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【予算・用途で選ぶ】20代におすすめの車20選!ポイントを押さえて賢く選ぼう

車 買い替え

進学や就職などのタイミングで、初めて車の購入を検討する20代の方は多いのではないでしょうか。

ここでは、初めてでも後悔しないために知っておきたい、上手に車選びをするためのポイントについて解説。

あわせて20代でも購入しやすく使い勝手も良いおすすめの車種をプロと編集部あわせて20台ピックアップします。

Chapter
20代の車選びのポイントは?
【自動車ライター、塚田勝弘さんがおすすめする5台】
初めての1台におすすめ!通勤・通学から休日のお出かけまで使える
おしゃれも楽しみたい20代の女性におすすめの車
アウトドアやレジャーにも活躍!カッコいい車を選ぶなら
子どもがいる20代ファミリーにはこんな車もおすすめ
用途に合った、使い勝手の良い1台を選ぼう!

20代の車選びのポイントは?

車 買い替え

自由に使える移動手段として車が欲しいと思い、車選びを始めたものの、初めてだとなにを基準に選べばよいのか迷ってしまいますよね。

CMイメージで…とか、デザインが気に入った、というのも悪くはないのですが、そういった車選びは、あとで「もっとこんな車にすればよかった」と後悔することに繋がりやすいことも事実です。

自分にピッタリの車を選ぶためには、購入予算おもな用途や利用シーン普段乗せる人数、という3点を基準に、その他の条件を絞りこんでいくと、満足度の高い車選びができるはずです。

まずはこの3点について、具体的にどのように検討していくと良いのかを解説していきます。

予算はいくらが妥当?

車を持つと、車の購入にかかる費用はもちろん、税金やガソリン代、車検やメンテナンス費用、さらにアパートやマンションなどの場合は駐車場など、いわゆる維持費がかかります。

せっかくのマイカーだからと背伸びしすぎてしまうと、維持費にまわせるお小遣いが減って「車はあるけどガソリン代が高いので電車や徒歩で移動」という本末転倒の自体にもなりかねません。

車にすべてをつぎ込む覚悟があれば別ですが、20代の車選びでは身の丈にあった車を選んだほうが無難です。

ローンを組んで車を購入する場合、一般的には年収の1/3程度を目安に組むと良いとされています。

国税庁の「民間給与実態統計調査(令和4年分)」によると、20代前半(20歳~24歳)の平均年収は273万円、20代後半(25歳~29歳)の平均年収は389万円です。

これを参考にすると、20代の車購入にかける予算としては100〜150万円、多くても200万円ほどが無理のない範囲と言えます。

なお、これはあくまで全額を自身で支払う場合の予算ですので、家族からの援助等があるのであればもう少し高めの車を検討しても良いでしょう。

出典:令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁

中古車販売店

200万円以内という予算で選択可能な新車は、軽自動車やコンパクトカーがメインになります。

もしも、それよりも大きくて大人数が乗れる車を選びたいのであれば、中古車がおすすめです。

同じ予算でも、中古車であればより良いグレード新車では手が出ない高級車も選択肢として検討することができます。

また、初めてのマイカー購入であれば運転もまだ不慣れな方が多く、どこかにぶつけたり擦ったりという可能性も高いため、多少ぶつけてもショックが少ない中古車を選んだ方が気持ちとしても楽でいられるというメリットがあります。

用途や利用シーンに合った車を選ぼう

車選びにおいては、車を使う用途や利用シーンをイメージすることも大切です。

通勤や通学で毎日使うことをメインにするのであれば、日々のガソリン代を抑えられる燃費の良い軽自働車やハイブリッド、コンパクトカーがおすすめ。

軽自動車であれば、さらに税金、高速道路代、場所によっては駐車場代も低く抑えることが可能と、維持費を抑えたい方にはピッタリです。

いっぽうで、毎日のアシに加えてアウトドアやレジャーにも使いたいのであれば、パワフルに走れて機能性も抜群なSUVという選択肢もありますし、たまには大人数でワイワイ移動したいというのであればミニバンもアリです。

