【国産車編】キャンプにぴったりなおすすめ6車種を厳選!アウトドアに国産車が適している理由とは!?

アウトドアレジャーを愉しむための道具として、外せないのがクルマです。
とくにキャンプではたくさんの道具を運べるだけでなく、車種によっては車中泊を楽しむことも可能など、アウトドアレジャーの楽しみ方を拡大してくれます。
ここではそんなアウトドアレジャーに適した国産のおすすめモデルを6台紹介します!
くわえて、キャンプ向けの車を探すポイントや国産車がアウトドアにおすすめな理由も解説しています。
- Chapter
- キャンプにぴったりな車を探すポイント
- 国産車がアウトドアにおすすめな理由とは?
- キャンプにおすすめの国産車6選
- キャンプに用意したい便利アイテム
- 遠方のキャンプ場を訪れるなら国産車がおすすめ!
キャンプにぴったりな車を探すポイント

アウトドアに適した車をイメージすると、大径のタイヤが備わった、ギア感満載な大型のクルマを思い浮かべる方もいると思います。
しかし、スタイリッシュでかっこいいクルマでも、ポイントを抑えればアウトドアやキャンプにでも活躍してくれます。
以下では、キャンプをはじめとしたアウトドアレジャーに最適なクルマを探す際に抑えておきたいチェックポイントを紹介します。
キャンプ用品を積み込める荷室の広さ・容量

アウトドアとくにキャンプは、長期でも短期でもたくさんの用品を持ち運ぶことになります。
クルマのデザインやスペックだけにとらわれていると、狭い荷室に入りきらず、泣く泣く持っていくことを断念するなんてことになりかねません。
そこで、キャンプに行くことを想定してクルマを選ぶ際は、事前に荷室のサイズや容量を確認することがおすすめです。
実際に自分がキャンプへ行くときの荷物量と乗りたい車の積載容量がマッチするかをチェックしておきましょう。
オフロード走行も安心の”4WD”

最近のキャンプ場はかなり整備が進んでいるとは言え、そこまでのルートは未舗装の砂利道だったり、轍ができていたりなど、路面が悪いケースが考えられます。
またキャンプ場内も整備されているとはいえ、ゆかるんでいたり、日陰で滑りやすかったりなど、ある程度走破性の高さは確保しておきたいもの。
最悪のケースを想定したクルマ選びをするなら、駆動方式は4WDがベターです。
4WDとは、前後左右4つのタイヤすべてにエンジンからの動力が伝わる仕組みのことで、滑りやすい路面や雪道、起伏の激しい道で活躍します。
とくに林道などを走る機会が多いキャンパーには、必須といえるでしょう。
これからクルマの購入を検討している方は、同じ車種でも4WD車を選ぶことをおすすめします。
国産車がアウトドアにおすすめな理由とは?

国産車がアウトドアにおすすめな理由として、一番に挙げられるのは燃費の良さでしょう。
4WD車でもリッターあたり20キロ(WLTCモード)以上走る車種もあり、郊外のキャンプ場までの移動費(ガソリン代)も節約することができます。
また出先で故障しても、ディーラーが探しやすいという点でも国産車はおすすめです。さらに、メンテナンス費用も外車より比較的に安く済むというメリットもあります。
キャンプにおすすめの国産車6選
キャンプに出かける方に、おすすめしたい車種を国産車に絞って6台ピックアップしました。
人気のSUVだけでなく、ソロキャンプ、ファミリーキャンプにおすすめの車種もピックアップしているので、これから車を購入しようと考えている方、買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
【5人乗りSUV】マツダ CX-5

2012年に誕生したマツダ CX-5は、乗り心地・操縦安定性・静粛性のパフォーマンスに優れたクロスオーバーSUVです。
現在販売されている2代目は2016年の発売。2019年に改良を受け、独自の4WDシステムであを採用。悪路走破性能を高めています。
パワートレインは、ガソリンとクリーンディーゼルが用意されますが、おすすめは経済性に優れたディーゼルのSKYACTIV-G 2.2を搭載するXD系です。
荷室容量は、リアシートを利用した状態で505L(サブトランク含む)。後席は各シートを個別に倒すことができる4:2:4分割なので、多彩なシートアレンジを行うことが可能です。
中古車相場平均価格 | 243.4万円 |
---|---|
燃費(WLTCモード) | 13.0~17.4km/L |
乗車定員 | 5名 |
荷室容量 | 505L |
【7人乗りSUV】ホンダ CR-V

ホンダ CR-Vは、初代が1995年に発売。当時のクロスオーバーSUVブームを牽引しました。
その後、ブームの衰退を受けて国内カタログから消滅した時期もありましたが、2018年に復活。現在は6代目(RT・RW系)が販売されていますが、編集部のおすすめは中古価格がこなれてきた先代の5代目(RM系)です。
パワートレインは、1.5Lのダウンサイジングターボと2.0Lハイブリッドの2つで、駆動方式はFFと4WDが選べました。
なかでも、ハイブリッドの4WD車は、走りに安定感と軽快感があり、乗り回しやすく、キャンプ場に行くまでに山道が多い場合も、楽に運転することができるでしょう。
いっぽうガソリン車には、3列シートの7人乗りを設定。荷室スペースは5名乗車時で561Lの容量が確保されており、開口部が低めに設定されているので、重量のある荷物も積み込みやすくなっています。
(※ 表は5代目モデルを参照)
中古車相場平均価格 | 259.3万円 |
---|---|
燃費(WLTCモード) | 13.6~21.2km/L |
乗車定員 | 5/7名 |
荷室容量(7人乗り5名乗車時) | 561L(ガソリン車) |
【長期キャンプにおすすめ】トヨタ ハイラックス

