm |
室内長 | 1,890mm | 1,910mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,530mm |
室内高 | 1,265mm | 1,280mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,700mm |
最低地上高 | 210mm | 210mm |
荷室容量 | 505L | 505L |
2代目CX-5のサイズを、4代目ハリアーと比較
ボディサイズは、先代よりもクーペフォルムを強めたトヨタ ハリアーのほうが全長で200mmほど長くなっています。
それ以外はほぼ同じですが、CX-5の最低地上高は200mmを超えており、アウトドアなどで愛車を使いたいという方はCX-5をおすすめします。
エンジンラインナップは、CX-5が2.0L自然吸気と2.5Lターボのガソリンエンジンと、2.2Lクリーンディーゼルの3種類。
対するハリアーは、2.0L自然吸気のガソリンエンジンと、2.5Lハイブリッドを用意しています。
燃費は、CX-5は2.0L自然吸気が14.6km/L、ディーゼルが17.4km。ハリアーはガソリンが15.4km/L、ハイブリッドが22.3km/L。※いずれもWLTCモード
低い回転から高トルクを生み出すディーゼル特有の乗り味をもとめる人はCX-5、燃費優先という人はハリアーのハイブリッドがおすすめです。
マツダ CX-5 | トヨタ ハリアー(4代目) | |
---|---|---|
全長 | 4,545mm | 4,740mm |
全幅 | 1,840mm | 1,855mm |
全高 | 1,690mm | 1,660mm |
室内長 | 1,890mm | 1,880mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,520mm |
室内長 | 1,265mm | 1,215mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,690mm |
最低地上高 | 210mm | 190mm |
荷室容量 | 505L | 409L |
2代目CX-5のサイズを5代目RAV4と比較
趣味やショッピングなどでたくさんの荷物を積みたいという人には、トヨタ RAV4がおすすめです。
ハリアーと共通のプラットフォームを使う5代目RAV4ですが、スクエアなエクステリアデザインによって、荷室容量はハリアーの409Lに対してRAV4は580Lと、大きく広くなっています。
CX-5の荷室容量はちょうどあいだの505Lです。
2.0Lガソリン、2.5Lハイブリッドともに4WDモデルを中心にラインナップを展開するRAV4の燃費は、ガソリン車が15.2km/L、ハイブリッドが20.3〜20.6km/Lで、CX-5の4WDモデルは2.0Lガソリンが14.0km/L、ディーゼルが16.6km/Lという数値。※燃費はWLTCモード
ハリアーと同様ですが、ハイブリッドモデルならばRAV4、ディーゼルモデルに乗りたいのであればCX-5をおすすめします。
マツダ CX-5 | トヨタ RAV4 | |
---|---|---|
全長 | 4,545mm | 4,600〜4,610mm |
全幅 | 1,840mm | 1,855〜1,865mm |
全高 | 1,690mm | 1,685〜1,690mm |
室内長 | 1,890mm | 1,890mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,515mm |
室内高 | 1,265mm | 1,230mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,690mm |
最低地上高 | 210mm | 190〜195〜200mm |
荷室容量 | 505L | 580L |
※RAV4はグレードによって寸法が異なります。
2代目CX-5と、マツダの他車種(CX-8 / CX-3 / CX-30 / MAZDA3)を比較!
CX-5をCX-8/CX-3/CX-30/MAZDA3と比較すると、ボディサイズはCX-30とCX-8の中間に位置しています。
サイズが大きすぎるというわけでもなく、最低地上高も高いため、街乗りでも悪路を走行するアウトドアでも問題なく乗ることができます。
CX-5 | CX-8 | CX-3 | CX-30 | MAZDA3 | |
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全長 | 4,545mm | 4,900mm | 4,275mm | 4,395mm | 4,460mm |
全幅 | 1,840mm | 1,840mm | 1,765mm | 1,795mm | 1,795mm |
全高 | 1,690mm | 1,730mm | 1,550mm | 1,540mm | 1,440mm |
室内長 | 1,890mm | 2,690mm | 1,810mm | 1,830mm | 1,820mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,540mm | 1,435mm | 1,490mm | 1,490mm |
室内高 | 1,265mm | 1,250mm | 1,210mm | 1,210mm | 1,160mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,930mm | 2,570mm | 2,655mm | 2,725mm |
最低地上高 | 210mm | 200mm | 160mm | 175mm | 140mm |
荷室容量 | 505L | 239L | 350L | 430L | 334L |
乗りやすさの違いはある?
乗りやすい車というと、ボディサイズがコンパクトなクルマが該当します。小回りが利き、狭い路地なども楽に運転できます。駐車もしやすいので、街乗りに選ぶ際は注視すべき点です。
5車種のボディサイズを比較すると、小さい順にCX-3、CX-30、MAZDA3、CX-5、CX-8となります。
続いて、視野の広さも乗りやすさを比べる上でチェックすべきポイントです。視野が広いほど周辺が確認しやすく、事故のリスクが軽減されますし、車高が高い車は目線が高くなり車体感覚もつかみやすいです。
運転時の特徴を比較
CX-5は、街乗りでも悪路を走行するアウトドアでも問題なく乗ることができるバランスの取れたSUVです。
マツダの5車種のなかでは、ボディサイズが中間に位置しており、取り回しという点ではCX-3やCX-30 に劣りますが、CX-8の次に車高が高いので運転もしやすいでしょう。
また、GVC Plusを搭載しているため、高速走行や悪路走行で安定して運転できます。
中古車で購入するときに気をつけるポイントは?
中古車はもともと他の人が乗っていた車ですから、購入に踏み切る前に確認するべき点があります。
しっかりと確認せずに購入すると、せっかく中古で安く手に入れても修理によって無駄な出費をすることになってしまう可能性があります。
そんなことにならないために、中古車を購入するときに気を付けるべき3つのことを紹介します。
1:修復や事故をおこしていないか確認する
事故や修復歴がある車は極力選ばない、もしくは信頼できる修復が行われているかどうかを確認しましょう。
事故の衝撃を受け、あるパーツが変形した場合、そのパーツのみならず、様々な部分に影響している可能性があります。
ただ修復すること自体が悪いというわけではなく、きちんと修復されているかどうかが大切なのですが、それを見極めるのは非常に困難ですので、事故・修復歴がある自動車は極力選ばないほうがいいでしょう。
2:保障の内容を確認する
購入時には保障内容・期間について確認しましょう。
中古車は新車と比べると故障等のトラブルが起きやすいので、購入の際には保証の有無と期間、故障のカバー範囲を確認すしておくと良いでしょう。
故障箇所によっては、保障の対象外となる場合もあるので注意が必要です。
3:適正な価格か判断する
中古車価格が決定する要因はおもに「需要と供給」「車両コンディション」「販売店の判断」の3つです。
このなかで中古車の価格に大きく影響を与えるのは車両コンディションです。走行距離や年式、内外装等の状態など、全体的な評価によって価格が決まります。
その他、市場にどれだけの台数が流通しているのかによっても価格は変動しますが、最終的に販売価格を決めているのは販売店です。ですので、複数の販売店をチェックして価格を比較しましょう。
ただし車両価格に差があっても、店舗独自のサービスや保証で差額を調整している場合もあるので要チェックです。
サイズや機能など、細かな点も比較してピッタリの一台を選ぼう
マツダ CX-5の特徴を他車と比較するとともに、中古車で購入するときの注意点について紹介しました。
車選びは今後のカーライフに大きく影響しますので、クルマへの理解を深めて購入を検討しましょう。