そういった利用シーンをイメージすることで、「自分の車選びにとって重要なポイント」を洗い出すことができ、自分に合った車を見つけやすくなるでしょう。

運転する人、家族構成

「誰が運転するのか?」「誰と乗るのか?」ということも重要なポイントとなります。

普段から1人の移動が前提であれば、それほど悩む必要はありませんが、家族を乗せたり、結婚してお子さんがいるといった場合には、ある程度広い室内が確保された車が良いでしょう。

特に気をつけたいのが乗車人数。軽自動車は、どれだけボディが大きく見えても乗車人数は4人までなので、それ以上の人数を乗せるなら、必然的に普通乗用車を選ぶことになります。

とはいえお子さんをふくめて家族が5人いる場合、5人乗りの車でチャイルドシートを設置したり満員乗車ではやや窮屈になり、もう少し広めの車の方が良かった…なんてこともあります。

また男性と女性、子どもや若者とお年寄りでは、同じ車でもそれぞれ感じる使いやすさが変わってきます。

車選びをする際には乗る人みんなの意見を聞き、可能であれば全員で試乗もしたうえで車を決めるのがおすすめです。

もちろんデザインも大切!

ここまでおすすめの車選びのポイントをいくつか紹介してきましたが、そうは言っても自分が気に入った車でなければ、わざわざ高いお金を払ってまで買いたくない…と思ってしまいますよね。

買いたい車を選ぶうえで決め手になるのは、やはり見た目やデザインの好みが大きいはずです。

ここで紹介したポイントはあくまで車を絞り込むうえで活用していただき、いくつか候補が決まったら見た目も見比べつつ1台を選ぶ、というのが上手な選び方と言えるでしょう。

もちろん、車のデザインから興味を持って、自分でも購入できる選択肢はないか?と探し始めるのもOK。最終的に後悔しないために3つのポイントは押さえつつ、自分にピッタリの1台を探してみてください。

車選びで必ず押さえておきたい!3つのポイント
・予算は年収の1/3を目安に。限られた予算で選ぶなら中古車がおすすめ
実際の利用シーンを想像して選ぶと、車に求めることや重視したいポイントが見えてくる
・家族で乗る車なら、全員で試乗して納得できる1台を選ぼう

【自動車ライター、塚田勝弘さんがおすすめする5台】

新年度や新学期を迎え、初めてクルマを購入する20代におすすめの中古車を5車種ピックアップしました。

予算はもちろん、ライフスタイルや家族構成、降雪地域などの地域柄などによって選択肢は無数に広がります。

2代目ホンダN-BOXなら予算100万円以内で狙える

ホンダ N-BOX 2代目 マイナーチェンジ

日本でもっとも売れているホンダ N-BOXは、中古車市場での物件数が多いのが魅力。先代モデルであれば、100万円以内でもかなりの量が流通しています。

センタータンクレイアウトの採用により、低く抑えられた後席床面や後席のチップアップ機構、低床設計のラゲッジは、自転車などの大きな荷物も容易に出し入れできます。

安全面では「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」の標準装備化により、安心、安全なだけでなく、視界の良さによる取り回しのしやすさも美点です。

2代目は標準車もカスタムもターボ仕様が選択できます。街乗り中心で1人乗車の機会が多いのならNAエンジン車で不足はないものの、高速道路も頻繁に使うのであればターボ仕様を選択したいところです。

予算150万円ならコンパクトカーのトヨタ ヤリスに手が届く

トヨタ ヤリス 4代目 G

150万円以内であれば、登録車の人気モデルであるトヨタ ヤリスが狙えます。

この予算だと1.0L、1.5Lの純ガソリン車が中心で、動力性能の余力を考えると1.5Lが無難

安全装備では、交差点右折時の対向直進車、右左折後の横断歩行者も検知対象になる最新の「TOYOTA Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)」が備わるなど、最新の予防安全装備が採用されています。

後席は比較的狭めで、荷室容量も209〜270Lとコンパクトですが、躍動感のあるエクステリアを備えるなど、まだ新鮮味のあるデザインも享受できます。

150万円〜200万円なら人気SUVの先代ヴェゼルが狙える

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルの先代モデルは、SUV販売台数ナンバーワンを何度も獲得しただけに、多くの物件が中古車で流通しています。