1968年に初代モデルを販売したトヨタ ハイラックスは、一度日本国内の販売を停止していましたが、2017年に約13年ぶりに日本国内市場復活を遂げました。
ピックアップトラック最大の特徴である、大きな荷台は0.5tの積載が可能。ファミリーキャンプや長期キャンプに必要な道具をすべて運ぶことできます。
また駆動方式にパートタイム4WDを採用している点もポイント。トランスファースイッチにより2WDの「H2」と4WDの「H4」、「L4」の3段階の切り替えが可能で、高い悪路走破性を誇ります。
さらにレーダーとカメラで前方の先行車や歩行者を検知してくれる「プリクラッシュセーフティ」をはじめ、先進安全装備・運転支援装備も充実。ファミリーカーとしても十分に使える性能を備えています。
(※ 表は8代目モデルを参照)
中古車相場平均価格 | 406.5万円 |
---|---|
燃費(WLTCモード) | 11.7km/L |
乗車定員 | 5名 |
荷台容量 | 994L |
【ファミリーにおすすめ】日産 セレナ

日産の人気車種としても名高いセレナは、5ナンバーサイズのミニバンです。現在は2022年にデビューした6代目(C28型)が販売されていますが、ここでは中古車が豊富な5代目(C27型)について解説します。
そもそも”ファミリー向け”のミニバンではありますが、アウトドアレジャーでも十分に使える性能が備わっています。
荷室容量が大きいのはもちろんのこと、パワートレインには2.0Lガソリンのほかに、マイルドハイブリッドのS-HYBRIDとモーター駆動のe-POWERを用意。
またオプションながらプロパイロットも用意され、キャンプやアウトドア帰りで疲れているドライバーの運転をサポートしてくれます。
さらにシートを倒してフルフラットにすれば、車中泊も可能など、子どもと一緒にオートキャンプに出かけたいと考えているパパ・ママにおすすめしたい1台です。
(※ 表は5代目モデルを参照)
中古車相場平均価格 | 231.3万円 |
---|---|
燃費(WLTCモード) | 11.8~18.0km/L |
乗車定員 | 7〜8名 |
荷室容量 | 815L(5名乗車時) |
【手軽に車中泊したい方におすすめ】ホンダ N-VAN

2018年に発売されたホンダ N-VANは、その名のとおり軽バン=商用車として開発されたモデルです。
N-VAN最大の特徴は、助手席とリアシートをダイブダウンさせることで現れるフラットなスペース。その長さは最大2.6mもあり、ソロキャンプなら寝袋とマットがあればここで寝ることが可能です。
また純正アクセサリーの「マルチボード」を使えば、大人2人が横になれるスペースを確保できます。
エンジンはNAとターボの2種類で、駆動方式は4WDも用意。アウトドアレジャーにはターボ×4WDがおすすめです。
中古車相場平均価格 | 142.7万円 |
燃費(WLTCモード) | 17.0〜19.8km/L |
乗車定員 | 4名 |
荷室容量(最大積載量) | 350kg |
【走りを楽しみたい方におすすめ】スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグは2014年に発売を開始したステーションワゴンです。大きくなったレガシィに代わるスバルの新しいステーションワゴンとして登場しました。
2020年に発売された現行型が2代目(VN系)で、初代よりも力強いイメージになったエクステリアが特徴。
1.8Lまたは2.4Lの水平対向ターボエンジンとフルタイム4WDを組み合わせたシンメトリカルAWDに安定した走行性能と、安全運転支援システムのEyeSight(アイサイト)を搭載。長距離運転が予想されるキャンプでも、移動することの愉しさを味わうことができるでしょう。
とくに上位グレードには、GPSや準天頂衛星「みちびき」などからの情報と、車線単位の道路情報を持つ3D高精度地図データの組み合わせによって自車位置を正確に把握する「アイサイトX」を搭載。さらに2023年の改良で3カメラ式のアイサイトへと進化しています。
大容量の荷室はアウトドアユースをはじめさまざまな使用環境に順応します。
(※ 表は2代目モデルを参照)
中古車相場平均価格 | 220.5万円 |
---|---|
燃費(WLTCモード郊外) | 11.0~13.7km/L |
乗車定員 | 5名 |
荷室容量 | 561L |
キャンプに用意したい便利アイテム
ここでキャンプやアウトドアで非常に便利なアイテムのひとつに、ポータブル電源があります。
なかでもJackery(ジャクリ)は、グリーンエネルギーをあらゆる⼈に、あらゆる場所で提供するというビジョンのもと、防災や車中泊、キャンプ、日常節電で役立つ安全で信頼性の高いポータブル電源とソーラーパネル製品を提供しているメーカー。
最大30kWhの超大容量モデルから965gの軽量モデルまで幅広くラインナップしており、キャンプやアウトドアユーザーからも支持を集めています。
遠方のキャンプ場を訪れるなら国産車がおすすめ!

キャンプやアウトドアレジャーに向いている国産車は、は、長く付き合っていく相棒として最適な1台となりえます。
また、これからより多く、より遠くのキャンプサイトを訪れたいと考えている方には、燃費の面から見ても比較的おすすめな車種が多いのも事実。
ただし、用途や人数、求める性能によって、ひとりひとり最適な車種は異なります。
今回紹介した「キャンプに適した車選びのポイント」をふまえながら、お気に入りの1台を探してみてください。