この予算でも先代であればハイブリッド車も十分に視野に入ってきます。純ガソリン車であれば100万円〜150万円で狙えます。

人気のハイブリッドは、JC08モード燃費27.0km/L(最高値)の低燃費に加えて、モーター走行も可能なスムーズな走り、高速域でも動力性能の不足を抱かせないのも美点。

センタータンクレイアウトが採用されていて、後席の広さに加え、荷室の積載性も良好です。

2016年2月の一部改良で「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」にアップデートされていますので、同装備搭載車を選択したいところです。

予算200万円〜ならオープンスポーツも選択肢に

マツダ ロードスター 4代目

マツダ ロードスターは、予算に応じて初代NAから現行の4代目ND型まで選べる状況にあります。

ここでは、あえて予算200万円〜としますが、初代から3代目までも含めればもっと低予算で多彩な選択肢があります。

また250万円あれば、現行型の「Sスペシャルパッケージ」や「Sレザーパッケージ」なども選択肢に入ってきます。

MT、ATの選択はもちろん免許証の種類によりますが、ロードスターの走りの楽しさをすべて味わうのであれば、MTを選択するのがベター

安全面では、2018年6月の商品改良で、衝突被害軽減ブレーキを含めた「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」が全車標準化されたため、同装備装着車をマストとしたいところです。

子どもがいるファミリーに最適なBOX型ミニバン

トヨタ ノア Si W×B 2019

ファミリー層を中心に人気のミニバンは、都市部など駐車場や道路事情が狭い場所でも使い勝手のいいホンダ フリードやトヨタ シエンタなどのコンパクトミニバンが200万円以下で多彩に揃っています。

それよりも大きなMクラスミニバン、たとえばトヨタのノア/ヴォクシーを選べば無理なくサードシートまで座れるのが魅力。ホンダ ステップワゴン、日産 セレナもこのクラスになります。

ノア/ヴォクシーの現行型も流通しつつありますが、価格面、物件数を考えると先代モデルが狙い目。

ガソリン、ハイブリッド車から選択でき、2016年1月の一部改良で「TOYOTA Safty Sense C(トヨタ・セーフティ・センスC)」が標準化されていますので、できれば同装備搭載車を選びたいところです。

初めての1台におすすめ!通勤・通学から休日のお出かけまで使える

通勤 車 男性

毎日の通勤や通学はもちろん、ちょっとしたお出かけにも使えるオールマイティで買いやすい車です。

本体価格はもちろん、車にかかる維持費やガソリン代もできるだけ抑えられる。さらに価格の割に機能が充実していて、使い勝手も良い4車種をピックアップしました。

「移動手段として車が欲しいけど、なにを選べば良いか迷う…」という方は、まずはここから探してみてはいかがでしょうか?

トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリス圧倒的な燃費性能の良さが特長のコンパクトカーで、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが用意されています。

特に燃費が良いのはハイブリッドで、なんとWLTCモード燃費は36.0km/L(HYBRID X 1.5L·2WD)。

ガソリンモデルも19.2〜21.6km/Lと低燃費で、ガソリン代が高騰している現在にマッチした1台です。

最廉価グレードを除く全車に充実した予防安全機能「Toyota Safety Sense」を搭載しているのもポイント。免許を取ったばかりの方でも、さまざまな機能で運転をサポートしてくれるので安心です。

新車価格は、最廉価グレードの「X」(1.0L CVT・2WD)1,501,000円、燃費が良いハイブリッドモデル「HYBRID X」(1.5L・2WD)は、2,044,000円とリーズナブルな設定。

「Toyota Safety Sense」を搭載する「G」(1.0L CVT・2WD)1,799,000円、パワフルな1.5Lエンジンを積んだ「G」(1.5L CVT・2WD)1,953,000円と手の出しやすいものになっています。

上級グレードのハイブリッド車は中古車で狙うと200万円以下で見つけることが可能です。

ホンダ フィット

ホンダ フィット

ホンダ フィットは、日本における代表的なコンパクトカーとして有名な1台です。

シンプルで誰でも乗りやすいデザインに、現行型(4代目)ではBASIC・HOME・NESS・CROSSTAR・LUXEという5タイプのスタイリングも用意し、オーナーごとの個性や趣味に合わせて選べる車となっています。

フィットの特長と言えば、コンパクトカーの中でも随一の室内空間の広さ。前席はもちろん、後席にも広々としたゆとりを確保しており、どこに座っても快適に過ごせます。

運転も疲れにくく、週末のお出かけなどでは仲間と一緒に乗っても窮屈に感じることはないので、この1台ですべて事足りると言っても過言ではありません。

エンジンはガソリンモデルe:HEVモデルを用意しており、特にe:HEVモデルではWLTCモード燃費が最高29.4km/Lという低燃費性能を誇ります。ガソリンモデルも最高20.4km/Lと十分な性能となっています。

新車価格は、エントリーモデルの「BASIC FF」1,655,500円。e:HEVモデルから選びたいなら「e:HEV BASIC FF」が2,069,100円と、トヨタ ヤリスのガチンコのライバルです。

フィットも2020年の発売で中古車が増えています。限られた予算で機能も充実したグレードを選びたいのであれば、中古車を要チェックです。

日産 ノート

日産 ノート

日産 ノートも日本で人気のコンパクトカーです。2018年には乗用車の新車販売台数第1位にも輝いています。

ノートの特長は、パワートレインの「e-POWER」による静かで力強い走りと、プロパイロットなどの安全装備が充実している点。

現行型の3代目ノートにおいては全グレードで第2世代のe-POWERを搭載しており、スムーズかつ乗り心地の良い走りを楽しむことができます。

また安全装備も全グレードで充実しており、運転に不慣れな方も多い20代でも安心して運転することが可能です。

新車価格は「X 2WD」2,299,000円と、ここまでに紹介した車のなかでは少々高めですが、燃費や走行性能、安全性能などの総合評価が高く「この価格でこれだけの機能が揃っているなら大満足!」と感じているオーナーが多いようです。

また、新車では予算オーバーという方でも豊富な中古車から選択することが可能。2020年式以降の車両でも100万円前後で掲載されているものもあり、中古車ならお値打ちに購入することができます

ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOX

ここまでコンパクトカーを中心に紹介してきましたが、最後はホンダから販売されている軽自動車のN-BOXを紹介します。

N-BOXは軽スーパーハイトワゴンと呼ばれるタイプの車で、全高を高くすることで広々としたゆとりある室内空間を確保しているのが特長。

コンパクトカー並みの広さを持ちつつも、税金が安く済み小回りがきき運転しやすいという軽自動車のメリットも享受することができる車です。

ボディカラーや「N-BOX カスタム」などモデルの選択肢も多いため、老若男女を問わずどんな人でも選びやすいのも魅力。

一人暮らしはもちろん、家族が増えてからも便利に使えるため長く乗り続けることができ、コストパフォーマンスが良い車であることも人気の理由です。

そんな理由もあって、N-BOXは軽自動車の新車販売台数ランキングで毎年にように首位に輝いてます。

新車価格は、エントリーモデルの「N-BOX FF」1,648,900円、N-BOXカスタムであれば「N-BOX CUSTOM FF」1,849,100円からとなっています。

新車でも十分購入しやすい価格ではありますが、N-BOXのような軽自動車は中古車として出回る登録済み未使用車も多く、ほぼ新車同様の車がお値打ちに購入可能です。

おしゃれも楽しみたい20代の女性におすすめの車

女性 運転 車

女性の場合は、車選びにおいて見た目やボディカラー、インテリアなどといった車のデザインも重要なポイントとして考えている方が多いのではないでしょうか。

またデザインの可愛らしさだけではなく、カバンやちょっとした小物を収納できるスペースやUVカットガラスなど、利便性・実用性が高い機能を備えている車が人気を集めています。

ここでは、特に女性の人気を集めているおしゃれで機能性も高い車を4車種紹介します。

ダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツ・ムーヴキャンバスは、デザイン性と機能性を両立した新感覚のスタイルワゴンとして2016年に発売された軽自動車です。

自身のライフスタイルを楽しみたいという若い女性のニーズに沿いつつ、親と同居する方も多く家族間で車を共有する傾向も増えているという実態に目を向けて、「可愛らしさはありつつも幅広い世代で使いやすい車」を目指して開発されました。

現行型においては、全グレードで予防安全機能「スマートアシストⅢ」を搭載しているのも嬉しいポイント。免許を取ったばかりの若い女性は、運転や駐車に苦手意識を持つ方も多く、運転をサポートしてくれる機能が充実しているとより安心して運転することができます。

新車価格は、エントリーモデルの「ストライプスX 2WD」1,463,000円からと、購入しやすい価格設定。女性にもおおすめの車となっています。

このムーヴキャンバスは中古車でも比較的新しい年式の車両が多く出回っていることから、より安い価格で購入することも可能です。

スズキ アルトラパン

スズキ アルトラパン 3代目 ツートーン

スズキ アルトラパンは、若い女性やママをターゲットに開発された人気の軽自動車です。

現行型の3代目アルトラパンにおいては、企画から開発に至るまで女性社員も一貫して携わり、「女性の好みや使いやすさ」をとことん追求したことでデザインも使い勝手も良い車となっています。

車名にもある「ラパン(ウサギ)」のモチーフを散りばめたデザインや、優しいパステルカラーを豊富にラインアップしたボディカラー、選べるインテリアカラーなど、デザインの可愛らしさは唯一無二。

もちろん安全機能も全グレードで充実しているので、安全な運転をサポートしてくれます。また、WLTCモード燃費は23.4〜25.2km/Lと低燃費で、維持費も抑えられるのが嬉しいですね。

新車価格は、エントリーモデルの「G 2WD」1,328,800円、もっとも高額なのはツートーンルーフにツートーンの内装をセットにした「X 4WD」1,723,700円からと、どのグレードでも手が出しやすい価格となっています。

中古車であればさらに安い価格で販売されている場合もあるほか、過去に販売されていた「ラパン ショコラ」「ラパン モード」といった派生モデルも多く取り扱われているため、気になるデザインがあればぜひ探してみましょう。

トヨタ パッソ

トヨタ パッソ 3代目 マイナーチェンジ

トヨタ パッソは2023年に販売を終了したコンパクトカーです。

コンパクトなサイズながら見た目以上のゆとりと収納を備えているので、普段の通勤からお買い物、お出かけでも快適に乗ることができます。

デザインは可愛らしさよりも上品さがある印象で、20代後半の大人の女性にもピッタリです。

また上質感を高めたインテリアやボディカラー、装備を採用する「+Hana」というグレードも、女性人気の高かったモデル。こちらも中古車を探してみましょう。

日産 キューブ

日産 キューブ 3代目 特別仕様車

日産 キューブは2020年に販売終了したコンパクトカーです。 個性的なデザイン広々とした室内空間・荷室空間が特長で、一世を風靡しました。

デザインにおいてはボディカラーやインテリアデザインの選択肢が豊富で、可愛らしいものから大人っぽいものまで好みに合わせて選択可能。

また、デザインは見た目だけではなく機能性も高いものとなっており、室内には至るところに小物の収納が用意されていたり、リラックスできる空間を演出するジャグジーをイメージした形状となっています。

予防安全機能や運転支援機能などの先進安全装備は搭載されていないものの、運転席は視界が広くとられていることで周りとの距離や間隔が掴みやすく、運転しやすい形になっているため、初めて本格的に運転するという女性でも安心です。

なお、キューブは2020年に生産・販売を終了しているため、選択肢は中古車のみ。おおよそ150万円以内でさまざまなグレードが購入可能となっていいます。

アウトドアやレジャーにも活躍!カッコいい車を選ぶなら

キャンプ アウトドア

日常使いだけではなくどこかに遠出したり、キャンプなどのアウトドアも思いっきり楽しみたい!と思っている方は、「長距離運転でも快適にドライブを楽しめる車」がおすすめです。

なかでも人気が高いボディタイプがSUV。最近では街乗り向けに開発されたクロスオーバーSUVというタイプの車が多いですが、走行性能や乗り心地の良さは群を抜いています。

また、スタイリッシュでかっこいいデザインの車種が揃っているので、見た目の好みからもSUVを選ぶ方は増えています。

価格帯はさまざまですが、ほとんどの新車は300万円〜という価格設定なので、20代で買うなら中古車から探すのが良いでしょう。

ここでは20代でも中古車で購入しやすいSUVに焦点を当て、3車種をピックアップして紹介します。

トヨタ ハリアー(60系)

トヨタ ハリアー

トヨタ ハリアーは、本格的な悪路走破性を備えたクロスカントリー系SUVとは異なり、街乗りをメインとしたクロスオーバーSUVで、現在のクロスオーバーSUVブームの火付け役になったとも言われている人気車種です。

都市に馴染む高級感のあるエクステリアやインテリアを備えながら、もちろんSUVらしいスポーティな走りも楽しむことが可能。また走行中の静粛性も高められているので、高速道路などのドライブ中でも車内で会話が楽しめます。

現行型のハリアー(80系)は、エントリーモデルで3,128,000万円という価格なので、20代で購入するなら60系と呼ばれるひと世代前から中古車を選ぶのが無難です。

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルは、街乗りをメインとするコンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。

上質で高級感のあるデザインやSUVらしい力強い走りはもちろんですが、特に人気の一因となっているのは圧倒的な低燃費。現行型ではガソリンモデルの他にe:HEVモデルが用意されており、その燃費性能は24.8〜25.0km/Lとなっています。

新車価格はエントリーモデルの「G FF」2,399,100円からとなっており、頑張れば手が届く価格です。

いっぽうe:HEVモデルは、「e:HEV X FF」2,778,600円からで、こちらはやや予算オーバーです。

ヴェゼルは2021年4月にフルモデルチェンジを受けており、先代モデルが多く中古車市場に出回っており、中古車価格も比較的安定しています。

現行型のエクステリアデザインにこだわりがなければこちらも選択肢としてはおすすめです。

スバル XV

スバル XV

スバル XVは、5ドアハッチバックのインプレッサをベースに全高・最低地上高を高めたクロスオーバーSUVです。

最廉価グレード以外ではAWD制御システムの「X-MODE」を搭載しており、悪路や滑りやすい路面・下り坂などでエンジンやトランスミッションを制御し、最適な走行をサポート。

アウトドアでも活躍してくれる悪路走破性を備えつつも、ベースとなったハッチバック車のような感覚で乗り降りができたり、荷物の載せおろしもしやすいのが魅力です。

また、バージョン3にアップデートした先進安全装備「アイサイト」を全車に標準装備しているのも嬉しいポイントです。

2023年に後継モデルのクロストレックが発売されており、XVは中古車でのみ購入が可能。3代目XVが発売されたのは2017年で、中古車の選択肢も多いのでチェックしてみるのがおすすめです。

子どもがいる20代ファミリーにはこんな車もおすすめ

家族 夫婦 子ども

結婚して子どもが生まれると、公共交通機関での移動はなかなか大変になってきます。そのため、家族での移動やお出かけに自由に使えるマイカーを購入しようと考え始める方も多いでしょう。

そんなファミリー層に特に人気なのが、広い室内空間を持つミニバン。多くの車種では3列シートやスライドドアを装備し、小さな子どもがいる家庭でも使い勝手が良いことから圧倒的な人気を誇っています。

いっぽうボディサイズが大きく装備も豪華なものが多いため、価格帯はコンパクトカーやハッチバックなどに比べて高い傾向に。そのため、中古車からお値打ちな車両を探して購入するのが得策です。

ここからは、若いファミリー層にも買いやすく、使い勝手も良いおすすめの車をピックアップして紹介します。

トヨタ ノア/ヴォクシー

トヨタ ノア

ノアヴォクシーはトヨタから販売されているミドルサイズのミニバンで、基本的なボディ構造やエンジンを同じくする兄弟車です。

ノアシンプルながらも精悍なエクステリアデザインが特徴で、乗車人数は7人乗りか8人乗りから選択可能。グレードのラインアップが豊富で、予算や欲しい機能によって幅広い選択肢から選ぶことができます。

スライドドア開口部の最低地上高は360mmと低床設計となっており、小さな子どもも乗り降りしやすいのがポイント。また室内高も1,400mmと広々しているので、チャイルドシートへの乗せ下ろしも楽々行えます。

エントリーモデルはノアが「X 2WD(8人乗り)」2,670,000円という設定。

人気車種なので中古車でも価格が下がることもないため、予算の限られた20代で購入するなら、先代の80系から探すと良いでしょう。

トヨタ ヴォクシー

ヴォクシーは、エアロパーツに迫力のあるフロントグリルを装備するなど、押し出し感の強いデザインが特徴。こちらも7人乗りと8人乗りのモデルが用意されています。

最低地上高や室内高などは、ノアと基本的な構造を同じくしているため違いはありません。使い勝手の良さに加えて、若いファミリー層にも刺さるデザイン性が人気の理由となっています。

エントリーモデルは「S-G 2WD(8人乗り)」。新車価格は3,090,000円からとなっており、ノアよりも高めの設定となっています。

ホンダ フリード

ホンダ フリード 2代目

ホンダ フリードは、3列シートを備えながらもボディサイズを小さく抑えたコンパクトミニバンです。乗車人数は6人もしくは7人がラインアップされています。

また、2列シート仕様の「フリード+」も用意されていますので、乗車人数や利用シーンに合わせて選択可能です。

コンパクトサイズということで、狭い道が多い街中でも運転しやすく、また大きい車を運転するのに不安がある女性の方でも乗りやすいのが特長。

もちろん室内の広さも十分確保しているほか、家族が3〜4人のうちは3列目を倒して荷室として広く使うこともできるので、利便性が高く長く乗り続けられる1台です。

新車価格は、エントリーモデルの「フリード G(FF/6人乗り)」が2,330,900円。中古車が無難な選択肢と言えるでしょう。

トヨタ ルーミー

トヨタ ルーミー

広い室内空間運転しやすいサイズ購入しやすい価格の3拍子が揃ったトヨタ ルーミーは、ミニバンではありませんが子育て世代にピッタリでぜひおすすめしたい1台。

「動ける広い部屋」をコンセプトに設計された室内空間は、乗車人数いっぱいの5人で乗ってもゆとりがある居心地の良いスペースを確保。また、乗り降りしやすい低床設計のスライドドア大開口のバックドアも備えており、小さな子どもがいる家庭でも使い勝手が良いものとなっています。

人気の軽スーパーハイトワゴンよりもひと回り大きいサイズながら、小回りがききやすく運転しやすいのもメリット。大きな車を運転するのは不安という方でも、ルーミーなら乗りやすくておすすめです。

エントリーモデルの「X 2WD」の新車価格は1,556,500円。上位グレードや4WDモデルであってもほぼ200万円+αと購入しやすい価格なのも嬉しいポイントです。

もちろん中古車であれば、さらに購入価格を抑えることができます。

用途に合った、使い勝手の良い1台を選ぼう!

家族 車内

社会人になって間もない方や家族が増えたばかりの方などの場合、20代は車にかけられる予算に限りがあることも多いでしょう。少しでも予算内でピッタリの車を見つけたいなら、ぜひ中古車も選択肢に加えて車選びをするのがおすすめです。

車のボディタイプやサイズ感には様々なものがあり、それぞれ用途によってピッタリだと言える車は変わってきます。

まずは「自身にとって使い勝手の良い車とは?」をよく考えたうえで条件を絞り込み、好みの1台を探してみましょう。

約20万台の全国の中古車を掲載する「車選びドットコム」では、好みのメーカーや車種・予算・地域・年式などの条件を絞りこんで、あなたにピッタリの1台を探すことができます。

中古車査定士が細かくチェックし鑑定した「車選びドットコム認定車両」や、万一の故障も修理費がかからない「EGSプラス保証車両」など、中古車でも安心して購入できる車両が満載。初めてのマイカー購入でも、安心してお選びいただけます。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

車選びドットコムマガジン編集部

豊富な中古車情報や画像&動画からピッタリのクルマを探せる中古車検索サイト「車選びドットコム」がお送りするマガジンです。
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